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【育児日記】産後マイナートラブルとまた入院する話。

※トップ写真は娘撮影。

産後のいろんな身体の不調と、産後2ヶ月で入院して手術することになったので書いておく。

睡眠不足とか授乳でおっぱいが張るとか乳首が切れて痛いとか、娘がもらってくる風邪が辛いとか、猫アレルギーなのに猫がいること、ハウスダストによる鼻炎(ハナタレ)とかはデフォルトで、それ以外に、一人目では経験しなかった産後のマイナートラブルたち。

①まず、後陣痛いたかった!
産院の先生には、二人目だから子宮が膨らむ分、収縮痛が辛いかもと脅されていたが、入院中はそこまでひどくはなかった。しかし、退院後、2週間検診の直前ぐらい、お腹が痛すぎて歩くのも辛い状態になってしまった。そして、悪露が止まらない。退院した時一度落ち着いていたのに、むしろ増えててガンガン出る。
今思えば少し動きすぎた。入院中に比べて痛みが強くなっていたのと、授乳などでお手洗いを我慢してしまうこともあったので、子宮でらなく場所的に膀胱炎かもしれない、と思い内科を受診したら、「膀胱炎のバイ菌は検査では見当たりませんねー」と。先生によれば、「腸炎と産後の子宮収縮の合わせ技でしょう」と言われた。
直後の産院での2週間検診で、痛みと出血が多いことを訴えると、胎盤が子宮に残っているかもしれない。その場合は「掻き出すかも」と言われる。
これにはめっちゃビビった。掻き出すのはやめよう、、、?万一掻き出す場合はどうか麻酔かけて、、?と心配したが、幸い内診で異常も見つからず経過も順調なので様子見て、とのこと。翌日くらいから悪露がグッと減り、腹痛も劇的に改善。最後にググッと子宮が元に戻ったことによる痛みだったのかな。

②謎の寒気に襲われた!
退院して1週間経った頃、夜中に謎の寒気に襲われることが2、 3日あった。寒すぎて旦那を起こして「ねえ、寒い!抱きしめて!」と訴えると、「んへ、、?」と寝ぼけ眼で布団を一枚かけてくれ、またそっこーで寝た夫。抱きしめてなんて普段言ったことないのに!布団が足りないとかそう言う寒さでは無く、胸からおっぱいのあたりを筆頭に全身の毛穴から体温が逃げていてスースーする感じで、それを覆って隠してしまいたい感じ。言いながら自分でも面白かったが、それにしても、夫、布団をあてがっておしまいって。せめて抱きしめようとする素ぶりくらいしてくれよって感じでしたが、まあ、間に娘が寝てたからってことにしよう。
おっぱいが急激に変化してなんか体温調整がおかしくなっちゃってたのかな?

③口の中にデキモノ。まさかの唾石症再発!
1ヶ月検診ごろ、舌の下あたりにデキモノができてしまった。寝不足と栄養不足による口内炎と思っていたら、全然無くならない。大学時代にも顎と舌の間に結石ができて切除したことを思い出す。ははーん。どうやらまたアレか!
しばらく放っておいたのが、だんだんと食事の時に顎の奥が刺すような痛みがするようになり、重い腰を上げ、赤ちゃんを連れてとりあえず歯医者へ。
やはり石がありそうとのことだが、詳しい診断のためそのまま総合病院に行き、レントゲンとCTを行い、やはり結石がたまっている唾石症と発覚。しかも、3つも石があるらしい。
部分麻酔で口の中から切除できるだろうと思ったら、「全身麻酔で、2泊3日です」との診断にショックを隠せない私。しかも3つのうち、1つの石が口の奥の方にできていて、普通に取るのは難しく、手術が必要らしい。「当院で手術する場合、顎の下を切開して外から取ります。石だけでなく、唾液腺ごと取ることになります。」とのこと。いやいや、そんなことするくらいなら一生我慢するか、出てくるのを待ちます(そういう人もいるらしい)と思っていたら、ちょうど家から通える別の大学病院なら切らずに取ることが可能かもとのことで、紹介状を書いてもらった。

後日、大阪からかけつけた母に付き添ってもらい、長男を連れて病院へ。検査の結果切らずに手術できそう、とのこと。先生に原因を聞いたら、「体質なんですよねぇ」って。
体質と言われると再発が怖い😱が、今回、切開した唾液腺の管を縫合せずにそのままにして出口を作ることで、唾液の出が良くなり、再発予防できるそうだ。
早々に手術で取り出すことに決めたので、そんなわけでまさかのまた入院。(今病室でこれを書いている。)

④朝起きたら顔上げられないほどの眩暈!
口の検査で一日中出歩いた翌日、朝起きて、目眩がひどく顔をあげらなくなった。顔を上げると世界がグルングルン回って、船酔い状態になる。気持ち悪い。動けない。去年も仕事に復帰した直後に、同じ症状になったことがある。これになると本当に辛い。今思えば前日の抱っこ紐ですごく肩が重かったので、首こりが関係しているかもしれない。朝起きて「こりゃやばい」となった私、だんなに仕事を在宅にしてもらい、娘とあかちゃんの朝ごはんやミルクなども全部任せ(こうなると娘が何をどのくらい食べたかとかおむつ変えたかどうかとか赤ちゃんのネントレ中だから起こして母乳頑張ってあげなきゃとか細かいことはもうどうでもよくなり、とにかく早く眩暈おさまってくださいもうみんな健康体なら多くを求めません神様ごめんなさい〜となる。)とにかく上の子を保育園に送ってもらい、午前中いっぱい寝込んだら大分改善。さすがに義母を呼んで夜の夕飯時のサポートをお願いした。
いわるゆメニエール病なのかもしれないが、骨盤矯正をお願いしている整体の先生に相談して、自律神経が悪さをしているということで、首に処置をしてもらう。首(ストレートネック)は持病のようなもので、妊娠前からひどく悩まされており、以前も眩暈になってから、この先生にお世話になっている。
ガチンガチン‼️っと首の根っこをガンで打ってもらって、大分楽に。本当先生に出会えて幸せです感謝しかないですって感じで、整体だけはケチらずに行くことに決めた

ちなみにこの時、夫が私を休ませるために週末二人連れて義母といちご狩りにでかけてくれたのだが、今度は夫がだっこのしすぎてギックリ首になってしまった💦 夫も緊急事態ということで車で信頼している先生のもとへ。だいぶ良くなったものの、改めて、年いってからの子育てはつらいもんだ。

⑤右足の土踏まずが痛い!
一ヶ月検診を過ぎたあたりから,右足の裏の腱?靭帯?が痛くて、きちんと踏ん張れないような状況になってしまった。気のせいかな、と騙し騙し放っておいたが、これも一向に治らない。しかし夫が休めないので病院にも行けない。母が来てくれたので赤ちゃんを任せて整体の先生に見てもらったところ、右足の膝から脚までが捻れていると。そのため外反母趾になりかけていると。放置すると痛みが引かず歩き方はおかしくなり、腰痛や股関節痛でさらに歩き方はおかしくなり、外反母趾になると。母親の外反母趾を見ていたし、ちょうど右の股関節も腰も急に痛くなってたし、色々心当たりありだわ、と気づいた。治療してもらい大分良くなってきている。
原因は明確にはわからないが、お腹が大きい時は骨盤が開いてしまい、歩き方もおかしくなるのでその影響かもしれないとのこと。これもまた予想外のマイナートラブル。

と、産後ボロボロ、満身創痍。

しかし、ちょっと面白い出来事も。唾石症が発覚した日、初めに行った町の歯医者で、レントゲンをとる間スタッフの女性が息子を抱っこしてくれ、こう言った。
「かわいいですねぇ。私も息子がいるんですけど、もう18で私の言うこときかなくて。でもこの頃のこと思い出したらまた頑張ろうって思いました。」と。
「へえ、そうなんですか!この子もきっとすぐに大きくなっちゃうんでしょうね」なんて談笑していた。
その後、隣町の総合病院に行き、レントゲンとCTを撮影する間、ここでも病院の看護師さんが息子を抱っこしてくれた。
するとその看護師さんが、
「赤ちゃんを抱っこするの久しぶり。私にも息子いるんですけどもう18なんです」と言うではないか!
ええー!朝行った歯科のスタッフの方も全く同じことおっしゃってましたって。初めて会ったお二人だけど、家族の歴史を垣間見たようで暖かい気持ちになるとともに、赤ちゃんはすぐ大きくなっちゃうよって、神様からのメッセージなのかなと。
二人の経験豊かなお母さんに抱っこしてもらい安心できたのか、息子は終始スヤスヤ。
本当に大変な日々だけど、子供が小さい今を大切にして、一日一日彼女たちの成長を目に焼き付けて、何よりこの貴重なご褒美みたいな時間を楽しまなきゃ、と思わされた出来事でした。

さて、娘のイヤイヤは、1ヶ月検診くらいまでがピークだったように思う。最近になって弟のいる環境に慣れたのか、少しずつ落ち着いてきた。言葉が出るようになり、「トマトたべる」「カレーたべる」「ねむたい」「おちゃのむ」「あっちいく」など、意志を伝えられるようになったことで、お互いにだいぶん精神的負担が減ったように思う。
おやつを食べたいときや、夜お散歩に行きたいのにいかない場合など、泣いてどうしようもない時はある。ただそういう時も、ごはんの後に食べようね、とか、蛍はもう見に行ったから明日にしようね、などと言うと、時間がかかってもなんかと理解し、落ち着いてくれるようになった気がする。

ちなみに我が家から徒歩1分の小川に蛍が出る。
今年はここ数年で一番多いようで、引っ越して3年目ではじめてこんなに多くの蛍を見た。小川をキラキラふわふわと飛ぶ蛍たちはとても幻想的な風景。田舎って最高だな。夫はほぼ毎日娘を連れて、寝る前にお散歩に出ているが、もうすぐそんな季節もおわり。蛍がいなくなった時、娘はちゃんと納得してくれるかな。

今回の入院については、事前にきちんと娘に伝えてみることにした。「ママ、2日だけ病院に行くけどちゃんと帰ってくるからね」って。いない間はパパと寝てね、また土曜日に戻ってくるからねって、今朝、そう言ったら「わかったよぉ〜」と呟いていた。

蛍はそろそろいなくなるけど、ママはすぐ戻るよ〜!
今晩、私がいなくても、楽しい夜が過ごせますように。



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