英語教育を考える(その⑤)
どうも、あさまんがです。花粉症に悩まされる今日この頃です。くしゃみや鼻水、頭痛などの症状があるので、春が過ぎてくれるのを待つのみです。笑
さて突然ですが、わたくしあさまんがは英語での会話はある程度なら可能です。よほど専門的であったり、かなりのブランクさえなければですが…
勿論、それを理由にして驕るつもりはないのですが、友人から「なぜ話せるのか」と聞かれることがそれなりにあります。そういった質問をされたときに話す内容を、教育と絡めながら書いていきます!
いわゆる「英語モード」
聞いたことがある方もいるかもしれませんが、僕が英語で会話をする時は英語を話すことに特化している、という表現が一番説明として適切です。
もっと具体的な言い方をすると、思考を英語にします。日本語で「○○って言いたいな~」と考えてから翻訳して話すのではなく、英語で言われたことに対して英語で応えるという意識を持っています。
「はい出た~!英語得意な奴がよく言うやつ~!」
と思われた方、ブラウザバックはもう少し待ってください。確かに英語で話す方法を聞いているのに、「英語で考えるのよ」とか言われても意味不明です。
数学よわよわマシーンの僕が「微分わかんない」と友達に聞いて、「いや、微分は微分の考え方に沿って手を動かすだけだよw」とか言われたら、確かに「は?」って思います。
ですが英語は言語です(数学も言語だ、という意見もあるでしょうがいったん置いておきます)。その言語による思考と発話は、切っても切り離せないと考えています。
では実際にどういった過程でこのやり方を身に付けたのか、お話していきます。できる限り「言語化」していきます!
英語モードって何よ
みなさんに問題です。
dogは、英語でどういう意味でしょうか?
→ナメた問題出しやがって!「犬だよ、犬!」
そこで考えてほしいのです。
"dog"という単語を聞いて、まず何を想像しましたか?「犬という日本語」でしょうか?それとも上の画像のような、「犬という存在、概念」でしょうか?
僕が言う「英語モード」というのは、英語に対して、後者の反応をできる状態を指します。
文章で例えると、
I had good dinner with my family yesterday.
という言葉を聞いて、
「あぁ、昨日のことだから過去系で、家族で美味しい晩御飯を食べたのね」と先に翻訳するのではなく、
こんな感じの風景を思い浮かべるようにしています。(画像はどちらかといえば朝食っぽいですが…)
つまり、「英語を日本語に変換する時間を取っていない」ということです。
ですが正直、単に英語での会話が途切れるのが気まずいからこれを身に付けるようにしているというのが実情です😅
英語モードは言語教育に組み込めるか?
先に断っておきます。個人的にはめちゃくちゃ難しいと思います。
理由は単純で、感覚的な話であるがゆえに、その人に合う/合わないが明確に出るからです。
仮に誰かが、僕が書いたこの記事を読んで英語モードを試したとしても、「なんやこれ、性に合わんわ」と思えばそれまでです。
だから、学校などの言語教育で組み込むのであれば、「こんなやり方もあるよ~」という紹介と簡単な実践に留め、あとは個人が自分に合うものを選択する、という形式が良いと思います。
ただでさえ苦手意識を持ちやすい「言語」というトピックで、やり方を強制することは避ける方が妥当です。
いずれにせよ話すことの放棄は避けたい
論が取っ散らかる前に、結局は何なのかということを話していきます。笑
散々「英語モード」とか言っておいて申し訳ないのですが、
「なんかめんどくさいし、英語は勉強してるけど話すのはやめとこっかな~」
となるのは勿体ないですし、ちょっと寂しい気がしませんか??
確かに、英語を「読む」ことができれば済むこともあります。ですが、書き言葉と話し言葉の違いや、文化の違いから生じる表現のバリエーションなど、英語を話すことで発見できることにはとても魅力的なものが多いのです。
そんな機会が目の前に転がっているときには、とりあえず飛び込んで、英語で話してみてください。きっと、何か発見がありますよ!!
あとがき
これ以上話が逸れると記事として良くないと判断したので、あとがきに入ります。笑 今回話したのは、
1.「英語モード」で思考にも英語を使う
2.「英語→日本語訳→概念」ではなく、「英語→概念」を目指す
3.ただ、「英語モード」は個人差が顕著に出るので教育には組み込みづらい
この3つです。
記事の中にも言及はありますが、最近思考が取っ散らかることが多く、それがnoteにも影響しているのかもしれません。
かといってnoteを書かないということでもないんですけどね。
自分のペースを大切にしながら、ゆる~くでも継続していきたいです。去年の秋ごろからnoteを始めてから、割と記事の数は確保できているので、これを維持したいと思います!
それでは、次回もお楽しみに!
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