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差別化とか個性は後から考えよう

このnoteはオンラインサロンAGILE Innovationで2023年11月25日(木)に書かれた記事をもとに投稿しています。


こんばんは、新しく後輩の子を1人サロンに入れたら、思いの外喜んでくれたのでシンプルに嬉しい長濱こと「分かりやすいヤツ」です。
#これからも皆さん
#よろしくお願いします


さて、今日は「差別化とか個性は後から考えよう」というテーマでお送りします。

今日の話は、若者からすると「そう、そこに悩んでる!」となって、社会人の方からすると「若者ってそんなこと考えてるのか!」となるような話を書こうと思うので、今日もよろしくお願いしまーす!^^


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嘆く同年代の若者たち
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以前から何度か「ポートフォリオ」の話をしたところ、なぜか僕のLINEに「自分の武器が分かりません...!」という嘆きのメッセージがいくつか届きました。

▼この記事です↓↓↓
(リンクはサロン内の秘密です。)


そんなにあの記事のパワー強いのか、と思いつつ、人の相談を聞くのは好きなんでとりあえず全員の話を聞いて見たんです。


相談してきてくれたのは同級生や後輩といった、いわゆる『若者』とか『Z世代』に分類されるような無名の子たちです。


で、そんな彼らから1発目に来る問いの多くは「自分は何者でもなくて困っている」という話で、どうやら「自分にはこれがある!」っていう要素がなくて、どこに行っても自分のことを上手に説明できない、そうです。



彼らの悩みは

・武器がない
・能力がない
・やりたいことがない


といった「ない」の3拍子で、聞いてるだけでも辛そうな感じがヒシヒシと伝わってきます。



で、この話って要は、自分が人と「差別化」できない、っていう話と同じだと思うので、今日はそれに対する自分の考えを記してみようと思います。



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差別化は必要か
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道を歩いていると「なんでこの店続いてるんだろう・・・」みたいな景色ってたくさんあると思うんです。

特に僕は大学時代を山口県で過ごしているので、まぁぶっちゃけその数も東京とか大阪といった地域より多いんですよ。

例えば、小さい商店街があってそこにコーヒー屋さんとかあるんですけど、別にそこが特別な差別化とか個性を持っているか、と聞かれると、ほとんどないと思うんです。


というか、世の中で売れようとしているバンドマンも画家も作家も広く見たらそこまで大きな差別化はなくても売れてたりする訳で。


先ほどのコーヒー屋さんの話に戻ると、そういう店って近くにスターバックスとかあっても意外と残ってたりすると思うんです。



だからこそ、「なんで生き残ってるの?」っていう疑問も浮かぶ訳はずです。

けれど、よく中身を見たら「店舗は家の1階部分」だから家賃が掛からないとか、夫婦だけで営んでるから人件費が掛からないとか、広告を一切出してないから広告費が掛からないとか。

とにかくランニングコスト(維持する時に必要なコスト)を少なくして店を継続している店舗さんなんて山のようにある訳で。




けれど、ここに武器も能力も差別化もありませんよね。シンプルに「コストを削った」だけ。

偉そうなので今すぐにでも退散したいですがサロンの皆さんにだけお話しすると、同年代の子たちがぶつかっている悩みって「3歩先の悩み」だと思うんですよ。

コーヒー屋さんがまずするべきは「差別化」より「美味しいコーヒー」をお客さんに出すことで、別にここにブランディングとか必要ないはずなんです。

人単位で見ても一緒で、シンプルに価値の高い人材になりたいなら、英語をペラペラ話せたり、知識が豊富だったり、資格持ってたり。探すと色々あると思うんですよ。

だって、同年代の皆さんからしたら僕は色々やってるかもしれませんが、数年後には司法試験に受かった同年代に年収で負けるかもしれないんですよ?(笑)

辛い話だけど、世の中の仕組みとしてそれは決まっている訳で。


「やりたいことがない」よりも手前で考えるべき話は山のようにあるし、自分と本当に合ってる【天職】なんて、まぁ見つかる人の方がレアで、うちの両親も愚痴を言いつつ働いてますし、それで生活できてるしイイと思うんですよね。


それに僕が「どうしたらイイ?」って聞かれたら迷わず「もっとコミュ力を伸ばそ」って思うし「もっと色んな場所に足を運びな」って言うだろうし、「もう少し失敗の切り傷を増やしなよ」って伝えるでしょう。

「差別化」を考えるのはもちろん大事なんですけど、それを考えていい時間帯と考えても意味のない時間帯がある(自戒を込めて)っていうのはキッチリと頭に刻んでおく必要があるでしょう。


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「答えを探す」
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もうひとつだけ「老害」っぽい話をさせてください。
(19歳だから許してね・・・^^)


最近の若い人の傾向で、どんな場面でも『正解』があるだろう、と考えてると思うんです。

これは完全に「受験勉強」の弊害で、常に答えがある世界は学校だけなんですけど、それを社会にも拡張して考えてしまうと言うのがあると思っていて。



で、それに拍車を掛けたのがインターネットで、何か問いをググるとすぐに答えが出てきてしまうため、どうしても世の中を受験問題と同じように見てしまう、というのがあると思います。


例えば、僕が「色んな場所で講演してるよー」っていうのを聞いたら「講演するためのルートとか解があるに違いない!」ってなるのが今時の学生(僕が言うから間違いじゃない)だと思うんですけど、実際は【結果】こそが正解だと思います。
#こんなのググっても出てきません


ていうか、正解があったら僕はもうちょっと早めに色々肩書きとかプロジェクトとかお金とか作れてるので、ぶっちゃけ失敗しまくりなんです・・・。(笑)

どれだけあなたがAっていうルールに反対でも、それで会社の売り上げが2倍になったらそれが【正解】だし、逆に下がったらそれは【不正解】、本当にただそれだけなんです。



もちろんある程度の予測とか予備知識は必要だけど、
そんなの微々たるもんですし。



なので、つべこべ言わず一緒に失敗しまくろうよ!っていうのが答えです。
#なんて酷いアドバイスだ
#先輩やめちまえ(笑)



というわけで、今日は路頭に迷う同年代の皆さんに向けて色々書いてみましたー!^^

では、また明日
長濱(2023.11.25)



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