ADHDという免罪符とその加速#2022.10.2
おはようございます、長濱由成です。
先日、自分のダメな部分というかめんどい所をキレイにさらけ出してみたら思いのほか周りの人たちが喜んでくれて。こっそりですが、個人的に良かったなぁって満足感に浸ってます。笑
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あの話を書いて以来、ADHDっぽい話し方（早口とか何言ってるかわからないとか）を隠すことを段々やめて素の自分を出すようになりました。
にしても最近大学の後期が始まるのが無意識にストレスなのか「ADHD味の加速」が起きていて。今日はそんな話も交えながら、僕の中にあるADHDという概念とそれに付随する考え方の不思議な感じを書き記してみたいと思います。
早口を隠す毎日
大学とかの人は結構意外に思うかもしれませんが、僕は想像以上に早口で大体2~3回聞かないと分からないって親とかによく言われます。
特に、自分が話したいことを思いきり話していいってなったらひとりだけトークでF1出場狙ってるのかって感じでずっと喋ります。なので普段は社会に適応できるようになるべく頑張ってるって感じです。
#隠すのは若干ストレスですが嫌われすぎてもツラいのでw
#頑張って落合陽一さんの話す速度くらい早くならないとな～と加速の方向に向かっているのが余計にアウトなんですけどねw
ちなみに、僕だけでなく早口の人の対処法って実は2つあって。ひとつは相手が伝えたいであろう内容を100理解できるように話を聞き続ける。そしてもうひとつは聞いてるふりして無視するっていうのがあって。大抵僕の場合は、頭の中で思いついたいろんな概念とか共通点とか興味深い事などを音にして発しているというだけで相手の耳にその音が伝われば実はそれで満足だったりします。逆に言うと、みんなが僕の言っていることを100理解できるなんかとても思ってないし、それは個人的なエゴに過ぎないと自覚しているのでその強要は一切しません。もし、前者の様に僕の言いたいことを理解してみたいときは、「それってどういうこと？」と素直に聞いてもらえればちゃんと説明します。ちゃんと砕いて言うし、哲学思考みたいに抽象的な話ばっかりする訳じゃないんで安心してください。
リンクする大量の事象
僕が、ADHDが原因なのかIQなのか未だにあまり分かっていない脳のつくりがひとつあって。それは「脳の中ですべての物事がリンクしている」ということです。なんか人と話していて思うのは、僕は人より単語同士のイメージとか物事のリンクの仕方が異常なんだなって感じてます。
ちなみに僕ってYouTube依存症なんですけど、動画内に出てくる音声ひと単語ずつで各イメージや別の単語とリンクしてたりするんですよね。実際に例を挙げて説明してみると分かりやすいと思うんで今やってみます。
例えば「角砂糖」って言われたら僕の脳内ってどうなるかっていうと、まず「借りぐらしのアリエッティ」が出てきます。これは、映画の中盤でアリエッティとそのお父さんであるポッドがキッチンに置いてある角砂糖を運ぶシーンの記憶から来ています。
例えばここから志田未来さんとか神木隆之介さんとかって人に連想することもあれば、映画の主題歌に使われていた楽器であるハープに話が飛んだりして。そうすると今度は中学の国語の教科書で扱った文章の中にハープが主題となる物語があったよなぁ～とかって繋がって。
そうすると、その当時に家で見ていたテレビの映像（「池上彰と学ぶニュース」的なやつ）が浮かんだりして。そうすると今度はそのテレビの中でも数字の操作がされてたんじゃなかったっけ？とかっていう記憶が引っ張り出されて。そこから大学の講義のイメージに行くこともあるし、テレビ番組で嘘の演出をして出演者に暴露された「ほこたて」って番組あったよなぁってなって。あれ面白かったよなぁ、そういえば「矛盾」の原文って漢文で読んだけど面白かったよなぁってつながるんですよね。もはや過度な連想ゲームみたいな感じなんですけど、マジでこの作業30秒もかかってないんですよね。これが脳の回転を早めてる時ずっと起きるんですよ。この原因ってなんんなんでしょうって感じなんですけどw
考え事してるとその世界から出れない
ADHDがよく言われるやつで考え事してると過集中しちゃう的なやつって僕は結構マジだと思ってて。つい2日前のことなんですけど結構やらかしちゃって。夜中の帰り道のことです。いつもの道を帰ってたんですけど、その時はどうやったら2000人規模のホールを自分の力で埋められるか・スポンサーはどうするかみたいなことをずっと考えてて。自分がその2000人の前でなら何を話してみたいかな～ってことを特に。大体そういう時はイヤホンもしてるんで僕の五感は嗅覚以外ほぼすべて奪われたみたいな状態でした。そしたらいきなり視界が真っ黒になって。異常に濡れて。なんか頭が異常に痛くて。結局何が起きてたかっていうと小さい橋みたいなところの川の部分に運悪く落ちちゃってて。夜中だったから人に笑われずに済んだんですけど。
#そこかよ。
結局メガネとかを10分くらい探す始末で。絆創膏も三か所貼ったし。たまたま持ってたデカルトの『方法序説』も濡れちゃって。誰か恵んでください笑
まぁもちろんイヤホンしたりしてた自分が悪いんですけど、ほんとに注意不足なことが多くて。テストの時とかもよく間違えてたりするし。ただ不思議なことに自分が主体的にやってる時は全然ミスないんですよ。例えばこのnoteとかって毎日更新は勿論のことながら、誤字脱字ほとんどないはずなんですよね。（普段ならやりかねないんですけどw）って感じで、僕が考え事してる時に用事があったら遠慮せず声かけてください。じゃないと気づかないんで笑
ADHDのままでいたい自分と脱したい自分
実は僕の中に結構葛藤があって。それは「ADHDを続けるか、それとも薬とかで軽減するか」ってことです。まぁ錠剤が飲めない自分にとっては考えることでもない気しますが、とにかく治療とかも一度考えた選択肢なんですよね。やっぱりずっとこの脳内だと疲れちゃうし。
けど、一方で怖い面もやっぱりあって。それはこの才能が失われることです。今の僕にとって、この高速言語化とか共感力とか意味わかんない感じとかって結構武器になっているのも事実で。
例えばプレゼンとかが自分の中ではまさにそうなんです。一度同じゼミ生の方に「なんでそんな次から次に言葉が出るの？」と聞かれたんですけど、逆に「止まらないんよ…。」って心の中で思ってました。笑
だからプレゼンの時も全く原稿を作らずにその場の空気に合わせてトークしてる気分なんです。なので100人の前とかでやったとしても別に友達に喋るのを声大きくしてるって感じなんで、特に慌てないってのが事実です。
プレゼンに関しては知人から質問が多いので今度noteにまとめようかなと思いますが、やっぱり英語とかパソコンに対する才能と一緒で、人間得意不得意があるので無理に考えすぎないってことが大事かなと。困ったら僕にプレゼン頼んでくれたら10分くらいで大体できます。
#さりげない宣伝w
思いついたらすぐ行動
最後に僕の行動パターンというか習性を少しだけ記して終わります。僕は基本的に「思いついたらすぐ行動」の精神で動いています。
なので慎重的な人（うちの親とか）には異常に嫌われちゃう。けどそこは結構割り切ってて。急に誘っても来てくれたりする人とか特に大好きです。なぜなら予定を立てるのが苦手だからその場で誘ってほしいし来てほしい（断るときはあっさりですけど許してください笑）。
けど、この感じってノリがいいとかとも通じそうなんですけど僕の中ではちょっと違うんですよね。僕の行動パターンとかってノリとかっていうより自分の中で面白いことをその瞬間瞬間でするみたいな。24時間を楽しいことで埋めていたいというのが日々の目標です。
あと、興味があるものに対して今知らないと忘れちゃう！ってわかってるから絶対調べたいっていうのがあるんですよね。だから授業中とか会議中とか会話中とかよくスマホいじってたりするんですけど、あれってSNSいじってるわけじゃなくて相手が言った単語の意味とか定義とかを調べてたりします。他にもメモしてたりとか。なので僕のスマホには人との会話で出てきた面白い話がザっと入ってます。そこからこのnoteの記事になることもしばしば。
最後に
てなわけで、僕のADHD的生活を文字に起こすとこんな感じです。まだ書いていないことも色々ありそうですが、そろそろ多動が発動しそうなので今日はこの辺で。笑
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今日は山口県と川の中からお送りしました～また明日！
長濱由成（Yoshinari Nagahama）
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