子供集団指導で心がけていること

 今回は子供集団指導で普段、私が心がけていることを簡単にまとめてみました。全部で10個です。指導者の方は参考になれば嬉しいです。

①言葉での説明は最小限にする
 子供は大人よりも知っている言葉が少ない。たくさん説明するのは指導者の自己満足。

②テンションの高すぎる指導をしない
 高すぎるテンションは時として事故を招く

③褒めれば伸びると単純に考えない
 褒め方を間違えると逆効果

④説得、説教はしない
 説得をされても嫌なものは嫌が子供。注意をしないといけないときは短時間、簡潔明瞭に。

⑤やらせる項目を詰め込みすぎない
 子供のキャパシティはどれくらいかを意識

全体へは全体に合った声かけを。個別へは個別に合った声かけを。
 「膝を曲げずにバタ足をしよう」は膝が曲がってしまう子にだけ言う。膝を伸ばして出来る子にこの声かけは必要ない。

⑦競技テクニックの見本はよい見本だけ。悪い見本は見せない。
 映像によるイメージは良い悪い関係なく再現してしまいやすい。

⑧主導権はいつでも指導者が握っておく
 子供をコントロールしているつもりが子供にコントロールされてないか。

⑨気持ちには共感しても行動は思い通りにさせない
 思い通りにならないことが世の中にはあることを指導者の行動で学習させる。

⑩泣いていても周りの人に危害がおよぶ行動をしていなければ、必要以上に慰めたり泣き止ませようとはしない。
 泣くことは悪いことではない。泣いて暴れるなら暴れるほうを辞めさせる。人の気持ちは時間が経てば自然に落ち着くもの。指導者が無理に落ち着かせようとしてもまたすぐに戻りやすい。


以上です。賛否両論あると思いますが私はこう考えています。

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