絵が下手な人でも楽しめる!Akumaの『AIキャンバス』が面白い
ネタ探し
こんちわ。体調ワルオです。
コロナになってしまい1週間ほど何もできず、隔離された部屋で孤独な時間を過ごしておりました。味覚もナッシン!
熱にうなされて、工場で生ゴムが溶かされ続けるという謎の悪夢を見ていました。なんちゅー夢やい。
そんな悪夢にうなされながらも何かネタはねぇかと「X」でサーフィンしていました…
あ、悪夢… あくむ … Akumu ?
それっ!ここ! Akumaの「AIキャンバス」!!
私のハートにレボリューション!!
(すみません、まだ熱があるかもしれません)
Akumaの「AIキャンバス」
こちらはリアルタイム画像生成の『Akuma.ai』がリリースした『AIキャンバス』です。
文章で状況を指示して絵を描いてもらうというのはよくある生成AIですよね。
これはある程度プロンプトで状況を指示をした上で、画面上のキャンバスに自分で適当な絵を描くと、それを上手に描いてくれるという新しいかたちの画像生成AIツール。
平たく言うと、絵がド下手でも上手に描いてくれると言う事です。画伯と呼ばれて迫害されていきた方には朗報です。
2月に正式にリリースされて、いま無料で使えるということですので、絵のへたくそどもは是非お試しあれ。
いじってみよう
例えば「男の子、着物」とか土台となる状況のプロンプトを入れておきます。
あとは右側のキャンバスにすばらしい画伯な絵を描きます。
すると左側にAIが補正した絵を描いてくれるのですが、いかがでしょうか。
かなりきれいに描いてくれますね。
AIが部位を認識してくれるので、例えば黒い●を一つにすると横顔、●●と2つつければ正面の構図で捉えてくれます。頭賢いなー。
画像のアップロード
また画像をアップロードして参考にすることもできるようです。
何か適当なものをアップロードしてみましょう。
何かないかな~。
お、以前同僚が作ってくれた私のアイコンがありました。
これアップロードしてみましょう。
ではこれをアップロードして、プロンプトつけて、リアルな私をめざしてみましょう。
「無精ひげ、おじさん、眼鏡、40歳」と指示します。
いや、悲しいプロンプト!!
アニメ調ではありますが、だいぶリアルに出来た気がしますね。上の方にある謎の言語が気になりますし、髭が無いけどな。
ここでプロンプトを変えてみると、イメージを変える事もできるのでしょうか?
プロンプトを「眼鏡、美少女」に変更してみます。なんで?
おぉ!ちゃんとできましたね。アップロードしたイメージから離れた感じもしますが、AI補正恐るべしです。
しかし自分を美少女に変えて喜んでるのは、どう考えてもやばい奴ですね。
引き返せなくなる前に、美少女化はこれくらいにしておきます。
シード値
この生成した画像には『シード値』というものがあります。
前回DALL-E2でうまくシード値が出せず一貫したキャラクターをあきらめたのですが、このシード値を変えることで、若干異なるキャラクターの生成ができます。
また42に戻すと、先ほどのキャラクターに変わるので、色々とシード値を変えてみてドンピシャな画風を探すのも面白そうですね。
AIの強さ
またAIの強さも調整できるようです。
例えば、値を0.1にするとほぼ落書きのままですが
この値を少しずつあげてくと、AIの補正がだんだんかかっていきます。
絵がある程度描ける人であれば、AIの強さを微調整して、自分の理想に近づけることもできるかもしれませんね。
描いた画像を再利用する
なんとなく絵がそれっぽくできてきたら、その出来た絵を右側のキャンバスに移すこともできます。
「画像を使う」を押下すると、左の画像が右側のキャンバスに移り、それをさらにAIが補正してくれます。
そうすることでより詳細な完成品になっていきます。
最終的な仕上げにいいかもしれません。
感想
今回はそんなに使いこなせていないので、うすーい体験になってしまいました。他にも色々機能がありそうなので、もう少し遊んでみたいと思います。なかなか自分が思ったような絵にはならかなったのが心残りです。
例えば自分の書いた●が「目」ではなく「口」と認識されてしまう事もありますし、そうするとまったく違うイメージになってしまいます。
ある程度絵が描ける人であれば、AIが思ったような補正をしてくれずストレスに感じてしまうこともあるかもしれません。
絵のうまさというよりは、絵で特徴を伝える能力が求められる。そんな印象を受けました。
しかし構図をうまく認識してくれるのは、いままでのツールであまり無かったような気がします。(そんなことないのかな…)
通常の画像生成AIだとテキストで説明しなければいけませんが、何案か出してもらわないと、ドンピシャなものに当たらない事は良くあります。
自分でイメージを描く事で、構図を伝えやすく、うまく認識してくれるはAIキャンバスの利点と言えかもしれません。
とにかく、最近はいろんなAIツールが出てきて飽きません。
これからもっと精度も上がってくるでしょうし、AIと画像編集ツールを駆使してプロ並みの作品も作れる可能性は十分。
技術はなくとも、センスがあればモノづくりができる時代になってきましたからね。
美術とか図工は好きだけど成績はいつも3。そんな私のような人は、是非AIに頼ってみてはいかがでしょうか。
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