重陽の節句、菊の節句

昨日の続きをと、思っていたら、なんと昨日は『重陽の節句』やったのね。
１年のうちにある、五節句の最後の節句。『菊の節句』

多分これに関しては、沢山の人が書いていらっしゃるだろうから、書かない。
その辺は、けっこう天邪鬼 (*ﾟ∀ﾟ*)ﾑﾊｗ　

１日遅くなってしまったけど、今宵は旦那さまと菊酒と栗ご飯、焼きなすの煮浸しで、今年も無事に終わりそうなので、祝おうではないか。

・花の散り際

日本語には、とても美しい表現がある。
花の散り際をなんと呼ぶか。　ご存知だろうか。

・桜＝散る
・雪柳＝吹雪く
・梅、萩、沈丁花＝零れる、溢れる（こぼれる）
・椿＝落ちる
・朝顔、菖蒲＝萎む
・牡丹、芍薬＝崩れる
・李（すもも）＝垂れる

どれも、本当に風景が見えてくるような、美しい表現だと思う。
それぞれの花、ひとつとっても、このように表現できる言葉は、日本語だけなんじゃ無いのか？って思ってしまう。

・では、菊は？

･･･まだおしえなーーーい！！(*ﾟ∀ﾟ*) ｶﾊｯ!!
一番下まで、読んでくれたまえｗｗｗ

・多分、誰も書いてないこと

最近の『重陽の節句』は、『菊理媛神（ククリヒメノカミ）』と、関連付けられて考えられるようになっている。

９月９日がくく･･･だから、ククリヒメ、とか言うのは、安直すぎる！！
菊の節句だから、菊理媛！？ １＋1＝２ くらい安直すぎる！！

椅子の上にメガネを置いて、わざと座って「きゃ！！」って言うくらい安直というか、あざとすぎるｗｗｗ

菊理媛のご縁日は１８日と、言われているんだけど、それが理由？
９＋９＝１８？　９×２＝１８？？　そゆこと？？(゜_゜;) アホか･･･

そんなもん、後から誰かが後付けで、言い出したに過ぎない。
近代、もしくは現代に入って、どこかに言い出しっぺがいるはず。

んなわけあるかい！　と、言いたいワケですよ、私は 笑
『物事の表面だけを見過ぎて、飛びつく人間が多すぎる』と、言いたいのですよ！！
とくに、ふわすぴ星人は、この手のが多いから苦手なんだ。。。(゜_゜;)

・さて、この出所はいかに？

探してみたんだけど、実はまだ解ってない。見つけ切れんかった。

いつ、どこで、だれが言い出したのか？？

もしどなたか、由来をご存知な方がいらっしゃったら、ぜひ教えてください。

そのついで？に。。。私の主張が間違っている！と憤る方がいらっしゃれば、是非ともディスカッションしてみたいです。
全然うぇるかむです！！
むしろ、私に教えてくださいっ！！　(*ﾟ∀ﾟ*)wktk（古ｗ

・白山比咩神社

石川県にある、白山比咩神社。菊理媛が祀られている神社。
白山神社の総本宮なので、おそらく知らない人はいないと思う。

菊理媛が９月９日に何らかの関係があるのなら、なぜこの総本宮で祭事が行われていないのか？
旧暦でみても、特に重要な祭事や行事は、やっていらっしゃらない。

重陽の節句は、奈良～平安時代には、もう浸透していたと言われている。
そして、白山比咩神社の創建も、奈良時代。

ということは、白山比咩神＝菊理媛、であるとするならば、遅くとも平安時代には、重陽の節句に菊理媛に関する祭事が行われていなければならないワケだ。

だが、肝心の神社本庁はもとより、白山比咩神社にも問い合わせてみたが、だれが言い出したのかは解らないとのこと。　
ぐふふ、実に面白いｗｗｗ　(*ﾟ∀ﾟ*) ←悪い顔ｗ

・正式参拝した日

実はたまたま参拝した日が、大寒波の大吹雪と重なったことがある。

うちの旦那さまが撮った雪の白山比咩神社

そう言う日は人が少ないので、ゆっくり神さまとお話しできる。
ワタシ的には、とても好きな日なんやけど･･･(゜_゜;)　

なんかね、ココはとても悲しそうだった印象が強い。
諦めというか、地元の崇敬者をとても大切にしていらっしゃる印象だった。

あ、これはあくまでも私の感想。
なので、他の人の印象はどうなのかまでは、知らない。

お詣りさせて頂いた時間は、御神力のお陰さまで、あの曇天の吹雪が止んで晴れ間まで見せて頂いたので、正式参拝させて頂いたのだけど、なんていうかもー･･･

ほんと、人間がスミマセン！！･･･という意味不明の感情がわいてきて、正直キツかった。。。(-_-;)

事実、なんていうか、どことなく気になって、もう一度行ってみたのね。
そしたら、なんか･･･訳のわからない呪文を唱えつつ、山に登っていく団体がいたのさ。

その団体が発している雰囲気というか、気配というか、オーラ？というか、が、ものすんごくドス黒いというか、欲望の塊むき出しだったので、逆に見ていてこちらが気分が悪くなってしまった事があったのね。。。

あんなヘンなのが、ご神体でもある山頂に、ドス黒さ×ゲログロさを、まき散らしに行くのなら、そりゃ神さまだってイヤになっちゃうよね、ほんと･･･(゜_゜;)

大好きな場所のひとつ『上色見熊野座神社』熊本県

・ケガレをハラう

最初に断っておく。 いろんな意見があっていい。( by ぺこぱ）

私は「神社に穢れを持ち込むのは、他ならぬ人間」だと思ってたりする。
だからそれを「人間が祓うだとか、浄化する」と言う考え方はしていない。

大きな神社になればなるほど、人の欲望や願望が渦巻いて、吹き溜まりのようになってしまって、大きな穢れを生み出していることは間違いないとは思う。

その人間ごときのもちこむ穢れを、神さまが放置していらっしゃるのなら、それが御神意なのだろうと思う。

それをさ、ちっぽけな人間が「祓う、浄化する」なんて、出来ると思う？
ココを声を大にして聞いてみたいワケさ。

何様なの？ じゃあ、なんで神職についてないの？
それって、ただの自己満足でしょ？ 烏滸がましいと思うこと無いの？、って思ってしまうのよね 笑

せいぜい、自分がまき散らした穢れを「ごめんなさい」して持って帰るくらいしか出来ないんじゃ無いのかなぁ。。。ワタシ的にはそんなかんじ。

だから、神職にお願いして、対価を払って、祓ってもらう、のだよね。
全世界共通の概念「等価交換の法則」だ。

というかさ、神社がある場所って、大抵はその地域のパワースポットなんよね。神聖な聖域なわけだよ。
行くと気持ちがいいのは、そういう場所なのだから当然のこと。

だから、そこに座していらっしゃる神さまも、その神社のある場所も、そこにある自然も、みんなみんな、浄化が必要なほどの場所になってたら、人は行けないと思うんだわ。

ちっぽけな人間ごときが、そんな禍々しい穢れのある場所で、息が出来るとは思えないんだな～。　
日本には、そう言う場所って、はっきり言って、ない。
海外には、いくつかあるよ。　息が出来なくなる、おぞましい場所。

・あくまでも個人的見解だけど

でもね、最近、あちらこちらの神社で、神さまが感じられない！とか、神さまがご不在だ！と、騒いでたり、ほざいてたりする人間がいるのも確かなのね。

だから、いつかこれをどこかで言わなきゃいけないんだろうな･･･と思いつつ、今まであまり書いたことが無かった。
けど、いまここで出てくるということは、ココで書いて！って事なんだろうな～、と思って書いてみた。

・菊理媛神

菊理媛は、日本書紀の本文中には出ていらっしゃらない。
書十に一文（一度）だけ名前が記されるものの、肝心の内容がわからないという謎の女神。
そこが、ふわすぴ星人にヒットしたのか、やたらと取り上げられるようになった。

というか、そんな感じで一度しか出ていらっしゃらない男神、女神ってけっこういるし？ (゜_゜;)　何で他の神々も取り上げてあげないの？

一度だけと言えば、エジプト神話にも謎の神がいるよね。
メジェドさまねｗｗｗ　個人的に大好きなんですけどｗ
メジェドさまは、アニメ化もされて、グッズも出てるよｗｗ

日本神話に出てくる、１度キリの神さまたちも、取り上げて欲しいね。

･･･って思っちゃう私は、ひねくれてます･･･ｗ

【原文】
及其与妹相闘於泉平坂也、伊奘諾尊曰、始為族悲、及思哀者、是吾之矣。　時泉守道者白云、有言矣。曰、吾与汝已生国矣。奈何更求生乎。吾則当留此国、不可共去。
是時、菊理媛神亦有白事。伊奘諾尊聞而善之。乃散去矣。

【解釈文】
　その妻（＝伊弉冉尊）と泉平坂（よもつひらさか）で相争うとき、伊奘諾尊が言われるのに、「私が始め悲しみ慕ったのは、私が弱かったからだ」と。
　このとき泉守道者（よもつちもりびと）が申し上げていうのに、「伊弉冉尊からのお言葉があります。『私はあなたと、すでに国を生みました。なぜにこの上、生むことを求めるのでしょうか。私はこの国に留まりますので、ご一緒には還れません』とおっしゃっております」と。
　このとき菊理媛神が、申し上げられることがあった。伊奘諾尊はこれをお聞きになり、ほめられた。そして、その場を去られた。

というのが、唯一の記載とされている。（ Wikipediaより ）

確かに、伊弉諾尊と伊弉冉尊の間を取り持った形ではあるが、それが仲直りなのか、諦めなのか、永遠の別離なのかは、読む人次第、と言ったところが正直なところ。

いずれにしても、皇祖神であるおふたりが和解された事に変わりは無いことから、分かつ物を括る（くくる）神＝縁を結ぶ？　とされたのだろうかね。

何にしても、『今』を見ること、『今』を知ることは大切だとは思うけど、日本には「温故知新」という言葉があるように、その物事本来の起点に目を向けて学ぶ、知る、応用する、と言うことも大事だと思う。

うわべだけで飛びついて、自分自身で真偽を確かめもせずに言いふらす･･･ってぇ、ラノベに出てくる社交界で扇子で口元かくしてヒソヒソと人の噂話ばっかりしてる貴族かぃっ！！　って、いいたくなるわｗ　(*ﾟ∀ﾟ*)ｹｯ!!
（ 注：飲めもしないのに、冷やで菊酒が入っており、いつもより多めに毒を吐いておりますｗ ）

・最後に･･･

菊の花は「舞う」と、いいます。　

理由は･･･　ググれks。。。(*ﾟ∀ﾟ*)ｶﾊｯ　
･･･いえ、ググってくださいませ。

何でも人にすぐ、答えを聞くんじゃないｗｗｗ　
しらべろ！　しらべるのだ！！ｗｗｗ

それが唯一出来るのが、人間なのだから･･･（ by 7e ) ←みつをじゃないよｗ