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【長野市】「たまに集まるナガノなんでもバンド」活動開始♩

11月14日からNOA長野市の「たまに集まるナガノなんでもバンド」の活動がスタートしました。公募で決まったバンドメンバーは13名に。これからどんな活動になっていくか、楽しみです。

夜のネオンホールに少しずつ参加者の皆さんが集まってきます。ネオンホールに来慣れている方も何人かいらっしゃいましたが、初日ということで、ちょっぴり緊張した空気。今日はリーダーでありNOA滞在アーティストの額田大志さん含め8名のバンドメンバーが参加しています。「たまに集まる」を銘打っているだけあって、無理なく活動に参加できるのが、このバンドのいいところ。お互いの楽器について尋ねあったりしながら、活動開始時間を待ちます。

19時になって、額田さんのご挨拶から、今日のバンドリハーサルが始まりました。「今日の段階では何も決まっておらず、これから皆さんのアイデアが反映されていく活動です」という、今回のバンド活動の主旨を再確認してから、自己紹介へ。意外と、ウクレレを持参したメンバーが多かったり、二刀流〜四刀流といった猛者(!)がいたりも。年齢、経験、バンドに入ろうと思った背景や肩書きも様々なメンバーが集まっています。

ひとしきりメンバーが軽く自己紹介をした後は、さっそく額田さんから「好きな一曲をシェアする」というお題が出ました。お題の目的は、今後の活動のために、お互いのことや音楽の嗜好を予め知っておくため。皆さん思い思いに考えて、1曲ずつ皆で聴いていきます。
額田さんは、お一人おひとりに、その曲を選んだ理由を尋ねたり、スネアのピッチ、曲の中でのアレンジの展開など音楽家ならではのユニークな着眼点でコメントしてくださっていました。

1人ずつ、好きな音楽を共有していきます

そしてついに、音出しへ!まずは、楽器を使わずに手拍子から。まずは、輪になったメンバーが1人ずつ、1回手を叩いたら、その右隣の人が手を叩いて、拍手を右側へ回していく、というシンプルなものから。
次は、「クラップしりとり」。1人2小節ぶんリズムを叩き、右隣の人は、聴いていたリズムの最後の1小節を引継ぎ、1小節くわえていくというもの。
例:
1人め「たんたた たんたん・たん たん たん たん」
2人め「たん たん たん たん・たたたん たん  」

次のリズムワークはオリジナルのリズムをそれぞれ作ること。手だけではなく、身体の様々な場所を叩いて、違った音の質感も楽しみます。それぞれのリズムをシェアし始めてみますが、意外と難しい!このあとのグループワークに向けて、額田さんの力も借りながら、各々のリズムを確定させていきます。全員分のリズムが決まったら、複数のメンバーでグループをつくってリズムを融合させます。そして、3つのリズムフレーズを額田さんの指揮で奏でてみます。1グループだけが叩いたり、全員叩いてみたり、違う組み合わせで2グループ叩いてみたり…リズムだけでも、音の広がりが生まれていきます。

リズムをグループで練習していきます

そして最後、ついに持参の楽器を使っての練習になりました。リズムを作った時のように、1人ずつフレーズを作っていきます。メンバー8人中、ウクレレ3名、ピアニカ3名と、なかなか可愛いらしい楽器編成。しかし、それぞれのフレーズは同じ楽器とは思えないくらい個性的。なんとか形にまとめようとしていた額田さんも「そうですね…」とちょっと手強さを感じられている様子でしたが、強引に(!?)まとまりそうな3グループを編成。

楽器でフレーズを作っていきます

どんな形になるのだろうと、ドキドキでしたが、練習の終わりには全員の楽器を用いたフレーズで音楽が出来上がりました!
これからのバンドリハーサルで、どんな音楽が生まれていくか、ますます楽しみになってきました。今後の「たまに集まるナガノなんでもバンド」の活動に乞うご期待です♩

(文:鈴木彩華)

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