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学習における暗記の重要性

看護師国家試験の発表がありました。今回は2月13日の日曜日です。

さて、学生からは「解剖が苦手」「どんな風に勉強していいのか分からない」「何度も同じところを間違える」といった声が毎年のように聞こえてきます

試験で点数を取るには単純に「知っている」「理解している」「考えて答えを導き出す」というのが必要になります

昨今、看護教育の界隈ではアクティブラーニングや臨床判断能力といった言葉に踊らされて

考えることのできる看護学生を育てることが教員の使命だとばかりに教育系の雑誌には様々な先生のありがたーいお話が載っています

でも、よくよく「考えて」欲しいのが

そもそも知らないものは考えても出てこない

つまり、知っているということの重要性

例えば、『膵炎の患者さんへの食事で注意することは?』という問題が出たときに

そもそも、膵臓ってどんな仕事をする臓器なの?

炎症が起こるとどうなるの?そもそも炎症って何?

という基本的な知識がない限り考えることなんてできない

知っているを増やすには暗記が大事です

例えば自分の携帯番号、生年月日、実家の固定電話の番号や番地など

これらは、意味のない数字の羅列です(携帯番号は11桁、生年月日は7~8桁)

でも、空で言えるということは何度も繰り返しアウトプットを繰り返しているからではないでしょうか?

つまり、暗記には何度もアウトプットを繰り返すことが王道で最適解

そこで、今回紹介したいのがWord Holic

やることはすごくシンプルです

覚えたい単語とその答え、ヒントを作るだけです

アナログで英単語を覚えるのにやったアレです

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コメントというところに思い出すためのヒントを作ります

で、あとは定期的に(アプリではエビングハウスの忘却曲線にそったタイミングでとうたっていますが、そこは別になんでもいいので)通知がきます

アナログの単語帳よりアプリで暗記することのメリットは

アナログ単語帳は「よし!やるぞ!」が必要ですが

アプリなら「Twitterでも見ようかな…WordHolicにバッチが付いてる。どうせ5分ぐらいだし、やるか」

つまり、スマートフォンは肌身離さず持ち歩いているツールなので「単語帳忘れた」というような言い訳ができない

常に目に入るところにアプリを置けばやる気というもののハードルを下げることができます

問題の作り方もスマートフォンでポチポチ文字を打つ以外に、

写真を撮る

Googleスプレッドシートを読み込むというのができます。

学生はスプレッドシートを読み込ませるという高等テクニックはしませんが、よく間違える業者模試の写真を撮って繰り返してみる事はできます

学習系YouTubeではANKiを推していますが、お金のない学生&iOS、Android両方で使えるという面でもWordHolicは薦めやすいです

スマートフォンで勉強することに抵抗があるかもしれませんが、そもそもスマートフォンをゲームとSNSにしか使わないのは宝の持ち腐れです

最新のiPhoneなら数年前のMacより処理速度は上。小型のPCを持っているのと変わりません

道具をうまく使って、楽に学習を進めましょう

勉強とは紙のノートに教科書を書き写す(写経)ことではありません。

自分がそうだったから=正しいやり方ではなく、勉強の仕方もどんどんアップデートしていきましょう

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