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ようやく自分を大切にする時が来た

深夜4時の長濱由成(Yoshinari,Nagahama)です.

どうもやる気が起きない.今日は統計学のテストと3時間ぶっ通しのデザイン講義が日中控えているのだけれど,テストの勉強も睡眠もなぜだか意欲が湧かない.テストの勉強をしないのならさっさと寝ればいいじゃないかとも思うが,体が睡眠に対して好意的に感じていないようなので結論ダラダラ過ごしているというわけだ.用もなく起きるというまるで自傷行為な感じがするが,今日はそんなフラストレーション真っ只中の状態でお届けするという珍しい回にしたいと思う.

そもそも,やる気が出ないなんていう話は今に限った話題ではなく人類の祖先からずっと語り継がれてきた永久の悩みのひとつであろう.そして,先祖代々考えられてきたものの解決できていない課題なのならばそもそも一個人の私が全力で抵抗しようとするのはむしろナンセンスではないだろうか.人類がこれまで誇ってきた教養人,知識人,天才を以てしても解決できない課題をわざわざ僕たちが挑む必要はない.あなたがアンドリューワイルズやガロアやアイバンサザランドなら話は別だが.

さて,このように考えている思考のきっかけ(prompt)は「そろそろ自分を大切にしても良いんじゃない?」と友人に言われたからだ.あまり人の話をすぐに受け入れない私なのだけれど,彼女の言う事はどこか面白みがあるので全力で乗っかってみる.ちなみに,昨日書いた「n=1で対人理解を進める」という考えの原案も彼女だ.そちらも最近の書いた文章の中でかなり上位に入るものなのでよければ足を運んでほしい.

さて,話を戻す.自分を大切にすると一言でまとめることは簡単だが実際にそれを実行することが難しいのが人生の辛い所.今日のnoteではそれを少しでも考えてみる.具体的には物理的な優しさ精神的な優しさの2方向からアプローチしてみる.

まず物理的な側面からだ.まず寝る.そう,寝る(笑).今の状況が睡眠に対するアンチテーゼ過ぎるのだが,明日からはなるべく熟睡することも視野に入れるのが良いだろう.ただ,睡眠は想定外に体力を要する.単なる休息だと思うかもしれないが,少なくとも私は睡眠導入時に落ち着きがなく何時間も寝れないことが頻繁に起きるのでこの解決策だけでは現実的ではない.なので,起床時の負担を軽減する方向性から攻めていく.

例えば,荷物を減らすこと.普段から家やカバンにあるモノの総量は減らしているつもりだが,気づけば増えていくのが質量の怖いところ.以前から「質量の決別」を提唱している私なのだからモノは極限まで減らしていこう.必要のあるなしを徹底的に吟味し,片手に収まる程度の荷物で生活してみたい.まるで『佐藤可士和の超整理術』のような話だ.気になる方は図書館とかで読んでみてほしい.

これに付随して,外出中では情報も極力持たないようにしていきたい.具体的に考えられるのは「見えない繋がりとの別れ」,SNSに代表されるようなコミュニケーションツールの非常駐化である.例えば,普段僕はLINEをiPhone・iPad・PCの3種類すべてに入れている.Slackも同様だ.けれど,常に繋がっておく必要性が果たして本当に自分を大切に出来ているのかは疑問が残る.

なので,当分はPCとiPhoneを所持品から外し勉強に使うiPadだけを持ち運ぶ.そして,そのiPadにも連絡手段はインストールしない.これだけで荷物を約2.5kgほど減らせるので大躍進である.少々強引かもしれないけれど,この生活が上手くハマる可能性が1ミリでもあるのならとりあえず実験だ.てなわけで,外では基本連絡が取れない人だという認識でいてほしい.笑

他にも毎日細やかな運動をするとか足湯につかるなどしてケアをするのも良いだろう.身体が資本とは本当にその通りだとここ数年で認識しつつあるので無理しないように気を付けたい.

さて,情報でも少し触れたが次は精神面で自分を大切にしてみる.色々手段はあるのだけれど大事なのはマインドセットを変えることがひとつ重要な鍵となるだろう.自分を大切にする上でまずは考えておきたいのが「どれだけ[やさしい]を使いすぎないか」だ.自分で言うのもなんだが,長濱という男は淡泊なふりして意外と優しい.大切な人や頑張っている人に対しては全力で向き合うし,誠心誠意支える.

けれど,その[やさしい]自分を完璧に保とうとするがあまり自分の本音や嫌な部分に目を向けず,結果として心身を痛めつける癖がある.この悪癖からどれだけ距離を取れるかが目下の課題にある.今すぐ具体的な解決案がある訳ではないけれど,ひとつには自分の負の感情に素直になること.そして,それを周囲にきちんと誇示すること.最終的に,人との付き合い方を変えること.簡潔に書くとこのようなプロセスを踏むことになるだと思う.もちろんすべて達成するのは至難の技かもしれないけれどそこは僕だ.頑張る.ただ,それだけだ.まぁ,正直になることを頑張るってなんともアンビバレントな気もするのだが.笑

それと同列の課題として「自分の成長と休息のバランスをどのように取るか」が挙げられる.実際,自己成長のために毎日焦る一方でこのような生活はいつか破綻するなと思っている節もある.これに関してはとりあえずの解決策だけれど「ここ数週間は予定が詰まっているから無理に成長せずタスク処理に集中する」というのが良い気がする.

なんでかというと,ここから1か月の間に大量の課題とプロジェクトの進行とTOEICの勉強とその他諸々が私を待っているのだ.それらすべてを真面目に取り組むだけでも中々な労力を使うことを考えると,ここから1か月間は無理をしないというのが短期的な得策だろう.自分が一度死ぬとこれら既存の課題すら満足に取り組めないのでそれだけは避けるように善処する.自分の人生は自分が主役じゃなきゃいけない.バナナマン設楽さんの言葉を唐突に引用し休息への言い訳としておく.

てなわけで,人生60%くらいで頑張れるように善処する.前進的後退.ややこしいがこの表現が適切であろう.

では,また.


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