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情緒不安定のバロメーター

ここのところあまりに暑いから、もっぱら通勤は車で、車の中は涼しいだけでなく好き勝手できる時間を持てるという利点もある。
好き勝手と言っても、好きな曲を聴くとか歌うとか泣くとかだけだけど。

「聴く」はイヤホンがあればだいたいどこでもできるけど、意外と「歌う」「泣く」はどこでもはできないもの。私の場合、ミスチルのアルバムを聴きながら歌うがデフォルトだが、これに「泣く」がプラスされる時と、全然「泣かない」時がある。どうやらそれが情緒の安定に左右されるみたいで、悲しくて聴いてるわけじゃなくても、「くるみ」がかかったら、自分の意思と関係なく目から汗がダクダク出てきて困っちゃったりするので、ほんとは朝はミスチル聴いちゃダメなんだなーと反省。

この2週間は泣いてばかりいる(きっと、前を走る車の運転手はオバサンが泣きながら歌っていてキモっ!て思ってるに違いない)。こんな時は「終わりなき旅」なんてモッテノホカだから聴かないようにしてるけど、泣くわけない曲でも泣けるのはそれなりに理由があるんじゃないかと分析してみた。

うーん、そうだ、傷ついた、悲しい、腹が立つと感じることが継続している。しかも、それは突き詰めれば、私に腹を立てる権利は全く無いことなんだ。私が傷つく方が理不尽なんだ。
だからこんな風に思ってたらいけないんだけど、感情は止められない。コントロール不可。

そんな理不尽な怒りや悲しみを洗い流すために脳みそが涙を流せ!と信号を出してるのでは?確かに泣くと妙にスッキリする。涙はストレス浄化作用があると言うけど、それ、ほんとだと思う。

大人の女のいいところは、自分で自分の機嫌をとれることだそうだ。要は、情緒が安定していて、すぐにプンプン怒らないのだ。
私は大人の女なんで、外向きにはニコニコして仕事や人間関係に支障をきたさない程度に安定感を売りにしてる。

でも、自分と向かい合ってる自分はドロドロだ。だからたまには涙でドロドロを洗い流さないと生きていけないんだ、と分析してみた。
大人のいい女でいるためには、たまに車の中で泣くぐらいは大目に見て欲しい。
そして、「ゆうべ、泣きましたか?」って、岡田将生に言われてみたい。

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