すごい速さで夏は過ぎたが、戻ってきた話
「音楽を聴く」とか「ライブに行く」というのが好きです。
コロナ禍でなかなかライブに行けなくなって「生きていけるの?」と周りから言われつつ、配信ライブを観たりサブスクで普段聴かないジャンルの音楽を漁ってみたり、ライブのないライフもそこそこ楽しんでいるこの頃です(生のライブもめちゃくちゃ行きたいけどね)。
割と節操なくいろんな音楽を聴くほうだと思うんだけど、大学時代はいわゆる「ロキノン厨」でして。
(…と書いて「ロキノン系」とか「ロキノン厨」ってフレーズがまだ存在するのか気になって調べたら、一応まだ続いてるっぽいですね。ここでは00年代後半~10年代前半の、主に昭和生まれと平成生まれの隙間くらいの人が刺さるであろうあたりを指します)
そんな自分が今、何年かの時を経て久々にandymoriにはまっている、というお話です。
きっかけは自粛ムードが少しほぐれて久々に友達とカラオケに行った先日。
予約を入れていた曲が一通り終わりかけて「あれっ次誰も入れてない、あっどうしよう、めっちゃ短い曲入れて繋ぐからちょっと誰か次入れて」ととっさに入れた「すごい速さ」。
んで、ラララララララー言いながら「あれ、なんか久々にandymoriいいな」と思いまして。
iTunesのライブラリには当時レンタルで借りた1st「andymori」しか入っていなかったので、配信されてるのかなぁとアマプラで探したらほぼ全曲配信されているのを発見。
2nd「ファンファーレと熱狂」3rd「革命」あたりをひたすら聴きだしたのでした。
なんかこの、ゆるーく気怠さと狂気を感じるあたりがコロナ禍の悶々としたこの頃にぴったりはまるというか。
「ロキノン系」というと大学時代に毎年のように行っていた夏フェスの思い出ともリンクして(夏フェスでandymoriを観たことがあったかは覚えてないけど)、今年の夏こそandymoriじゃないか!ということでどハマりしている次第です。
で、andymoriを皮切りにBIGMAMAとかTHE BAWDIESとか9mm Parabellum Bulletとか、当時よく聴いていた(感覚的にはiTunesライブラリの中でですらほこりを被っていた)バンドたちのリバイバルブームが自分の中で起こっており。
さらには当時は何故かピンと来なくてはまらなかったバンド(例:androp)にもサブスクのおかげで手が伸び、そろそろ頭の中でロッキンが開催できそうな勢いです。
なんかで「人間は20代前半までに聴いた音楽で形成される」みたいなことを読んだ気がするんだけど(記憶違いかもしんない。出典不明)、あれは本当だな。
すごい速さで夏が過ぎる前に、まだまだ約10年ぶりのロキノン厨を謳歌しようと思います。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?