Nagase Hikari

公立小学校教員10年目 これまで子どもと接して感じたことや、こうなるともっと保護者、子…

Nagase Hikari

公立小学校教員10年目 これまで子どもと接して感じたことや、こうなるともっと保護者、子ども輝けると信じた呟きをしていきます。 心理学面から迫った自分なりの解釈を発信します。

最近の記事

自己有用感を高める

自己有用感という言葉、知っていますか。 自己肯定感は、前向きな内容だということは理解していると思う。 自己有用感とは、人の役に立っている、貢献している感情のことをさす。 私は特に自己有用感を高めていく教育が大切だと思っている。なぜなら、人間の感情の根幹を揺るがす最も繊細で大切なものだと感じているからだ。 困っている人に、自分のものを貸す、声を掛けて手伝う、見えないところで気付かないところで整理整頓やゴミを拾う。 何気ない行動を取った子どもを察知して賞賛していくのが教師の大

    • 安心できる表情で子どもを包む

      教育雑誌でも先輩教師からも、あまり教えてもらえない「非認知」の指導。 非認知とは、テストや点数で示すことのできないコミュニケーション力、忍耐力、思考力などのこと。 子どものこの能力を上げる指導は休み時間、授業中、常日頃取り入れていると思う。 教師はどうだろうか。 子どもに対する接し方・指導の仕方は、子どもの数、無数にある。 どの子供にも一律に指導する方が良い場合と、子どもによって臨機応変に変えていく必要が発生するだろう。 子どもに笑顔で話すこと。そして「あなたのことに興

      • 日々の奮闘

        小学校を異動して発達障害を抱える児童の多い学級を複数見てきた。 これまでの自分のやり方が全く通用しない。呼び捨て、恫喝まがいの暴言は当たり前。 子どもには、いじめ防止対策推進法があるが、子どもから教員を守る法律はあるのだろうか。 子供は教員にやりたい放題。教員が嫌になるのは当たり前だ。大人だって精神的苦痛を抱えるし、その子と接するのが嫌になる。笑って受け流すか、ちゃんと指導するか。後者を行えば、また反発の繰り返し。 最近は、暴言を言う子は挨拶をしているんだと思い込むように

      自己有用感を高める