吹奏楽コンクール大阪予選

残念ながら当日券の発売なし

8/13（土）大阪府吹奏楽コンクール府大会　高校A組
1 南 2 北 3 北摂 4 近大附属 5 中
6 北 7 明浄 8 南 9 中10 精華
11 中12 北13 北摂14 淀川工科15 北摂
16 北摂17 中18 北19 北摂 20 北
21 北摂 22 北23 北 24 東海大大阪仰星 25 北摂
26 浪速 27 南 特別演奏 大阪桐蔭

学校数が多い大阪予選は、まず４つのエリアで
地区予選が行われます。
北摂、北、中、南で金賞に輝き、そのうえで
地区代表に選ばれた学校が大阪府大会に進出です。
すでに演奏順が発表される府大会の枠を争います。
昨年、関西大会に出場した学校はシードで府大会から参加。
全国大会金賞を受賞した大阪桐蔭は、府大会では
審査なしの特別演奏で出演します。

関西への出場枠は、６校＋大阪桐蔭。
そして関西大会では２３校＋大阪桐蔭で
全国大会への出場枠３校を争います。

そして最もプレミアムチケットとなる高校A組は
今年は当日券の販売がないようです。

コンクール成績で分かる実力

府大会に出るだけでも大変な大阪予選。
吹奏楽コンクールでは金・銀・銅のいずれかの賞が
必ずもらえる代わりに、次の大会に進めない金賞団体も
出てしまいます。
演奏がよくても次の大会でも
出場枠があるのでどうしても漏れる金賞団体があり、
その金賞のことを「ダメ金」と呼ばれています。

そういったことから、大阪では何大会の何賞と聞けば
その団体の実力がだいたい分かるようになっています。
私自身は、高校の時、中地区の銀。
そして自分の子供は、関西大会のダメ金でした。
大阪ではコンクールでの実力が１２段階です。
　地区銅、銀、ダメ金、府銅、銀、ダメ金、
　関西銅、銀、ダメ金、全国銅、銀、ダメ金。
私と子供では、雲泥の実力差があるのです。。。

地区を勝ち上がって府大会に出るだけでも立派。
府大会でダメ金でも、とても上手な演奏をします。
その点、ほかの県予選と比べてレベルが１つ高いと
いえるでしょう。

今年の府大会・注目ポイント

そんな激戦の府大会。
今年の注目ポイントをご紹介します。

１：リボーン淀工の躍進なるか
長年、全日本、大阪、淀工の吹奏楽を牽引された
丸谷先生が他界され、新生・淀工としてスタート。
昨年は関西大会を辞退したため、府大会から出場します。
果たして関西大会、全国大会へ進出できるのかに注目です。

２：南地区の雄・精華の連続出場なるか
昨年、初の関西大会出場した勢いのある精華高校。
特に近年、小編成への出場校が増え、
A組が低迷してきた南地区（昨年は予選で１０校）から
関西まで一気に上り詰めた精華高校に注目です。

３：伝統の中地区の勢力図争い
全国大会常連の明浄、そして全国経験もある近大附。
どちらも中地区の代表で地区大会シードのライバル。
明浄の小野川先生、近大附の小谷先生はどちらも
大阪音大の先生対決でもあります。今年も午前の演奏順が
近いところでの出演であり、関西大会での名演も期待されます。
そして昨年、関西まで出場した中地区代表・浪速の
躍進にも注目です。

４：大阪を制する学校は全国切符への近道
関西大会では２０１０年の天理高校を最後に大阪以外の学校が
全国大会に出場できていません。
今年も大阪が３枠を独占するのかどうか。
関西大会の結果を逆算するなかで、全国切符は大阪桐蔭が当確なら、
残りは２枠。２年連続の東海大仰星、常連の明浄に
リボーンの淀工、リベンジに燃える近大付ら大阪４校の争い、
この４校は府大会でも順当な演奏をすると思います。

さて、今年も始まる夏の熱い戦い、吹奏楽コンクール。
残り２校は、精華、浪速それとも新星の誕生！？
今からワクワクします。