見出し画像

産後も「はたらく女性・大人」も“ 必要なこと”は同じ

自治労北海道道東地方本部釧根ブロック女性部女性交流集会にて、「心と体のセルフケアぷち講座&働き方についてのお話会」を担当させていただきました。

ご参加者は道東の自治体職員のみなさんで、職種もはたらく場も、さまざま。共通項は、「はたらく女性」だということ。

そんな参加者のみなさんが、健康で自分らしくいきいきとはたらくには、「体力」と「コミュニケーション」が必要だと、講座準備を進める中で気づきました。

そしてそれは、「母になった女性と産後家庭」に必要なものと、全く同じ。

「運動」と「対話」は、産後のみならず、はたらく大人、すべての人に必要なものではないでしょうか。

冒頭の10秒自己紹介では、「緊張してます」「運動不足で…」と遠慮がちだった20名のみなさんが、エクササイズで汗をかいて身体をほぐし、対話でじっくり言葉を紡ぎ、ペアの方の話を集中して聴き、うなづき合う様子は、産後ケア教室の様子と全く同じでした。

今回の講座を依頼してくださったのは、9年前に「母になってはたらく」をテーマにしたワークショップ「NECワーキングマザーサロン@釧路」に参加され、私とシェアリング(対話)してくれた、自治体職員のOさん。

9年前のOさんは子育てしながらはたらくことに悩んで模索するおもいを。
私はわたしで、産後ケアの仕事での野望(!)を語っていました。

たった一度のサロンの出会いが、その後何年も続く自治体産後ケア講座や、今回のような「はたらく女性」のための講座につながり形になっています。

「ロールモデルがない」とか、「前例が…」なんて言い訳したり諦めることなく、自分たちが必要で欲しいとおもうものは、自らの手で創り出すことが出来る。

そして、いろんな人と協力して新たなものを創っていく方が、仕事も人生も、ずっとずっと、おもしろい。私はそう思います。

(Oさんが企画された2017年厚岸町産後ケア講座)

ご参加されたみなさん、Oさん、ありがとうございました!

今日のこの時間が、体調や気分、週明けからの仕事やこれからの日々に、少しでもプラスになれますように。

この記事が参加している募集