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【日記】梅しごとの思い出
※この記事は書き始めてからひと月ほど経っています。寝かせすぎましたすみません。
小学生のころ、何年か梅シロップを作っていた時期がある。
気が付けば両親も忙しくなり、私も弟も大きくなって作らなくなってしまったが、初夏がくればいつも「梅の時期だ~~」と思うようになった。
今年はたまたま余裕があったこともあり、昔使っていた瓶を引っ張り出してやろう!ということに。
今年シロップにした梅の品種は二種類。
片方はパープルクイーンと呼ばれる小梅で、出来上がりのシロップが赤色が強めの紫色になるのが特徴。
もうひとつの確かな品種はわからないけど、南高梅だった気がする。
パープルクイーンはサイズが小さい梅だったおかげか、かなり早く完成した。
シロップで割ると薄いピンク色になり、とっても綺麗だ。
南高梅(?)の方も出来上がり、酸味が強めのシロップになった。
パープルクイーンの方は実が小さかったためにジャムにはできなかったが、南高梅の方はジャムにした。
身が酸っぱくて、どれだけ砂糖や蜂蜜を入れても甘いジャムにはならなかったが、シロップと一緒に炭酸で割ると甘酸っぱさがちょうど良くなって美味しかった。
![パープルクイーンという品種で作ったシロップ。普通の品種で作ったシロップは透明に近い色だが、こちらは赤色のシロップになっている。](https://assets.st-note.com/img/1658141842374-iuvn0GU7e6.jpg?width=1200)
![パープルクイーンのシロップを、炭酸水で割ったもの。薄い赤色からピンク色のジュースになった。甘みが強めの甘酸っぱい梅味ドリンクになった。おいしい!!](https://assets.st-note.com/img/1658141981937-WvvX3q38Wl.jpg?width=1200)
梅ジュースは市販のものを見たら買っちゃうし、何度飲んでも爽やかで手軽に飲めるから大好きだ。
でもやっぱり手作業で漬ける味とは違うし、シロップの濃さも割るときの濃さも変えられるのがいい。
それに、副産物で梅ジャムもできてしまう。
金額も手間もかかってしまうけど、その分わくわくが上乗せされてとても楽しくておいしい。
梅仕事を我が家でやるようになったきっかけは忘れてしまったけれど、小学生のころクラスで梅シロップを作ったことがある。
友人の祖父母が分けてくれたもので、クラスみんなで作ったシロップを給食の時間だったか授業の時間だったかに飲んでとてもおいしくて感動したことを覚えている。
これは人数が少ない学校で、かつ地域の中ではのんびりした小学校だったからこそできたことだったと今ではわかる。
私の言っていた小学校には小さな畑があり、学年や授業の進み具合によっては野菜を植えて収穫をする授業があったり、理科の授業で使う花を育てるなどをしていた。
更には一畳ほどの田んぼがあり、特定の学年になったら稲を植えて収穫するといったこともやっていた。
これ以外にも、幼稚園生の時は家でバケツ田んぼをやったり祖父の趣味のひとつである畑いじりに連れて行ってもらったり、母が花を育てているなどなど。
昔から虫だけは苦手だけれど、素手で土を触ったりどろんこになるのは怖かったり気持ち悪いなぁと思うよりは楽しかった覚えがある。
今年はシロップだったけれど、いつか梅酒を漬けたいと考えている。
しかし、私がしばらくはお酒を飲んではいけない状況に置かれると思うのでいつになるだろうか・・・
まぁノンアルコールのジュースが美味しいから、わざわざお酒じゃなくてもいいかという気持ちでもある。
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