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オイラーの贈物 吉田武

さて、この本はどうまとめをしようか。
500ページ超えで、知らなかった人の公式の話。

素人でもわかるように「自然数」から教えながら進めてくれ、ステップごとの公式で哲学にふれるので、とてもエキサイティング。

個人的なハイライトは、虚数はネガティブな名前だけど、数の世界に存在する数字。
そして実数も虚数もどちらも人間が考え出した“imaginary”numberだというくだり。

気づきがあったのは、いろいろな数学の公式を道具として持っていれば、統計データなどをみて仮説を立てる時にすぐできて、効率がかなり違うだろうなと。数字の分解や積の種類を持っていればセンスに違いが出る。

だから、研究や分析に数学はとたも大事。

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