古いものを捨て去る勇気
明日の自分は今日よりも良くなりたい、と多くの人が願っているはずです。
今日頑張ったことは、明日の蓄えになるようにと仕事に励んだり、望む望まないは抜きにして一定の努力をするものです。
「そうは思わない」という方がいましたら、ぜひご意見をいただきたいのですが、僕がそう思うのは自然の成り行きを見た時に確信を得たからです。
こちらの写真は、自宅のベランダで育てている植木鉢です。
木の名前は知りません。
写真を撮ったのは6月。
例年になく早い梅雨明けが宣言されて、晴れの日が数日続いた後の様子です。
夏は植物が青々と成長する時期ですから、新芽が次々と吹き出し、葉はどんどん大きくなり、丈も大きく成長します。
この写真で見ていただきたいのは、そんな木々が増えて広がっている様子と、その下に落ちている枯れた茎と葉の部分です。
植物というのは、より大きくなっていく過程で、同時に古い部分を枯らして身から剥がしていく、正反対の作業をします。
タイトルにも書きましたので、お察しのことと思います。
成長とは、自然な新陳代謝が起こること。
つまり良くなっていく過程には必ず、古いものとの訣別があるということです。
成長度を上げようと努めれば努めるほどに、さまざまな古い自分と、それに纏わるものとお別れすることが増えます。
家の中にあるものだけでは済まされません。
これが自分の性格であると決め込んできた頑なさを180度変える必要もあるでしょうし、場合によっては過去の否定に繋がることだってあるでしょう。
人間関係などは最たるものです。
人の成長には勇気が必要であると言うのは、この辺の痛みが伴うからですね。
変わりましょう、少しの勇気で良いから、少しずつ。
僕は『すべての人が今生あることを感謝出来る世界』を子孫に残せるよう、目一杯に生きています。 頂いたサポートはすべて、理想の世界実現に向けた活動資金として使わせていただきます。 いつもありがとうございます。