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人生

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ながめいづきの人生。毎日の鬱備忘録を生み出す思考回路の原体験。どうしてひねくれてしまったのか、その謎が徐々に紐解かれていく。
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#人生

120:夜逃げ後の日常|人生#007

120:夜逃げ後の日常|人生#007

・前回

・久留米で転入した中学校の記憶は、自分の人生の中で最も薄い。
・中学2年生〜卒業にかけては暗黒期だった、とはっきり言うことができる。

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・夜逃げやその後の後処理などが終わってから数日間はただ過ぎる日々をなんの感情もなく過ごしていた。
・家族で市役所などに転入届を出したり、通うべき中学へ転入手続きを済ませたりした。

・どの手続きにおいても母は呆然としていたため、兄と協力しながら

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070:小学生前半|人生#002

070:小学生前半|人生#002

・前回

・小学校低学年の頃は自我があまりなかった。

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・校庭に藤棚があり、春にはクマバチが大量発生する小学校に入学した。
・僕が通っていた幼稚園の人たちの多くは校区がそこそこ離れていたからか別の小学校に行ったみたいで、卒園時にはいろいろな人とお別れをし入学時には大半の人と初めましてをした。
・初めての登校は5つ離れたその頃小学6年生だった兄と一緒だった気がするが、あまり覚えていない。

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060:幼少期|人生#001

060:幼少期|人生#001

・前回

・物心がついた頃にはピアノを弾くことは当たり前だった。

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・僕は福岡県飯塚市という、麻生太郎の出身地として名前が上がらなくもないような、治安の悪い場所で生まれたらしい。
・らしいというのも、生後半年で福岡県の柳川市という北原白秋の出身地であることや川下りで有名な地に引っ越したので、僕の記憶は柳川市から始まっている。
・父が福岡銀行という地銀に勤めていたので、福岡県内での引っ越し

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