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今後人気になるかも。上場企業の本社が少ない区は?
上場企業の本社所在地をもとに、東京23区のうちどの区に本社が多いのかを集計した。港区、千代田区、中央区などの都心3区を筆頭に、渋谷区、新宿区、品川区の計6区に、100社以上の上場企業の本社があることが分かった。これは、イメージ通りの結果といえると思う。
図表にまとめると以下の通り。図は、集中している区ではなく、少ない区に着目したかったので、本社数の少ない区から順に並べている。
オフィス立地の常識が変わる可能性
本社数が最少だったのは江戸川区で、3社の上場企業がある。具体的には日本アセットマーケティング、自動制御システム研究所、レントラックスで、いずれもマザーズの上場企業だった。
これまでの常識では、”本社が集まる都心部の高機能オフィスに本社を置くこと”がいいことだとされてきたが、その常識は今後変わってくる可能性があると思う。
たとえば、他社の本社が少ない区の方が、人の混雑が避けられるという考え方から、積極的に選ばれるようになるかもしれない。家賃が抑えれれるというメリットも大きいはずだ。本社移転とはいかなくとも、住宅地の近くにサテライトオフィスの設置するような企業が、今後増えてくる可能性はあるだろう。
オフィスが少ない区が、ひょっとすると働きたい街に変貌するかもしれない。
データは「会社四季報オンライン」を利用して収集した。https://shikiho.jp/
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