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定時決定【育休320日目】

育休前から、定時退勤を心がけていた私にとって、定時という言葉は働く時間と捉えてしまいますが、標準報酬の改定の件です。

元々、残業代の支払われない教員の場合、働く時間が増えるほど、対価は少なくなります。一般的な会社と同様に、手当等を含めて定時決定が為されます。

今年、育休を取得している私の場合、取得した月から給料が「0」となります。随時決定の対象とはならず、定時決定時期の4〜6月の報酬も「0」と換算されるため、定時決定は「従前」、つまり、育休前と同様の等級となります。

そう思っていた矢先、妻の定時決定を確認すると、等級が大幅に下がっていることが分かりました。と、同時に、始めに試算していただいた育休給付金(教員は手当金)から、受け取っている金額が低かったということがわかりました。初めから下がっていたようですが、半年経って、給付金が50%換算になり、低いと分かりました。

妻の場合、産休を経て育休になります。産休の場合も、手当がなくなるため、給料として支払われる額は減りますが、「固定給の変動」に当てはまらないため、随時決定も定時決定もされず、「従前」、つまり、産休前と同様の等級になるはずです。

問い合わせてみると、

①「随時決定」が為されていた
②支給されていた「手当金」が低かった
③遡って「手当金」を振り込まれる

ということになりました。

①について

上記の通り、産休の場合、手当がつかないため、普段よりも給料が下がります。そのため、「随時決定」が為されていたようです。ただし、産休の場合、「固定給の変動」が起きるような昇給や降格ではないため「随時決定」はされません。給料が下がったことで、支払う税金が変わるために、改定していたようですが、勿論、産休、育休はその対象ではありません。

随時決定が知らされていなかったことも、今回の状態に繋がっていたと思います。

②、③について

手当金は、ダブル育休の資金源になります。どちらも働いていない(副業禁止ですしね)ため、ここに頼らざるを得ません。育休前にいただける育休給付金の試算で生活できると踏んでいますが、それよりも低くなってしまうと、つらいものがあります。

最終的に差額が振り込まれるようなので安心していますが、見積もって「20万程度」振り込まれると考えると、かなり大きな差になります。

今回の件は、問い合わせて初めて発覚しました。問い合わせなかったらどうなっていたのでしょうか。発覚しなかったのかもしれません。もっと恐ろしいのは、妻が復帰したときに、給料がこれまでよりも貰えなくなっていることです。本来受け取る額よりも、かなりの差になります。

こちら側も気付けてよかった一件となりました。

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