Uターン転職活動の話(決意編)
『決断と行動開始。それだけでも大きな成果』。
タイトル通りですが、私は半年ほど前に転職してます。
大きなイベントだったし、何も残さないのももったいないかなと思って、
実際にやったことや考えたことを書いときます。
あくまで自分がやったことの記録と所感。
前提知識:ナがたりの転職関連属性情報
前職の勤務年数:
→約6年ちょっと
やってたこと:
→規模大きめなメーカー系企業の商品企画
役職:
→特になし
社内スタンス(自分で思うレベル):
→若手のメインプレーヤー感ある位置にはいたが、
意識高くやってたわけではなく歯車社員寄り
前職の残業時間:
→だいたい月に40~50hほど。多いときは60h超えることも。
休日は出勤はほぼしないが、午前にカフェで仕事するくらいは
たまーにしてた。
資格:
→基本情報技術者 (たいして資格はとってない)
その他特徴:
→文章でも面接でも自分のことを話す場は結構好き。
おそらく面接は得意なタイプに分類されるのでは。
前職は東京勤務で、今回は福岡へのUターン転職でした。
働きながら転職活動して、次の会社決まってから退職交渉。
当時は結婚してもう少しで1年になるくらいの時期。
転職をするのは今回が初めて。
それほど人より長けた能力持ってるとは思ってないし、
自分から何かやりたい!なんていうタイプでもなかった。
会社生活が苦しくて嫌で辞めるというわけではなかった。
少し大きなポイントはUターン転職として活動していたこと。
といった感じ。
始まりから終わりまでの簡単な流れ
たぶんよくある流れだと思うけど、私はこんな感じでした。
1、転職をする決意 (2019/10~11)
2、自己分析(2019~2020年末年始)
3、転職エージェント登録(2020/1初旬)
4、職務経歴書作成(3を行ってすぐ)
5、応募と面接(2020/1中旬~2020/3上旬)
6、内定~転職活動のピリオドを打つまでの決意(2020/3上~中)
7、退職に向けて(2020/3下旬~2020/5末)
※2020/6/1付にて次のところへ入社
具体的な転職活動というと、エージェント登録から内定までを浮かべると思いますが(3~6?)、この期間はだいたい3か月弱ほどでした。しかし、実際に転職について費やす時間は『転職を本気で考え始めてから会社を辞めるまで』だと思ってもいいなと。それだと約半年~8か月くらいだったかも。
追加すると、私の活動時期は2020/1~2020/3上旬であり、ちょうどコロナ渦の走りでした。緊急事態宣言の発令こそ絡んでないですが、この時期もだんだん転職市場は冷えてゆく流れが見えそうだったのは今考えると怖いことだったのかも。それも後述で書いとこうかと。
ここからは流れに沿って、日記みたいに書いていきます。
1、転職をする決意
正直、最初にして最大の難関かもしれないと個人的には思う。
それが『転職だ!』と決めること。
さらに、難関と同時にここがきっちりしているかどうかで活動の進みやすさも変わってくるかもしれないくらい大事なポイントでもあると思う。
最近の若い人って、仕事が苦しかろうが楽しかろうが”転職”というワードを頭の片隅に置いてる人は多いのではないかと。かくいう自分も入社2年目以降とりあえずスマホには転職サイトのアプリが3社ほどあったりしてたし。
正直、転職活動って応募とかの活動始めてしまえば、そんなに時間かけずに事が動いていくような気がしてます。(結果が良い悪いは別として)
でも、いざ本気でやるぞ!ってなかなか決められないんですよね。
実際、自分もここは1ヶ月近くの時間を費やしてます。悩みました。
ここから自分の実例の話。
きっかけは共働きしていた奥さんが当時行っている仕事を退職すると決め、転職活動するという考えをもったとき。そのとき私も少し今の会社に居続けることに対して疑問が見え隠れしていたので、二人で今後の生活についての希望を考えてみることに。
転職に至るまでの考え方としては「今後自分たちがどのような生活をしたいか」「自分たちの幸せのためには?」というテーマにて思考した。
そんでだいたい出てきたのは以下。
・家庭中心の生活を送る
・子どもが生まれることも意識した生活基盤
・プレッシャーの少ない、ワークライフバランスを考えた働き方
・転勤や単身赴任したくない
ありきたりかもしれないが、
仕事中心の生活をしたくなく、家庭生活に時間を多くとりたい―。
と思った。ただ上記の要素は前職ではあまりマッチしなかった。
前職は業務時間は割と多いほう。しかも周囲を見渡すと、これから勤続年数重ねるとさらにその時間は膨れていきそうで頭の中が仕事であふれるようになりそうな気もしてた。結構業務に対してのプレッシャーもあって転勤も全国どこでも可能性があった。それなりに大きい会社だったので、手厚い制度やもらえるものは結構もらえていた認識もあったが。
上記を踏まえたうえで、自分たちの幸せを考えたときには環境を変えるのがいいのではないかと、出した結論が『Uターン転職』という手段だった。
ホントは他にも事情はあったと思うけど、ここで残しておきたいポイントはこんな感じかと。
んでこのプロセスですが、やっぱりすごい悩みます。
自分は東京に友達も多かったし、変化をあまり好まないというのもあるし。
一大決心と言っても過言ではなかった。決定に至っては、すでに転職経験者の大学時代の先輩や後輩、前職で元同僚の先駆者の方へ片っ端から相談した記憶があります。
そのときに、転職決意への考え方や、後押しをしてもらったことはすごく助かったことだったと今でも感謝が雨やアラレのように舞ってます。
でも個人的には、きっちりと理由をもって動き始めるために考えることは、それだけ時間かけるほど大事なのだと思ってます。
なぜ『決意』までのプロセスが大事だと思うか?
個人的には理由は二つ。
一番は転職活動で『ほぼ100%質問される内容だから』だと思う。
転職活動をしていて、だいたい面接で聞かれる質問ってこんな感じ。
・なんで転職しようと思ったの?
・あなたは何ができるの?やってきたの?
・うちの会社でどうしていきたいとお考えで?(なんでうちの会社なの?)
のような気がする。
もちろん個人差はあると思いますが、私はこんな感じ。
ほら。今の転職をしようという決意について聞かれてるじゃないですか。
私は面接だいたい5社くらい受けましたが全てのところで聞かれました。
転職ってまだまだリタイア感の印象もあるから、なんで今の会社を辞めようと思ったかっていうのは採用側は気になるのだろうね。同じ理由でうちの会社も辞められちゃうのでは?みたいな。
これを考えたときに思うのが『叶えたい未来を見据えた決意理由』にできるようにしたほうがいいということ。”今の会社のここが嫌だ”をメインに考えすぎるのはよくないかなと。
無論転職理由なんで人それぞれなので何とも言えないんだけど、
『仕事がきつい』とか『上司がクソ』とか『残業あって嫌』っていうネガティブワードがあったとしても、それを踏まえた上で今後自分は仕事やプライベートをどういう風にしたいか、を表すようにするほうがいいかなと。
ちなみに私の例では『家庭生活を充実させるべくUターン転職』をみたいなことを喋ると、次はほぼ確実に『現職の配置転換を選ばないのはなぜ?』と来ました。でも、いろいろ考えてるとその質問も普通に返せると。
まぁこれをどこまで大事にしてるかは正確にはわからないけどね。動機が不純でも能力ある人は取りたいと思うかもしれないし。
自分はこういう未来望んであなたの会社選びたいです!が伝えられるから。
これが決意プロセスが大事だと思う個人的に一番の理由。
二番目の理由。それは『転職としての軸をはっきりさせるため』。
正直こっちは面接とかでは直接役に立つかわからないけど、本質的にはより大事なポイントかもしれない。
会社選びをする際にも密接に関わってくるのが、何を優先するポイントとするか。正直、残業もなくて高給得れて転勤もなくて自分のやりたいことができる会社があれば言うことないんだけど、よほど運と実力がない限りだいたいはいくつか妥協しないといけない点が出てくる。そもそも自分が望む企業があったとしても活動時に募集がなければ応募もできないし。
そんなとき大事になるのが、今後叶えたい未来に対して優先しているポイントが満たされているかどうか。正直そこだけをまず見た方がいい。
仮に活動がうまくいき、内定が複数社得られたとする。そのときちゃんと納得できる結果を選ぶためにも役に立つことになる。
自分の例ではこうだった。
A社:残業少なくて企業風土が家族第一的な雰囲気でほぼ福岡離れない。
でも希望年収よりは低い。
B社:年収は高い。
しかしオフィスは福岡だが管轄エリアがバカ広く出張も多い。
なんなら半年~1年レベルで家を離れることもありそう。
職種的にも休日出勤などの空気が漂ってる。
こうなったとき、結果自分はAを選んで入社時の年収を上げる動きをすることを選んだ。これは転職決意時の考え方がもとになっている。
(ただ、実際は目先のお金にめちゃくちゃ悩んだのも事実です。年収交渉もやんわり失敗しました(笑))
仮に、仕事中心の生活から離れたくて転職したのに目先のお金が魅力的だから、Bを選んだ結果、今よりも激務。。なんて未来も考えられなくないし、そうなると何のために転職したのかわからんっすよね。
しっかりとした結果を選べるようにするため。
だから決意のプロセスはすごく大事なんだという意見。
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ここまでが転職を始めようと思ったところの話。
思った5倍くらい長くなっちゃったので、この記事はここまで。
続きはそのうち。
また次回。
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