塾講師バイトを4年間やって感じたこと
自分は大学生活を送る間、塾講師のバイトを4年間やってきました。
今回は、その経験を通して感じたことをまとめてみたいと思います。
自分が思う塾講師バイトのメリットとデメリットは次の通りです。
・メリット
①自分の能力を向上させられる
②単なる労働力に終わらない
・デメリット
①時間外労働が多い
②責任が重い
それぞれ見ていきます。
メリット①自分の能力を向上させられる
ここでいう自分の能力とは、
「説明する力」と「コミュニケーション力」のことです。
・「説明する力」
塾にやってくる生徒は、「自分(講師)が常識として知っている知識」を知らなかったりします。
そして、生徒にそれを説明するってのは意外と難しいです。
「自分が常識として知っている知識」を、生徒に分かりやすいように工夫して説明する。
これは、「説明する力」を鍛えるかなり良いトレーニングになると思います。
・「コミュニケーション力」
塾講師をしていると、小学生から高校生まで、様々な性格の生徒と接することになります。
その中では、それぞれの生徒に合わせた接し方をすることが必要です。
「内気な生徒にはどう接するか」「話したがりの生徒にはどう接するか」など色々自分で考えて、工夫しながら授業をする。
これは、「コミュニケーション力」を鍛えるかなり良いトレーニングになると思います。
良い点②単なる労働力に終わらない
「単なる労働力」とは、
「そのバイトをするのは、別に自分じゃなくてもなにも問題ない」という状況です。
多くのバイトはおそらくこれかもしれません。
しかし塾講師は、「それができるのは自分だけ」という「ブランド化された労働力」になることができます。
これは、担当講師制度のおかげです。
塾講師を続けていると、生徒から「○○先生の授業を受けたい」と指名が入ったりします。
正直この制度のおかげで、かなりやりがいを感じられます。
その生徒のために頑張りたいと思いますし、授業の準備も楽しくなるはずです。
以上が塾講師のメリットです。
次に、デメリットについて見ていきます。
デメリット①時間外労働が多い
これは人によってはかなりしんどいかもしれないです。
自分の塾では、給料が「一コマあたり〜円」という形式で払われています。
そこに、授業前の予習・準備、授業後の指導報告書の作成、生徒に対応する時間などが入ってくるので、
貰える給料は働く時間のわりに少ないです。
まぁ自分的には、生徒のために働く時間は全然苦ではないので大丈夫ですが、
とにかくお金のためにバイトしたい!という人には合わないかもしれません。
デメリット②責任が重い
これは、メリット②の裏返しでもあります。
メリット②は、「単なる労働力に終わらない」というもの。
生徒は、「○○先生だから」と授業を入れてくれます。
なので、バイトのシフトは固定で、極力その生徒の希望に合わせる必要が出てきます。
また、受験生を見るときの責任も重いです。
自分の授業の質次第で、生徒の運命が決まりますからね。
「お金を稼げれば何でもいい」って人にはあまり合ってないと思います。
まとめ
メリットとデメリットそれぞれありますが、個人的には塾講師バイトはおすすめです。
ただ、塾によっては相当ブラックだったりするので、そこだけは注意してほしいです。
「講師が足りない」感が強いところはできるだけ避けたほうがいいかもしれないですね。
ここまで読んでみて、塾講師良いかもなって思った人はぜひチャレンジしてみてください。
楽しいですよ。
ではまた、
読んでいただきありがとうございました。
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