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10年目の7月7日

SNSで「ねぇねぇ、聞いてやってくださいよー」と目立たせることは出来るけど、じんわりと振り返っておきたいと思ったので、覗きに来ないと読むことが出来ないこちらに記しておきます。


10年目の今日はとてもとても大切な日でした。

7月7日。

平塚出身の僕にとっては、七夕祭りのウキウキした気分がほんの少し蘇ってくる日。

今はかなり特別な日。

7月7日は妻の誕生日なのです。

そして結婚記念日でもあります。

ものすごく忘れやすい僕を気遣ってくれて、自分にとっての大切な一日に、別の意味づけをしてくれたんです、妻が。


2013年の今日。

窓口が開いていなくて、守衛さんに届けたから、確か土曜日だったと思います。

伊勢原市役所に届けを出しました。

あの日から今日で10年です。


10年という歳月を振り返って

単に振り返るだけですと、よく言う「あっという間に」ではあるんですが、ここに至るまでの道のりは、平坦なところを走った記憶がまったく思い出せないほど。

自分ごとはもう言いたくはないとは思っても、妻のこれまでの頑張りを思えば、かなり苦労をしてきましたと言わざるを得ないのです。

妻は仕事のパートナーでもあって、この10年は明るい家庭を築くためという意識は持ちつつも、とにかく仕事を安定させるために費やしてきた10年でもありました。

仕事が安定さえすれば、家庭も平穏になるのだと信じていましたからね。

これについては半分正解だったし、もう半分はそんなことでもなかったのかな、と。

10年で事業は安定したものの、経済的には言うほど裕福にはなっていないけれど、家庭はとっても平穏で幸せを実感していますから。


子育てが始まったことが、そんな幸せな家庭に色を付けることになりました。

竜弥は6歳4ヶ月になったので、この10年のうち半分以上は子供達が生まれてからの時間です。

夫婦で過ごしている時に初めて海外旅行をしたり、沖縄や北海道にも行きましたけど、子供達と行ったら沖縄旅行の方が多いし、子供達が生まれてからの方が飛行機に乗る回数も増えました。

何故だろうって頭を巡らせると、子供が生まれてからの夫婦関係の変化が全てかなと。

母親としてのリスペクト、日々すごいなぁって思っています。

子育てについて日々悩んで、うんうん唸りながら考えていることを思ったら、仕事での苦労なんて別に大したことじゃないっすね。

社会ではもう随分の前から、男女共同参画とか、女性の働く権利とか、まぁこれも都合よく解釈されて語られてきたことだと思うんですけど…
あえて言わせてもらえば、お母さんは子供の傍らに居るだけで尊いんです。

存在が国の宝なんです。

だから「社会に出なきゃ、働かなきゃ」とか、「権利を主張しなきゃならない」とか、もしかしたらお母さん達がそれらを望んではいないことだったら、母親としてのご自分をそのままで許容出来る社会を、僕は見てみたいと思います。


話が逸れましたが、夫婦の関係についての続きを。

加えて最近、聖書を学び、ここに書かれた生き方を実践している中で、夫婦の価値観を一致させていくことを大切に考えるようになったことは、僕ら家族にとって大きいですね。

もうハッキリしていることとして、今後離婚したりすることは、決して起こらないと断言が出来ます。
もちろん喧嘩はあると思いますよ。
それはただの一時のことです。

僕たちが営んでいるのが、社会へ与える影響を考え続ける事業なので、社会の最小単位である夫婦がですね、こうして健全でいて、事業にもこの姿勢で臨めている現在。

今から、それこそ10年前を振り返ったら、この道を歩いてこれたことに感謝しかないんです。

沢山の苦労を与えられたこと。

試練によって鍛えられたこと。

今思えば本当にありがたい。

エゴで刺し違えそうな時、グッと我慢をしてくれた妻。
すぐに投げ出したくなる僕の性格を見守ってくれたから、夫婦関係も、事業も壊さずにすんだ。

あの時はごめんなさい。

いまだにどうしようもない僕を支えてくれて、ありがとう。

お互いにだけど、他人から見たらしなくても良い苦労をわざわざ取りに行って、その分たくさん経験できて、本当に良かったね。

ここまで同じ道を歩んでくれた妻への感謝を込めて

これからもどうかよろしく。
お誕生日おめでとう。

僕は『すべての人が今生あることを感謝出来る世界』を子孫に残せるよう、目一杯に生きています。 頂いたサポートはすべて、理想の世界実現に向けた活動資金として使わせていただきます。 いつもありがとうございます。