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想像するって具体的にどうすればいいのか

普段は月額980円のオンラインサロンを運営していて毎日3000文字のコラムを流している訳ですが、そのサロンは原則「内容非公開」なんです。理由は簡単で、まだ守秘義務のあるプロジェクトとかを抱えているから。

けれど、今日の内容は流石に皆さんに共有しておきたいと思ったので思わずnoteでもお届けします。こんな感じの記事が毎日届くので気になる方はぜひ最後の入会チケットから(今だと講演会の参加 / アーカイブありも特典でついてきます)。


というわけで、よろしくです。^^

▼サムネの写真撮影者(素敵な友達)↓



このnoteは2023年10月18日(火)にオンラインサロン『AGILE Innovation』で投稿された記事を基に書かれています。

電車で寝落ちしてたらハンガリー美女に起こしてもらい、ついついニンマリしてしまった長濱こと「男の子」です。
#本能には逆らえません
#男子なら分かってくれるはず


さて、今日は「想像するって具体的にどうすればいいのか」というちょっと偉そうな予感プンプンのタイトルでお送りします。


事前にひとつお断りを入れておきますと、確かに僕は大学2年生のくせに中々に偉そうなガキンチョです。


がしかし、最近はフワフワモコモコの上着を羽織ってるが故に少し優しくなってるらしいです。言葉にもトゲがあるとかないとか…。


なので、そんな僕に今日は2分だけお時間ください。
#ずっとその服着とけ
#ってチーム全員が言い出しそう


という訳で、早速本編行きます。

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「想像しろ」という言葉に戸惑う僕たち
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プロジェクトや社会だと結構飛び交う言葉が「お客さんや相手を想像しろよ!」っていう魔法(鬼畜)の言葉で、これを言われた時にほとんどの人は面を食らう事態に陥ると思います。


これに関しては、僕が心から
この言葉に熱量を乗せることができるんです。

それがなんでかって言うと、僕のチームやサロンメンバーさんって軒並み僕から「もっと想像しろ!」っていう指摘を嫌になるほど受けているからなんですね。そして、綺麗に全員泡を吹いています。笑

というのも、ご存知の方もいるように僕は大学のPBLというプログラムの一環で今年の1月下旬、つまり8ヶ月ほど前からチームを組ませてもらっているんですね。で、偉そうなことにここでリーダーまでさせてもらっていると。

先にきちんとお伝えしておきたいことは、そこら辺のリーダーとは訳が違ってちゃんと結果を出すんです。まぁ、ここで自慢しちゃってる段階で「結果が出てることを知られていない」ので本当に結果を出しているのか怪しいところなんですが、まぁ結構頑張ってるんです。笑
#信じてね^^


具体的な話をしますと、僕らのチームはこれまで2回に渡ってAIに関する講演会を仕掛けてきていて、1回目に行った「日本一わかりやすいAIとChatGPTの講演会」は合計で40名以上の方に来場してもらい、全5回通し券2000円のチケットが結果的に20枚ほど売れました。

その次に僕らが向き合ったのが医療法人の『青藍会』さんっていう所での生成AIの講演会。過去記事を頑張って漁って欲しいんですが、とにかくこの辺りはバタバタ。当日は院長とか理事長さんのようなお偉い方々30名を前に90分間講演してきました。


で、最近はオンラインサロンの運営をしつつ「社会人のためのAI講演会」の準備や集客もしていて、noteも頑張っていると。サロンなんか最初は7人とかだったのに気付けば25人になりそうな勢いです。

まぁ、色々ガタガタと言いましたが、要するにきちんと数字から逃げずに毎日それなりに頑張っている人間なんですよ。


で、そんな僕がチームや友人にしょっちゅう言うのが「もっと相手を想像しろ!想像力が足りない!」という手厳しい言葉で、これまでに何回話したかなんて正直分かんないレベルです。
#一体何回言ったんだよ

ただ、まがいなりにも数字と向き合って結果を徐々に出しつつある僕が適当に気持ち半分でチームに説教するなんてことはまぁ無くて、実際には「【想像する】ことによって得られるリターンの価値を見誤りすぎ」っていうのを伝えたいからここまで熱く語っています。

もう一度言いますね。

【想像する】ことによって得られるリターンの価値を見誤りすぎ

です。しかも、多くの人が。


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単純な集客にも如実に差が出る
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さて、抽象的な話をしていてもイマイチ伝わりづらいと思うので、ガッツリ現場のリアルな裏話を共有しながらその意味をお伝えしますね。

僕は今サロンメンバーさんの安間さんが主催する「社会人のためのAI講演会」の準備や集客を毎日並走しています。

そもそも、講演に登壇する人って普通は集客なんてしないんですけど、なぜか僕が会議で熱くなっちゃって「一緒に頑張りますから頑張って目標枚数売りましょう!」ってカッコつけちゃいまして(悪いクセ)。笑

その結果、後に引けなくなった状況に俄然やる気が出て今に至ります。結果として現在の枚数は14枚で、あと一枚で当初の目標であった15枚には達成できそうです。本当に皆様には感謝しかありません。

ありがとうごさいます!

その上で、セカンドゴールとして安間さんが
「25枚売りたい」って仰っていまして。

多分、遠くから聞くと「利益増やしたいだけでしょ?」って思われそうなんですけど実際そんなことは1ミリもなくて、今回の講演会で集客がうまく行ったほうがサロンにとって得しかないので僕からすると全然問題ありません。それに安間さんは優しすぎて営業がちょっぴり下手なので多分そこまで考えてないと思います。笑
#唐突にヒドイ


ただ、その中で安間さんに実際の集客の【成功率】、つまり声をかけた方の中で何割の人が買ってくれたかをお聞きしたところ、「1割いくかいかないかくらいです」と返されました。

フォローも兼ねて先に言っておきますが、これって結構普通のことで『チケット』って本当に売れないんです。「たかが500円じゃんっ!」ってついつい思っちゃうんだけど、実際には本当に売れないし平気で断られるんですよね。

ただ、全く同じチケットを売っている僕も営業を負けじと頑張る訳ですが、成約率はもっともっと高いんです。ザッとどんぶり勘定しても8割以上はあると思います。

こういう結果が目の前に提示された時に、「結局、長濱が喋り上手だから売るのも上手いだけだろ」って適当に放り投げるか、「なんでそんなに差が出るんだろう」って【解像度】を高めようとする人とではハッキリと天と地の差が生まれます。

僕が一緒に過ごしてて居心地が良いのは後者の方なので、その方々に向けてここからはお話しします。


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想像力の差=相手への興味関心の差である
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さて、単刀直入にお話しすると、僕と安間さんの間にあるチケットの成約率の差は確実に『想像力の差』から来ています。
#理由は後述します

そして、ここからが大事で、
そういった『想像力の差』は一体どこから生まれるか。

結論から言っちゃうと、想像力の差は『お客さんへの興味関心の差』に依存します。つまり、安間さんと僕にある明確な差は、

『お客さんに対する関心に割いた時間の量』です。


というのも、主催者の安間さんから「1割ほどの成約率です」と教えて頂いたので、僕の方から「普段の文面を教えてもらえませんか?」って尋ねてみたんです。

すると、返ってきたのは少し長文の告知分みたいな感じの文章で、まぁ文章的にはそこまで不自然な感じはしませんでした。

ただ、問題はここからでパッと数秒みただけで「この文章に【体温がない】こと」がすぐ分かっちゃったんですよね。例えばですけど、告知文っぽい告知文って明らかに「一斉送信」してそうだし、自分にだけ送ってなさそうじゃないですか。

毎日アホみたいな数の宣伝とか告知を見て飽き飽きしている僕たちが嫌いなことは普通のCMのように「自分以外にも向いている広告」で、相対的に「私にだけ向いている広告」の効果というのは高まるんですね。

例えば、年賀状でも自分にしか分からないメッセージを一言添えてくれた人と、明らかにテンプレのコメントだけ書いている人だったらきっと前者の人を好きになるじゃないですか!


広告も営業も全く同じで、自分だけに対してそれが向いているかって凄い大事なトリガーなんですね(特に現代人にとっては)。実際、モノは溢れかえっているので今はそれ以上に「必要とされてる」って感情の方に価値がある訳で。

で、例えば今回の講演チケットって【機能】と呼べるような利点が主に3つあったはずです。それぞれ、


①講演会の参加券
②アーカイブ映像付き
③サロンの30日間無料入会

で、こうなった時に全てのお客さんに同じ紹介の仕方をするのは明らかに体温のない『広告』であると。


それは前提とした上で、AIについて情報が追えてなくて困ってる人に①の機能は欲しいけど③の機能はそこまで要らないはず。忙しい人に②は必要だけど①と③は必須じゃない。

はたまた、コミュニティ運営に挑戦したい人にとっては③のサロン入会が1番嬉しい特典になる。

つまり、これって目の前のチケットを「どうやって見せるか?」の技術に差が生まれているんです

で、ここで冒頭の結論を回収したいんですが、今まさに例に出したようなお客さんそれぞれへの宣伝の仕方って『お客さん自身』の普段の生活や発信の様子を見てないと分からなくないですかね?

例えば昨日のサロン記事で僕がサロンメンバーさんたちの活動を一部抜粋して共有しましたが、あんなのメンバーさんのことを毎日考えて定期的に発信を見てないと普通に無理なんです。

こないだとある方から「大阪で開催されるイベントのチケットを買って下さい!」とお声がけして頂いてその時の謳い文句が「長濱さんって関西圏に住んでるから是非!」って感じだったんです。

確かに実家は関西なんですけど、僕は今ハンガリーっていうヨーロッパの国に居て、日本に帰るのなんて来年の夏とかなんですよ。笑

そんな僕に対して「近いでしょ!是非!」っていう宣伝の仕方ってもちろんチケットの購入には繋がらないし、そもそも「あんま僕に興味ないんだろうな…」って思っちゃう

営業をかける時に1番やっちゃいけないのがお客さんの生活とか普段の様子を知らずにお声がけすることで、それによって未来永劫のあなたの売上げ額が変わるかもしれません。


側から見ると「気にしすぎでしょ」とか「メンヘラでしょ」とか思うかもしれませんが、もし疑いたいなら実際に500円で何かのチケットを売ってみてください。怖いくらい売れないので3日も経たないうちに諦めると思います。

というわけで、改めて最後に言わせて下さい。


想像力とは相手に掛けた興味関心の時間からできる努力の賜物です。決して、才能じゃありません。

その上で、想像力があれば僕のように無名な人でもチケットの成約率は上げられます。それどころかチケットを買ったはずのサロンの皆さんに感謝されたりします。


もう一度最後に。

「想像することによって得られるリターンを見誤りすぎ」です。

主催者の安間さんは素直でお優しい方だからこそこんな感じで僕が皆さんに情報を共有できるし、新鮮なネタを提供できます。そんなちょっぴりお茶目な安間さんですが、毎日必死に頑張ってくださっています!

ちなみに、僕も頑張ってます!


これからも応援お願いします。
今日も一緒にもう少しだけ頑張りましょ。


では、また明日

長濱(2023.10.17)



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