「がっつりリノベーション」向きな物件の要素について
ツイッタにて「その物件に適切な、リノベの程度」を伝えたいと言ってたらぜひ知りたいとのコメントが!頭の整理がてらに書きます
「がっつりリノベ向き」な物件とは
一言で言うと、購入検討者の「感性に刺さる」物件だなあと。おそらく間違いない。売るとき、内見に来た人が「気持ちよさそうなお部屋ですね〜!楽しく住めるイメージ湧きます!」と言ってくれる仕上がり。これを目指す。ここにいける物件はがっつりリノベーションして売値伸ばしたほうが良い
逆に言うと「感性に刺さらない」物件はさらっとリノベのほうが相性良い。頭で計算して買うような物件。「そこそこだけど、月支払いがこれぐらいだから割安」みたいなもの。こういう物件は「価格メリット」で流通する方が自然。この分岐をしっかりしてくことが大事だなあと。流通物件を見て、思います
「がっつりリノベ向き」物件にほしい要素
以下要素があるほど強い所感です。立地×建物×リノベが、予算含め購入者にフィットすることが大事
立地:感性を重視する人が好むエリア
個性がある街・沿線は強い
良い個人店がある街(個人的所感)
建物:築年数が経過していても管理状態が良い
建物管理面で止まるネックがない or 少ない
日当たり良い、眺望抜けてる、グリーンビュー等 心地よいもの
ルーフバルコニー等 独自の惹きがあるもの
逆に、立地が寂しい、建物管理悪い、日当たり悪い等の「冷静になるネック」が多いと、頭で計算して買うようなイメージかなあと思います
具体事例
知り合いの住まい中心に、いくつか書いてみます。
王道:管理良好マンション×眺望抜け×バランス良いリノベ×ちょっと個性ある街
このバランスがまず王道。旗の台でのリノベ事例。抑えるところおさえながら、一次取得者に刺さる仕上がり。眺望が抜群に抜けてて気持ち良い。多くの人が良い!となる。仕事柄自邸をリノベする人が周りに多いですが、遊びに行くとだいたい眺望抜けてる
上級:管理良好マンション×超リノベ×感性ある街
これは上級編。本来、寝室とか特に日当たりが少ないネックあり。ただ、代々木上原の立地と、ネック個性に変えるを超リノベで唯一無二の仕上がりに。こういう物件も、エリアが合致すればセンス良い人に刺さる
我が家:管理良好マンション×ほどほど良いリノベ×ちょい個性ある街
ちなみに我が家も、両国なのでこの仕上がりという感じです。かけなさすぎず、やりすぎない。都心勤務の若い二人暮らし夫婦が、良い!と思うところを狙う。街と建物によって適したバランスあるなあと思います
というわけでざーっと書いてみた。わからないとこ・ここ知りたいみたいなのあればぜひください。リノベ流通を見ている身として、もっと言語化していきたいところです。それではまた!
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