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「他人」を感じる5連休

4月下旬に急遽ゴールデンウィークが出勤になることが決まり、代わりに代休をもらえたので、水曜日から3日間+土日を繋げて今日まで5連休を取りました。


去年のゴールデンウィークも初の緊急事態宣言で予期せずハチャメチャに忙しくて、「仕事とコロナが落ち着いたらゆっくり休みを取って旅に出よう」と思っていたのがどちらも落ち着かないまま1年が経ってしまって、急遽出勤となるまでの経緯にも少し思うところがあって、あーもうなんか無理無理、終了終了!!!というテンションになりまして。

さらにトドメを刺すように、あと1週間でようやく代休…というタイミングで祖父が亡くなってしまったりなんかもして、珍しく精神的にだいぶ限界な気持ちになってしまい、この5日間は「休職」だと思うことにして色々と投げ出して好き放題に過ごしました(あ、必要な感染対策はしてますよ)。


・1~2日目:新潟ひとり旅
・3~4日目:旅支度の片付け・写真の整理・家事等で家でうだうだ
・5日目:ライブ(久々の有観客)鑑賞


「新潟ひとり旅」は年明けにも書いたこれ。

すっかりスノボシーズンも終わった後のド平日だったので閑散としていて、旅館の大浴場は夜も朝も貸切状態だったし、スノボシーズンには激混みのイメージしかなかった「ぽんしゅ館」もひとりで存分に利き酒を満喫できちゃう始末。


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清津峡トンネルもこの通り。
(居合わせて写真撮ってくださった方がすごく上手だったので、この場を借りて感謝!)

旅行好きとして観光業が心配にもなりつつ、1年以上ブランクが開いた状態での旅行だったので、無理なくゆっくり回れて100点満点の旅でした。


旅行にライブに…とコロナ禍の前のような過ごし方をしてみて気づいたんですが、家族や友達はもちろんのこと、関わりは一切なくてもただ同じ環境にいるその他大勢の「他人」の存在も自分の心の安定に結構必要だったんだなと。

もちろん、他人との不用意な接触を減らすことで感染リスクを下げて行きましょうってことでもあるんだけど、そうすることで自分(+家族・友達とか身の回りの人)だけの世界しか見えにくくなってしまうというか。

世の中にはいろんな人がいて、別に自分ひとり上手くいかない事があっても問題なく世の中は回っていくんですよ~、だから多少テキトーでも別にいいんですよ~、みたいな感じというか。


在宅勤務でも家にずっと居ないで近所のスーパーに出かけてみるとか、土日は自転車で少しだけ遠出してみるとか、そういうことでコロナ禍でもある程度「他人」の存在を感じられているつもりでいたけど、そんな日々が続いているうちに多分それはもう自分のテリトリー内になっていて、先に書いたような満足感を感じられなくなっていて。

ライブに向かう電車とか旅先のごはん屋さんとか、もうちょっと足を延ばしたところにいる見ず知らずの人たちにたくさん会うことができたのは、この5連休のいい成果だったのかなぁと思っています。


…ということは、もちろん感染リスクが高そうな場所は避けながらだけど、もう少しちょくちょく「行きつけじゃない場所」へ出かけられれば精神的に健康だということだ!

冒頭で「ゴールデンウィークの代休」と書いたけど、実は慶弔休暇でまだ休みが残ってるから、早いうちにまた平日の休みを取ってどっか出かけてやろう。にやり。


 

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