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無名の時からポートフォリオは持つべきだしケチっちゃダメ

僕は会員数が24名ほどのオンラインサロンを運営してます。

まぁ、実際はサロンと名の付いた『メルマガ』なんですが、たまに記事を公開しないと「少し気になるけど入るには勇気いるなぁ」っていう人も居ると思うので、たまに記事を【全文】noteで公開していたりします。

今日がその日です。

前置き長い人は僕自身が1番嫌いなので、
さっさと本編へLet's Go〜!^^

このnoteは2023年11月1日(水)にオンラインサロン『AGILE Innovation』で投稿された記事を基に書かれています。


こんばんは、ハンガリー大使館で公邸料理人の日本食を食べてしまったせいで、完全に日本に戻りたくなっている長濱です。
#なんであんな美味しいねん
#今すぐ帰っておにぎりを食べたい


さて、今日は「無名の時からポートフォリオは持つべきだしケチっちゃダメ」というテーマでお送りします。

今日の話は、これから「誰かと仕事したい」とか「力を借りて挑戦したい」みたいな、まぁ要するに「何かしてみたい!」という人に向けたお話です。

#小難しいことは言わないです


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判断材料を持つ意味
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お仕事やプロジェクトというのは、
当然ながら「できる見込みのある人」に声をかけます。

大工さんに対して「今度の料理会の先生はどうですか?」というオファーは来ませんし、体操選手に「こんなWebサービスの構築を依頼したいんですけど・・・」とは当然ですが、なりません。

Webサービスを作りたいならWebサービス専門のプログラマーに頼みますし、そろばん教室の先生はそろばんの有段者にお願いします。

つまり、この『ふるい』に落ちないためには「私はこれができます」という参考資料がないとダメなわけです

ちょうど先日、プロ野球のドラフト会議がありましたが、あの場で球団に選ばれる人は間違いなく甲子園や大学や社会人野球で結果を出してきた人で、野球経験0の僕が唐突に選ばれることんなんかないんです。


よく「ワシ選ばれるかな?」と勝手にソワソワしている可愛らしいオジサンたちがいるそうですが、彼らが選ばれることは1億%ありません。


なぜなら、ここで球団が見ているのは「この人はどういう実力や特徴があるのか?」という部分で、それが自分たちにとってメリットがあるなら選びますし、メリットが少なければ取らない、という単純な話です。


つまり、プロ野球選手になるためには「私はこれくらい野球が上手です!」という【参考資料】がないとダメという訳です。


こういった参考資料のことを『ポートフォリオ』と呼んで、主にはデザイナーやアニメーターなどの間で広く知られているものです。

ポートフォリオは、これまでの自分の作ってきた作品集みたいなもので、その雰囲気と選ぶ側の目的が合致すればその人は採用されます。


さっき話に出した、ドラフト直前になるとソワソワするおじさんが選ばれないのは、そういう理由です。判断できる材料を持っていない限り、そのオジサンは『ふるい』にすら掛からない。


さて、ここでまずみなさんと共有しておきたいのが「実績がなくてもポートフォリオは持っておいた方がいい」ということ。


世の中でパッと目にするポートフォリオって、ユニクロとかSMAPをデザインした佐藤可士和さんとか、くまモンを手がけた小山薫堂さんとか、名だたる人のばかりだと思うんです。


ただ、先ほども言ったようにポートフォリオというのは「この人と組んだら何ができるか」という、あくまでも【判断材料】であって、別に「すごい作品を見せてくれ」っていうのは絶対的な目的じゃなかったりするそうです。


まぁ、多くの場合は実績を持っている人の方が才能があるのでどうしても実績が大事だよね、という早急な結論になるのですが、実際には少し違います。


仮に無名でも、自分たちの世界観とか目的に合っていれば依頼をしたい、というのが頼む側の思惑なので、「私、別に実績持ってないし〜...」という人も一度自分の手札というのをさらけ出してみると良いと思います。

偉そうなガキンチョ(19歳)



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ポートフォリオが効果を発揮し始めた!
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さて、そんな中でちょうど今日「AIの講演を検討しているので参考資料を送ってくれませんか?」というDMが届きました。

お話を伺うとその方はとある市の商工会議所の方で、今度のセミナー登壇者を探しているといったご様子でした。
#まだ未確定事項なので固有名詞は避けておきます

で、その登壇者を選ぶ中で私の公開している講演動画を拝見していただけたらしく、そこからお声が掛かったようです。


さて、これこそまさに【ポートフォリオの力】です。


僕がどれだけ「面白くてわかりやすい講演できます!」って言っても依頼する側は判断材料がないと、その言葉がホントかなんて分かりません。

塾の先生が「私すごい勉強できるんです!」って言ってても目の前でアタフタしてたら信頼できないし、学歴がないと不安になっちゃうみたいなイメージです。


で、講演などの場合、1番参考になるのはやはり「講演をしている実際の映像」で、むしろこれ以外に判断材料は無いと思います。


ところで、無料のセミナーとかで良いので何個か足を運んでいただけると分かるのですが、他の講師に比べて僕ってそれなりに人前で話すの上手だと思うんですよ。(笑)


19歳のガキンチョのくせに結構堂々と話して、間にジョーク挟んできたりするので、そこら辺のオジちゃんより教えるのとか上手いんです。
#オジちゃんの良さももちろんあるよ

でも、この言葉だけ聞いたら、
誰も信じてくれないじゃないですか。

当然ながら、周囲のオジちゃんたちの方が社会経験も実績も持っていたりするので、講演を依頼する側からすればその人たちを先にピックアップするのなんて当然なんです。

けど、私からすれば、「スキルじゃ負けないのに、なんで選ばれないんだ...!」ってなるわけで。


そこを突破するために「講演動画」というポートフォリオを用意し、「私これくらいできますよ!」というのもアピールしないといけません。

残念ながら、無名の時から「私は才能あるから見つけてもらえるだろう!」というのはかなり自分勝手で、けど世の中の大半はそんな人ばかり。


つまり、どれだけ無名であろうと「判断材料をきちんと用意している」人の方が最終的に得られる成果は大きくなるよ、ということはきちんと共有しておきたいと思います。

写真もあると判断しやすい


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絶対にポートフォリオはケチらず進もう!
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さて、さっきから軽々しく「講演動画」「ポートフォリオ」と言っていますが、この動画が正しくポートフォリオとして機能するためには結構なコストが最初に掛かるんです。

ポートフォリオにするための『コスト』です。
#ここテスト出ます

というのも、YouTubeで動画を見る時も画質が悪いとか、音声がガサガサしてるとかだと見る側の体力が凄く削られてしまうので、どれだけ喋りが面白くても途中で離脱してしまうんです。

みなさんも経験あると思います。

しかも不幸なことに、講演動画って短くても20分とかあるので、それを見てもらうと思ったら結構クオリティの高い動画に仕上げないといけないんです。30秒とかでその人の講演が面白いかどうかなんて判断しづらいからです。


なので、講演動画をポートフォリオとして機能させるためには、機能させるための【コスト】というのがきちんと必要で、今日はその話をして終わりにしたいと思います。

さて、ここで僕の動画を一度覗いてみてほしいのですが、基本的に画質が結構良いし、音も聞きやすいと思います(*記事最後に添付)。

実はこれ、僕の方から【自腹】でプロのカメラマンさんに頼んでわざわざ撮影してもらっています


なので、カメラもゴリゴリに動画専門のやつなので、スマホとかで適当に撮ってないんですよ。

で、しかもそれに加えて動画はノー編集じゃなくて、全部にテロップをつけたりカットを入れたりして少しでも見やすいようにそれなりの編集が加わっていると思います。


ぶっちゃけた裏側を話すと、夜の19時から講演を始めて21時に終了。23時に自宅に戻ったら、そこから近くのファミレスにこもって朝の8時まで講演動画を編集していました。

合計すると、
ぶっ通しで【13時間】くらい稼働してるんです。


ちなみに、動画編集の時間で時給が発生するわけでもなければ、そもそも撮影にもお金がかかるので、むしろお金なんて出ていく一方なんです。


けど、そこまでしてでも動画1本をきちんと完成させる理由は、今日の依頼のように『声をかけてもらう』ためです。

自分は人前で話すことが好きで、昔からマイクを握って人前で話す大人たちにずっと憧れてきました。


そんな憧れを、夢のままじゃなくて現実にするために打つ手というのは凄く地味で、講演映像が依頼に繋がるまで軽く4ヶ月掛かりました。もちろん、その間の成果はありません。

けど、これで良いんです。

夢を地道に叶えていくために、1個ずつ静かに手を打ち続けるのみで、それは表に出ている情報の何十倍も地味なことは知っています。


こんなことは多くの人が分かっていると思うので、
実際に行動して結果を出すことに終始します。

というわけで、今日は「無名の時からポートフォリオは持つべきだしケチっちゃダメ」というテーマでお送りしました。


では、また明日

長濱(2023.11.1)



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