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Claude 3.5 Sonnetという名前だけでも憶えて帰ってください ~新機能Artifactsがハンパ無い~

第三勢力

どーも。最近ストレスが溜まっているのか、甘いものが欲しくなったりします。
特に昔のお菓子が懐かしくて、子供のおやつをつまんだりすると、グーで腹パンしてきます。何だこのガキ。親の顔が見たいよ。

昔のおやつで思い出すのは「きのこの山」と「たけのこの里」ですが、皆さん、どっち派でしたか?
「すぎのこ!」とか答えた方!あなたはズバリ…
「おっさん」ですね?
これがメンタリズムです。

全く浸透しなかったですけど、昔「すぎのこ村」ってのが第三勢力だった時期がありました。全く浸透しなかったけど。

さて生成AIの第三勢力と言えば、何でしょうか?
まず二大勢力と言えば…

OpenAIの「ChatGPT」
またはGoogleの「Gemini」

この2つの企業を思いつく人も多いかもしれないですね。

「もっとあるだろ!バカ!」と言われたら、それはごめんねっ!(# ^Д^)

今回私が個人的に第三勢力なんじゃない!?
と感じたヤツのお話でございます。

Anthropic(アンソロビック)のClaude 3.5 Sonnetとは?

『時は2022年!世界はOpenAIの炎に包まれた。文章を要約し、アイデアを吐き出し、あらゆる生成AIはChatGPTになったかに見えた。だが、他の生成AIも死滅していなかった(当り前やろ)』
ちゃらららーーん

ぽかんとしてる方…「北斗の拳」を知らん方が悪いから。

生成AIに強い企業の中で、スタートアップ企業としてOpenAIのライバルと言われているのが、2021年にOpenAIから出て、複数人で立ち上げたスタートアップ企業Anthropic(アンソロビック)です。
知らないと言う方恥ずかしいですよ。僕と同じレベルです。

そして同社が2023年3月に開発した生成AIが「Claude(クロード)」
リリース直後に既にGPT-4を超えると言われていました。
その最新バージョンが最近リリースされました。
それがとんでもないと話題になっております。

おまわりさん、こいつです

どれぐらい凄いのかというと
「大迫」ぐらいハンパ無いって噂です。
( ;∀;)モウハンパナイッテ

とりあえずAnthropicの公式サイトから資料を拾ってきました。

Claudeには、Opus > Sonnet > Haikuの3つのモデルがあるんですが、その中間モデルSonnetがアップデートしたものがClaude 3.5 Sonnetです。

中間モデルがアップデート

例えるなら『3匹のこぶた』の次男坊のお家が「清水國明のログハウス」にアップグレードした感じですかね。

…伝わらん?

今Claude 3.5 SonnetがトップLLM

まずこちらをご覧頂きたい。

なんとベンチマークの中で、最もスコアの高いモデルになっています。

最新のGPT-4oと比べても、ほぼすべての項目で上回っています。
まぁ項目の内容は英語でよくわからんけど。なんかすごそうやん。

無料で試してみた

ちなみにOpus は有料版でしか使えないのですが Sonnet は無料で使えます。
最強のAIが無償で使えるということで、これは使ってみるっきゃないですね。

有償版を検討している懐に余裕のある方は、是非私の分も払って下さい。

さっそくサインイン!


こちらこそ!

という感じでサクサク登録してきました。
でこちらがホーム画面ですね。

こちらにチャットして回答をもらうということで、ほぼChatGPTと似た感じですね。

では波田陽区風に感想をお伝えしますね。(は?)

「拙者ギター侍じゃ…
わたしClaude 3.5 Sonnet。ほとんどの指標でトップです。
生成AI最強なの…って言うじゃなぁ~い。
でもあんた… ほとんど人がこの差を実感できてませんからぁ!ざんねーん!!…普段使いはChatGPTで十分 斬り!!」

それはほっといてやれよ

アウトプットも速かく、回答も正確な気がしたんですが、大きな違いを実感できるかというと、普通のおじさんにはわからんちん

でも焦ってはいけません。すばらしい新機能がある事を皆に伝えたい!

Artifacts(アーティファクト)

この「Artifacts」が使いたくてClaude 3.5 Sonnetをやってみたと言っても過言ではありません。

これは、会話ウィンドウの横に、Claudeが生成したコンテンツを表示できるArtifactsウィンドウが実装されたもの。

プログラミングのコード、Webサイト、ちょっとしたゲームまで、様々なコンテンツがArtifactsとして扱えるんですね。

まぁ百聞は一見になんちゃら!まずは設定してみましょう。

Feature Previewをクリック!


Artifactsをオン!

これでOK。
あとは普通にチャットしたらなんか作ってくれるはずです。

では「ブロック崩しのゲームアプリ」を作ってもらいましょう。

なれなれしい態度でお願いしました。

すると、この右側のウィンドウにコードがだらららーっと書かれていきます。

そしてそのプレビューが出てきました。

右側にブロック崩しがでました。

カーソルで動かしてブロックを崩すゲームが簡単に出来ました。

少し修正を加えたいのですが、チャットで指示してみます。

「ブロックをカラフルにしたいんですけど」

褒められました。
カラフルになりました~

毎回開くたびにランダムな色になるようにしてくれました。すごっ。

もう少しなんかやりたいですね…
無音だと寂しいので、効果音とかつけられるのでしょうか?
お願いしてみましょう。
「効果音つけて欲しいな」

さぁ、実際に動かした感じはこんな感じです。

ちゃんと効果音つけてくれましたね!
ずっとやってると不安になりそうな音ではありますが。

他にも簡単なアプリや資料作成などやれることは山盛り満点です!

まとめ

ベンチマークが今ある生成AIの中で最高値というのは、やっぱりすごい事ではありますね。

ただ恐らくごく近い将来に「GPT-5」や、「Claude Opusのアップデート版」が出てきて、すぐにベンチマークを更新するという競争がしばらく続くのではないでしょうか。

ですからユーザーにとっては精度よりも、機能の差別化がポイントになるような気がしますね。

性能的にはChatGPTでも恐らくコードの生成はしてくれますが、実際に立ち上げてみるまで、ちゃんと動くか分かりません。

Artifactsを使えば、思ったような動きをしなければ、チャットをしてプレビュー見ながら修正できる。これは秀逸です。「プログラマーいらなくなる説」を久しぶりに感じました。

今後どんな便利機能がアップデートされていくのか、いろんなAIを追いかけて見つけていきたいですね!


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