東京・大阪マラソンを今すぐ中止にすべきかどうか
まずは👇の記事を読んでみると、オミクロンの流行は約一ヶ月目がピーク📊で、2月上旬あたりが日本でのピーク📊の可能生があると書いてあります。
次に👇の記事を読むとピーク📊から約一ヶ月にはかなり収まっているということが書いてあります。
上記の2つの情報からすると、大阪マラソン🏃♀開催の今から2週間後には、第6波が今よりもある程度収まっている可能生が高いと言えます。また、日本人はルールを重んじる国民性から、もう少し早く収まっていく可能性もあります。
また、👇の記事には約10日前に大阪国際女子マラソン🏃♀と大阪ハーフマラソン🏃♀を同日に開催したと書いてあります。ちなみに大阪ハーフマラソン🏃♀のランナー数は4000人。大阪マラソン🏃♀は2万人ですので、規模は5分の1ですが、大阪国際女子マラソンと合わせて、現在大阪におとずれている第6波へある程度の影響が出ていてもおかしくはないですが、大阪だけ新規感染者数が増えていたりということは、グラフ📊を見る限り特に出てはいません。
では、上記のことを全て鵜呑みにして、東京マラソン🏃や大阪マラソン🏃♀は開催すべきだとは私も考えておりません。これらは私がちょっとネット🌏で探して集めただけの情報に過ぎません。しかし、何の背景も出さずに“中止すべき”と訴えておられる方々の意見よりは参考にすべき価値がかなり上がるのは明らかです。
ここで私の立ち位置をはっきりさせておきますと、東京マラソン🏃、大阪マラソン🏃♀を中止すべきかは運営や東京都、大阪府、大阪市に委ねるべきというのが私の意見です。運営や東京都、大阪府、大阪市は明らかに私たちより多くの統計やデータ、情報を持っており、それらを加味して判断してくれるからです。
大雑把な計算となりますが、大阪マラソンのランナー🏃♀は約2万人です。ひとりあたりの参加費は約2万5千円です。つまり、それだけで約5億円の規模です。さらに協賛企業🏢からのお金などを含めれば規模はもっと大きくなります。それだけの規模のイベントになりますので、反対派の感情だけで中止にするというのはあまりに乱暴な決断です。ちゃんとしっかり手に入れた多くの情報を加味して、判断してほしいと思っています。
反対派の方々は第6波を本当にすぐにでも収束させたい立場であるなら、大阪の主要な繁華街への人手を減らすことを訴えるべきです。大阪マラソンは大きなイベントなので目立ちますが、たかだかランナーは2万人です。もちろん支援してくださる方々を含めれば、3万人はいくかもしれません。それでも、たった3万人です。平日にいったい何万人のひとが毎朝人が密集しやすい電車に乗って通勤、通学をしているのでしょうか。2020年12月コロナ禍でも、東京メトロ🚇が出していたデータから計算すれば平日一日平均30万人です。
大阪メトロ🚇がコロナ禍前に出していたデータでは、一日平均で梅田駅が約44万人、難波駅が約36万人です。コロナ禍で約半分か3分の1になっていても毎日10万人以上が梅田駅や難波駅を利用していることになります。
そう考えると、では東京マラソン🏃や大阪マラソン🏃♀を中止にすれば第6波をすぐ終わりに向かわせることができるのかといえば、やはりこれらのデータを加味すれば、ほとんど方がノーと答えると思います。
Twitter🐦を確認していて思ったことがあります。それは、東京マラソン🏃よりも大阪マラソン🏃♀の中止を望んでいる人たちのほうが多いことです。大阪マラソン🏃♀はもともと大阪維新の会がつくったものですので、それを理由に反対されておられる方が多いのかもしれません。
もちろん、この方々には自分の意見を主張する権利がありますし、Web2.0🌏の世界はメディアからだけではなく、一般の人から声を上げて世論を動かすことができる世界です。だから、大阪マラソン反対派の方々が世論を動かして大阪マラソンを中止させるという道を突き進まれているのは何も間違っていないと思います。
ここから👇は私の個人の思いを多分に含みますので、参考程度にお読みください。
私は大阪マラソン🏃♀に人生を変えられたひとりです。同じようにどこかのマラソンのレースに出られて、人生が変わった人というのは多くおられるのではないかと思います。
2017年に運良く大阪マラソン🏃♀に出場させてもらいました。練習中にランナーズニー🦵💥という脚のケガにずっと悩まされ、思うように練習ができない中での初マラソンでした。練習不足で体力も脚の力もなく、ボロボロになりながら、多くの見知らぬ方々に応援の言葉🌻やお菓子🍬や飲み物🥤を頂き、なんとかぎりぎりで関門🚧を通過し、最後は泣きながらゴールラインを越えました。
2018年は恩返しがしたいと思って、今度はボランティアで大阪マラソンに参加して、ランナーの方々に給水🥤しました。足の速い方々がコップに手を伸ばすと勢いよく水が何度も飛び跳ね💧、何度も顔にいっぱい水がかかりましたが、一生懸命コップ🥛に水を入れ続けたことを憶えております。また、給水所の前方の自分たちのところの水が無くなってからは、一生懸命声を上げて応援したり😃、自分からランナー🏃の方々へ元気を届けたくてハイタッチ👏をしにいったりしました。2017年に自分がボロボロになりながらもゴールに辿り着けたのは、間違いなく沿道の方々の応援とご支援があったからで、今度は自分が多くのランナー🏃の方々にちょっとでも元気を分けたいと思って頑張りました。でも、実際に元気をもらっていたのは私のほうだったのかもしれません。
2019年に、また運良く大阪マラソン🏃♀に出ることができました。今度は2017年の雪辱を果たすべく、ランナーズニー🦵💥を靴の中敷きを変えることで克服し、しっかり練習に励みました。レース開催一ヶ月前の10月には毎週20キロを走りました。それでも、本番は25キロあたりから歩くことが多くなり、30キロを過ぎるとまた身体のあちこちから悲鳴が上がり、下を向く場面が多くなりました😥。そんなときに元気づけてくれるのは、沿道からの応援😃や踊り🤸や歌🎶やメッセージボードなどとボランティアの方々の温かい支援でした。『しんどいなら、かわったろか?』という暗に“そこで走れるおまえらは幸せなんやで”という激励の言葉も何度も目にして発奮しました。2019のレースも身体はボロボロでしたが、思い返せば本当に42.195キロずっと幸せで楽しい時間を過ごすことができ、改めて大阪マラソンは最高✨だと心から思いました。
そして、コロナ禍😈がやってきました。2020は市民マラソンはほぼすべて中止でした。レースという目標もない中、みなさん何をモチベーションにして走っておられたのかと思います。私はマラソンに関して何かずっと暗いトンネルを走っているような気持ちでした。いつ開催されるかも分からない状況で、なぜ自分は走り続けているのだろうと考えていました。でも、いつかまた必ず大阪マラソン🏃♀を開催してくれるはず。そんな小さな希望を持って大好きな大阪の街をマスクをしながら走っていました。
そして、2022。大阪マラソンが開催されると聞いて、すぐにエントリーしました。今回は人気が低かったのか、また運良く出走権を得ることができ、跳びはねました。気分が落ちていた練習も一気にモチベーションが回復し、今回は太ももの違和感を抱えながらでしたが、運良く練習もこなしていけました。しかし、ここに来てコロナ禍😈の第6波がやってきました。でも、それは覚悟の上で私は大阪マラソン2022にエントリーしていました。
自分が2年間溜めてきた大阪マラソンへの思い。それは他人にとってはどうでもいいものです。それが踏みにじられたところで、世界は普通に回ります。でも、私から見た世界からすれば、それは絶望です。そこから何日もかけて心を起こしていくという作業をしていかないといけません。走れなかった人には来年の出走権を渡せば良いという声もありますが、一年先に自分が走れる身体や状況に置かれているかなんて分かりません。その程度のものを渡されても、やはり元気を取り戻すのにはかなり時間のかかるだろうと思っています。
2022年2月27日日曜日。私が大好きな大阪の街を走れているかはわかりません。でも、私は走りたいです🏃♂。今年は沿道の応援がダメなので、少しさみしいレースになるかもしれません。でも、一緒に出走するランナー🏃🏃♀の方たちとまたスタート地点で開催の喜びを共にして拍手をしたいです🎉。そして、大好きな大阪の街を一緒に走りたいです。
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