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2024.1.15 太陽のことを考えていた

 昼前11時ぐらい、窓の外を見ていて、昨日はよく晴れていて、太陽が空の高い位置にあった。すごく光っていて、じっと見ることができない。とにかくすごく光っていて、光のぎざぎざの中に丸いのが見えるけど、あんまり見ると目が痛くなる。太陽は、とても遠い場所にある。それなのに、地球の上に建つ家の窓の中から見ても、目が痛くなるくらいに、光っている。光っているというか、燃えている、燃え続けている。
 ネットで、世界最古の〇〇30選、みたいな記事があって、写真と文章が載っていて、なにが載っていたかぜんぜん思い出せないけど、とにかく世界の中で一番古いとされているいろいろなものが紹介されているのを読んだ。へー、すごいなー、と思いながら読んだはずなのに、今、なにひとつ思い出せないのは、どういうことなのだろう。
 なにか、遺跡とか、仏像とか、景色とか、そういう古いものやきれいなものを見て、すごいなー、と思うとき、そのすごいなー、の中には、言葉の意味以上のいろいろが入っているんだけど、そのいろいろを言葉にすることができない。ただ、見て、すごいなー、と思うとき、胸の真ん中辺りで、ぐわー、となにかが広がっていくような感覚がある。体温が、少し上がるような感じもする。
 太陽のすごさも、古いものを見たときのすごさも、うまく言葉にすることができない。言葉にしてしまうと、その言葉に閉じ込められたものだけが意味として固まってしまって、それ以外の本当に表現したかった部分が漏れてしまうような気がする。
 とにかく、太陽はすごい。空も青かったり紺色だったりオレンジだったり、太陽と空気によって色が変わって、すごい。

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