自己有用感を高める

自己有用感という言葉、知っていますか。
自己肯定感は、前向きな内容だということは理解していると思う。
自己有用感とは、人の役に立っている、貢献している感情のことをさす。

私は特に自己有用感を高めていく教育が大切だと思っている。なぜなら、人間の感情の根幹を揺るがす最も繊細で大切なものだと感じているからだ。

困っている人に、自分のものを貸す、声を掛けて手伝う、見えないところで気付かないところで整理整頓やゴミを拾う。
何気ない行動を取った子どもを察知して賞賛していくのが教師の大切なスキルではないだろうか。

私だって、褒めて欲しいわけではないが、気が利くことをしたら、気付いて何か言って欲しい。求めてはないけれど。
子どもたちも一緒だろう。

褒められたら嬉しいし、頑張ろう、努力してみようと気力が湧くだろう。褒めてくれた人のことを以前よりさらに注目するし、アクションを起こしたいという気持ちをもつはずだ。

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