中村七之助のラジのすけ 2021/10/17(日)21:00-21:30
中村七之助のラジのすけ
2021/10/17(日)21:00-21:30
七: こんばんは、中村七之助です。
ヒ: こんばんは、ABCアナウンサーのヒロド歩美です。
この番組は、歌舞伎だけではなく、様々なジャンルで活躍される
中村七之助さんがせきららに語りつくすトークプログラムです。
リスナーの皆様と楽しい時間を共有できるような番組にしていこう
と思います。
七: はい。
ヒ: 昨年末放送のドキュメンタリー番組「中村屋ファミリー2020」が
なんと、第49回国際エミー賞にノミネート。
七: そうらしいですね。
ヒ: すごいです。
七: うちの兄も僕も、知らなかったっていうか、え、そんなにすごいことなのか…。
ヒ: エミー賞です。
七: うちの兄が愛さん(前田愛)に怒られたらしいですよ。
ヒ: 何でですか?
七: え、だから、『ねえねえ、エミー賞、ノミネートされたんだって?』って言って
うちの兄が、『ああ、そうらしいよ。』って言ったんだって。
ヒ: すごいですね…。
七: そうしたら、『何よ、何で教えないのよ?』って怒られたんだって。
ヒ: いや、そのぐらいのことですからね。
七: や、ってなんだってね。で、家族LINEでさあ、で、うちの母親もすごい
『取ったんだあ』ってLINE送ったら、うちの兄のLINEすごいよ。
『賞金はいくらだ?』って。笑。はっはっはっは。
ヒ: ほらあ、それはそれは、すごいのかもしれないですけれど。
七: いや、ないよないよ。ないない。
ヒ: それで名誉ある…
七: で、同じこと言われてた『名誉だよ』って。
ヒ: そうですよ。もうプライスレスですから。
七: そうそうそう。でも、今回もう、『中村屋ファミリー2021』年も撮影、
続いているんですよ。
ヒ: お、もう、決定ですもんね。放送は。
七: 昨日なんて、これ、昨日、収録なんであれですけれど、
昨日が、錦秋のね、初日だったんですけれども、あの、錦秋特別公演にあの、
『中村屋ファミリー2020』の監督が、監督っていうかディレクターが、来て。
ヒ: はい。
七: もうみんなに、『おっ!エミー賞監督!よっ!』とか言って。はっはっは…。
ヒ: すごい。アハハハ。
七: 顔、真っ赤になって。
ヒ: いじられていますけど、すごいことですもんね。
七: そうそれで、本当にこれ、あの、これは、スタッフの皆様のおかげでございます。
ありがとうございます。
ヒ: はい。
七: 僕たちなんか、やっているだけなんでね。
ヒ: いやはい、いやいやいや…。2021年の年末の放送も、決定いたしました。
さて、今週ですけれども、なんと、久しぶりの、トレンド先生です。
七: お!。はいはい。
ヒ: ねえ、七さん。覚えてますか?。
七: はい、覚えています。書評家の、三宅香帆さんが、登場します。はい。
ヒ: そうなんです。
七: 書評家ってことは、本を評価するということですよね。
ヒ: そうですよね。『文芸オタクの私が教えるバズる文章教室』という著書が
有名な方なので、SNSのバズり方などを教わっていこうかなと。
七: おうおうおう。
ヒ: 我々、告知しかしていない番組のSNSアカウントなので、ラジのすけ。
七: そうだねえ。
ヒ: ちょっと、プロデューサーがさぼっているんじゃないかなと、
私、思いますけど…。
七: 本当は、僕がやんなくちゃいけないんだよね。本来ね。
ヒ: ううん、本当はね…。けど、どのようなことを書けばいいのか、
っていうのを聞いてみたいと思いますので。はい、三宅さんに登場
していただく前に、お知らせです。
七:スカイプレゼンツ。中村七之助のラジのすけ。
皆様、ご清聴のほどひとえに、お願い申し上げ奉りまする。
ヒ: スカイプレゼンツ。中村七之助のラジのすけ。
では、今回のトレンド先生、書評家の三宅香帆さんです。
お願いいたします。
三宅: よろしくお願いします。
ヒ: プロフィールご紹介させていただきます。
三宅香帆さんは1994年生まれ。高知県のご出身で。
2016年京都で働いていた書店のウェブサイトに、掲載していた
文章が話題となりまして、執筆活動をスタート。
『文芸オタクの私が教えるバズる文章教室』や
『妄想とツッコミで読む万葉集』など、
文学文章にまつわる著書を多数、執筆されています。
改めて、今回のゲスト、三宅香帆さんです。お願いいたします。
三宅: よろしくお願いします。
七: よろしくお願いします。そうそう、ウェブサイトに書いたのが、
書評家というお仕事という、そういうので書いたんですか?
三宅: あ、本当に本屋のバイトをしてて、バイトのいちブログとして、
本を紹介するみたいなブログが、それこそバズって、本になった
という感じです。
七:よく本屋さんの横にポンと貼ってあったり?
三宅: ああ、そうですそうです。なんか自分が思ったこと、いいなと
思った本を紹介したいと思って。
七:はああ、それで、こう、内容まで明かさずに、人の心をつかむ
ということですね。
三宅: そうですそうです。
七: これまた勉強しないとダメだな。
ヒ: そうです。若者にね、こう歌舞伎というものを、七之助さんが
おっしゃっていましたが若い人に、どれだけこう好きにさせるか…。
七: 俺ね、ついつい、全部、言っちゃうんだよね。
ヒ: アハハ。それって、先生どうですか?
七: あのダメでしょ。見ちゃったような気持ちになっちゃうじゃん。
三宅: そうなんです。
ヒ: 絶妙に、あ、見たい、読みたい見たいってさせるギリギリのラインをね、
やりたい。
七: そうね、身振り、手振りで全部やっちゃって、もういいよ、お腹いっぱいって。
ヒ:アハハ、ダメだ。バズらない。
七: ダメなんですよ。バズらない。バズらない。
ヒ: はあ、まさに、この番組がどうやってバズっていくかを、先生に
いろいろ聞きたいなと思うんですけど…。
七: 番組がバズる。SNSじゃなくて、この番組がね。
ヒ: まず、バズるって言ったら、SNSですよね、イメージ。
七: あ、あとイメージがね。
ヒ: 我々のラジのすけっていう番組も、Instagram。
七: やってますね。
三宅: 拝見しました。
ヒ: ありがとうございます。あ、率直に評価お願いします。
三宅: 評価というか、私、InstagramとかTwitterでもそうなんですけど、
SNSってすごい大事なことが2個あるんじゃないかと思ってて。
七: ほうほうほう。
三宅: その1つめが、なんかこうパッと見て、なんかいい感じかも!って
思わせるっていうのと。
あと2つめが誰に向かって発信するかを、めっちゃ考えておくっていうのが、
すごい大事かなと思っていて。
そういう意味で、まあ、こう、たぶん、まだ始まったばかりの
Instagramなので、なんかこう。なんかいい感じ感をInstagramから、
もっと出していったら、もっとフォロワーも増えるんじゃないかと
思ったりとか。
七: なんかいい感じかあ。
ヒ: あの、それでいうと私の思いとしては、あの中村七之助さんの、
なんていうんですかね、オフショットじゃないですけど、見たいんですよ。
三宅:: あ、それ、めっちゃ思いました。
七: オフショット。それね、やりたいんですよ。やりたいんですけどね。
なかなかこう、僕、載っけて下さいって写真を送ったりするんだけど、
なかなか載らなかったり…。
ヒ: 何でですか?
七: あのね、俺、あのほら、あのさ、ケーキ食べているやつ。
あれ、載っかってんだけど、あれ、載っかるまでかなり時間かかったのよ。
ヒ: 何それもう~。
七: あ、いや俺が言ったんだから。なんで載っけてくれないの?って言って。
ヒ: おかしいですよね、それ。笑。
七: 俺は、もうあの時もらってね、フルーツ食べられないのにフルーツのケーキ
を渡されてね。持って帰ってね。その時、コクーンの稽古だったから、
かじっているところがいいよねっていって、稽古場でかじっている姿を
やったんだけど。
ヒ: 見た見た。
七: 待てど暮らせどアップしてくれねえからさ…。
ヒ: ひどくないですか?告知動画はすぐあげるのに。笑。
三宅: いや、なんかその、本当、七之助さんがいるだけっていうか、
映える思うので。
七: そんなことないって。
三宅: 本当に、絶対、そうだと思うんですよ。
七: じゃあ、なんかいい感じっておっしゃったの、それどう具体的にあるんですか?
そういうの?
三宅: なんかあと、私、ひろどさんのInstagramを見させていただいたんですけど。
ヒ: ありがとうございます。
三宅: それこそなんかいい感じ感をめっちゃ体現してると思っていて。
七: だからだよ。さっきからぐいぐいぐいぐい来てるんだよ。
アハハ
七: 言ってほしいんでしょ?自分のフォロワー数を。何万人?何万人?
ヒ: 14万人…。
七: いや、ちょっとくらいもう…。
ヒ: それくらい、バズらせたいんですよね。
七: どのへんが?
三宅: なんかこう、Instagramってフォローするときに、画像一覧みたいのが
見えるんですよね。で、そのときに、すごい色がカラフルで、ヒロドさんの
可愛い写真もありますし。こうなんか、すごく、こうカラフルで、パッと
目に映えてくると、あ!なんかこのInstagram、フォローしていると、いい感じに
こう気持ちが上がるかもってすごい思わせてくれるような。
ヒ: 全国の高校球児のおかげです。
三宅: はあ。
七: それでもうもうアップしようとして。
アハハハ。
七: またもう今フォロワーをアップしようとして…。ねえ、ちょっと。
三宅: この番組のInstagramをはい、見させていただいたら、動画とかが、
すごい惜しいと思ったのが、なんかあの、再生の始まりのところが、
こうなんですかね、こうちょっと見えるんですよ。それが、壁の色みたいな…。
七: ちょっと待ってちょっと待ってちょっと待って。これはこれはちょっと、
ヒ: 言ってやれ言ってやれ、七之助さん。
七: 先輩?あなたの先輩だよね?
ヒ: いや、同期です。
七: 同期、同期だよ。あなたの同期だよ。
ヒ: プロデューサー同期なんですよ。
三宅: あ、そうなんですか?
七: そう、あのね、
ヒ: いつもなんかわからんけど…。
七: そうそう、それ、あれ…。
アハハハ。
七: いや、俺ね、あれね、なんかそういうテクニックなんだと思ったの。
それが良く見映えが、ああ、いいんだなと思ってたけど。先生いわく、
あれ、ダメ?
三宅: あれ、ちょっと惜しいかなって…。
アハハ
七: 俺がリスナーの方たちに僕たちのじゃないですよね
ヒ: イキっているだけですよねえ。
七: ね、同期のプロデューサーの…。あ、じゃあ、あれ辞めましょ。笑い。
ヒ: イキっちゃったんです…。先生どうしたらいいです?
七: このトレンド先生からちょっと、これはやめましょう。
三宅: はい、なのでなんかこう動画を映すときも例えば七之助さんの
アップから始まるこうなんか、動画にするとか…。
はい、ちょっと写真をあげるときも、ちょっと色を加工してこうパッと
カラフルな感じにするとか。ぜんぜんそう顔を加工とかじゃなくて、
なんか、色だけ加工とかも全然できるので。
七: うんうん。
三宅: そういう意味で、あ、なんかこのInstagramすごく七之助さんの
かっこいい姿を見れるし、あの、素敵なInstagramかもってこう
思わせるのが、まず大事なのかなって思う。
ヒ: 横顔とか?
三宅: そうです。そうです。
七: 見る側からしてみれば、そっちのほうがいいわけですよね?
三宅: あ、そうですね。
あと、けっこうオススメなのが、こうなんかじゃあ、例えばじゃあ、
めっちゃ、キメた顔と、なんかちょっとこうふざけたような写真を
アップしてみて。どっちがイイね数を多いかを見てみるんですね。
そしたら、あ、こっちのほうが、求められているんだって、
自分の中ですごくわかるじゃないですか?
なのでSNSのいい所ってこうなんか自分の中で試行錯誤がすごい
しやすいというか。
なんか、イイね数を見て、こっちのほうが求められているんだって
わかりやすいので、それをすごくやっていくと、どんどんどんどん
いいInstagramにSNSになるんじゃないかと。
七: うまいですね。やるのが。
ヒ: Twitterも我々あるんです。
三宅: はい、拝見しました。
ヒ: どうですか?Twitter?
三宅: Twitterは、なんかもっとこう、あのすごく裏話的なのが多いと
嬉しいと多いとすごい嬉しいのかなと思っていて。
七: はあ~。
三宅: たぶんなんか、あのTwitterのさっき言っていた2番目のポイントの
誰が見ているのかを意識するというのも。なんかTwitterを例えば
フォローするのって、まあ、このラジオのファンだったり、たぶん
七之助さんとかひろどさんのファンだったりとかが多いと思うんですけど。
やっぱり、ファンからしたら、あ、このTwitterをフォローしとけば、
好きな人の新しい情報が手に入るってすごく、はい、思ったら、
なんかフォローしたくなるじゃないですか?なので、ちょっとこうあった
裏話を普通に投稿するだけでも、別に、今日、なんの服を着てたを
投稿するだけでも、ファンからしたら、嬉しいんです。
七: Twitterって写真って載せられる?
三宅: はい、載せられます。ちょっとした例えばハプニングとか、
裏話とかがバズることがTwitterってけっこうよくあるんですよ。
で、Twitterってこうなんか、え?こんなことがバズるの?っていうような
なんか、こう予測不可能なところがあるなあと、私、よく思っているので。
どっちかというと、けっこう、毎日、更新するとか、更新頻度をあげて
そのこうなんですかね。たくさん、投げてみて、あ!こういうのが、
実は反応いいんだっていうのを繰り返し実験していくことが、まあ、
バズリにつながるんじゃないかな?って思うんです。
ヒ: はあ…。
七: なんかね、そういう、その、ふとしたネタがない時ってどうすれば…?
三宅: 結構、私、よくやるのが、なんかこう自分の好きなものを発信すると、
その、それを好きな人が食いついてくれたりするんですよ。例えばだから、
このなんかこのお菓子を差し入れでもらったんですけど、美味しかったです。
だけでも、その、お菓子のあの、店主さんが反応してくれたりとかすることも
あるので。
七: いやいやいや。
ヒ: すごいあの、見渡しています。
七: 今日はやっぱりあの、じゃあ、Twitterに今日のひろどさんのイヤリングは、
特徴的です。とかそういうので。キュンですのほうで。
三宅: キュンですのほうで。笑。
七: なかなか見たことのないイヤリングのひろど。とかいうのだったら、
あれ?なんだろうな?って。
三宅: そうです。
七: たとえばね。いやだから、ラジのすけのメンバーとしてのね、
三宅: だと、ファンもすごい嬉しいと思いますよ。新しい情報が
手に入るっていうのが。
七: ああ、そう。やっぱり、写真はたくさん。
三宅: そうですね。写真はできるだけ、あと映えそうなものを、
ヒ: 楽しく撮るってことですね。
七: 難しいよね。どういうのがいいんだろう?
ヒ: なんか撮る人がすみません。うちの同期のプロデューサーだから…。
アハハハ。
七: これは大問題だよ。大問題。プロデューサー。笑。
ヒ: はい、撮りまーす。もう義務でーす、みたいな感じですもんね~。
七: ちがうのよ。義務ですって感じで毎回やっていただいて、
嬉しいですよ。嬉しいですけど、あの、最初から僕たちが指示しないまま、
あの、天井から…。
ヒ: そうなんです。
七: あれはなんか、
コツだと思ってました。
七: いや僕、本当に申し訳ないですけど、いきなりラジオの右も左も
わからない状況下で、もう、僕なんかもう、本当に、全然、ダメなんです
けれども、それだから我が物顔であれを、やられているわけ。
アハハ
七: そうするとね、あれ?ラジオってこんな感じなんすよ?みたいな、
僕は感じを受けたんですよ。だから、あれ、なんでやっているの?とは
1回も、今日の今日まで、聞かなかったけれども、これヤバイっすよ。
トレンド先生を呼ばなかったらさあ、
ヒ: そうですね。
七: ね?本当にもう…。
ヒ: 自分のために呼んだのかもしれないです。
七: あ!スタッフが出てくるのもアリなの?その?
三宅: めちゃめちゃアリだと思います。
ヒ: お!じゃあ、もう出しましょう。
七: 今日、出てもらおう。笑。
ヒ: はい、ミスターコバヤシ。
七: ミスターコバヤシさんの。だから今日のInstagramまでは、
コバヤシさんが、どう振っているかカメラを。
ヒ: そうだから、俯瞰をちょっと撮っておいて、もらいましょ。
そうしましょ。
三宅: そうですね。なんかこう、このラジオのどんどんファンになって
いくのって、こうなんか色んな面も知って、みんなファンになっていくと
思うので。スタッフには、こういう人がいて、ちょっと面白いんだとか
笑ったりとか。
七: それこそ、だからコバヤシさんはさあ、あの、タツヤ君のほうの
ラジオには出ているでしょ?
ヒ: そうですよ。
七: そうだから、タツヤ君がうちのラジオのことをすごく意識して。
僕たちも最近、意識し始めているというのは、いいことなんですよね?
三宅: ああ、すごい、いいと思います。
七: 両方の相乗効果っていうのもありますし…。これ、1週?
ヒ: 本当、三宅さんのおかげで、
七: これ、1週はむずかしい。
ヒ: これで終わり?
七: 終わりだけど、聞きたいこと、山ほどあるし。
ヒ: でも、あのすごい、1つやっぱすっきりしたのは、七之助さんが
おっしゃっていた、やっぱり天井から、撮るというのだけは、
ナシっていうのだけ、学びました。
アハハハ
七: 完全にもうさ、完全にもうコバヤシさんのディスりになっているわ。
アハハハ。
ヒ: 学びました。でもすごいですね。言葉を使うラジオで…。
七: 本当に。これさ、書評家だから、どういう、言葉っていうのを、
聴きたかったけどねえ。
ヒ: ああ最後にそれ1つお願いします。
七: ラジのすけだったら、どうですか?なんか一言。
ヒ: 確かに、ラジのすけの番組に何か一言。
三宅: ああ、キャッチフレーズ。
七: 何回もお聞きいただいていないから、難しいかもしれないですけど。
三宅: でもなんかこう、意外な一面が見れるとかその二人の。
その、すごくフランクに話されているのがラジオのいいところだな
と思うので。あと、舞台では見れない、あの、見れないところを
見せるラジオとか。そういうこうなんかパッとわかりやすい魅力っていうのを
出すと、より伝わりやすいのかなと思います。
七: そうね。僕、テレビとかも、あまり出ないですし…。こういう
公の番組だったりとかでしゃべったりすることも、ないので。そういうことでね。
三宅: いいですね。貴重な…。
七: ひろどさんもさあ、なんかそういうの出せばいいじゃん。…。
なんかだって、14万人もいるんだから。
ヒ: 私のInstagramで?
七: そうだよ。Instagramでねね、ラジのすけのこと、やってくれてんの?
ヒ: これは本当にタグづけっていうものをしているんです。つまり、七之助さんとの
写真のやつをこのアカウントありますよって。
七: ほうほう。お願いしますよ。わかんないんですよ。ここも裏切るからね、すぐ。
ヒ: アハハ。裏切らない裏切らない。すごい勉強になりました。
七: そう、勉強になりました。ありがとうございます。
ヒ: 番組でバズらせていきたいと思います。
三宅: はい、見ています。Twitterも。
ヒ: ありがとうございます。成長を見守ってください。
七: よろしくお願いします。また、お願いいたします。
三宅: はい、ぜひ。
ヒ: 何かお知らせございますか?
三宅: はい、私の『バズる文章教室』という本も発売中ですので、
ぜひ、読んでいただけたら嬉しいです。
七: これを読んで、日々、勉強ですね。
ヒ: はい。わかりました。
七: ありがとうございました。
三宅: ありがとうございます。
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裏方談義。裏談。お弟子さんスペシャル。
ヒ: このコーナーでは、裏方と呼ばれる方たちに、仕事に対する思いを聞き、
バックステージの裏側を伝えるコーナーです。
今回ご紹介するのは、中村仲弥さんです。
七: 裏方談義。裏談。今月は、裏方ではなく、中村屋のお弟子さんが
次々と、登場します。今回登場していただくお弟子さんは、
中村仲弥さんです。よろしくお願いいたします。
仲弥: よろしくお願いいたします。
七: 物腰でわかるでしょ。女形です。
仲弥: どうも…。
ヒ: はい。素敵なオーラが。
七: あのですね。
小三郎さんは、うちの祖父のお弟子さん。
そして、先週の仲四郎さんは父のお弟子さん。
そして、今週の仲弥さんは私の一番弟子でございます。
ヒ: 率直に、24時間の間、どのぐらい一緒にいらっしゃるんですか?
仲弥: そうですね。今は公演自体がすごく短くなっているので、
あまり、一緒にいる時間ていうのはないんですけど。えーと、
長い時には、朝から晩まで。ずっとですね。
七: ちょっとちがうな。落語家さんとかはさ、お家までって
いうイメージ?
ヒ: ああ、そうですよね。ああ…
七: それは歌舞伎界っていうのはね、昔はあったんだろうけど、
今はない。
ヒ: へえ。
七: だから、小三郎さんとか、仲四郎さんとも、朝から晩まで。
ヒ: はあ。
七: 家のことはないけれども、私の一番弟子で。きっかけ。
ヒ: みなさんにお聞きしています。
七: 俺、きっかけ、聞いたこと、ねえや。笑。俺。
正直、年はそんなに若くはないんだよな?
仲弥: そうですね。今、33歳なので。
七: で?何年?入って?
仲弥: 8年目です。
七: 把握してねえや。
仲弥: 入門して、8年目。
七: だから25?
仲弥: そうですね。25歳ではい、はい。
七: ね?そうだよね?25って遅いよね?
仲弥: 遅いです。私も仲四郎さんと一緒で、国立の養成所
っていうところで勉強してから。
22歳に入って、その時は、研修が3年だったので。
ヒ: ああそうか。
七: そうか、2年じゃなく3年か。
仲弥: 3年だったんで。で、3年間研修所で勉強して、それから、入門。
ヒ: はあ。
七: 前は何していたの?
仲弥: 大学に行っていました。
七: あ、普通に。
仲弥: えーと、あの、日本大学の芸術学部というところで、
油絵を勉強していました。
ヒ: えぇ?
七: 絵が上手いのよ。
ヒ: これまた。
七: 絵が上手いのよ。本当に。これは才能。
ヒ: どういう絵を描かれるんですか?
仲弥: そうですね。油絵の人物ですとか。
そういうのを勉強はしてました。大学の時。
ヒ: そこから卒業されて。
仲弥: はい。
ヒ: どんなきっかけで?
仲弥: えと、卒業する前に大学に入った時に、大学って部活が
あるじゃないですか?その部活で歌舞研(歌舞伎・舞踊研究会)
というのがあったんですよ。
七: へえ、落研ならぬ?
仲弥: 落研ならぬ?はい。
七: へえ~。
仲弥: そのときには歌舞伎を見たこともがなかったんです。はい1回も。
歌舞伎を見たことがなかったのに、歌舞研に入ったんですよ。
七: 歌舞伎を見たこともなかったのに、歌舞研に入ったの?。
仲弥: はい。
七: へえ~。
仲弥: いや、歌舞伎を見たことがなかったんですけれど、
自分で浴衣とかを着られるようになったらいいなって思って。
で、歌舞研に入って、そこから、歌舞伎を見るようになったんです。
ヒ: はい
七: それで?
仲弥: で、大学を卒業して、卒業するタイミングで進路どうしようかな?
って思ったときに、国立の養成所というところがあるのを知って。
七: 3人ともパワーがあるよね。
ヒ: 思いました。バイタリティーといいますか。
七: それでやっぱり、ポテンシャルっていうかさ。僕なんか、もう
ありがたいことに、その所で生まれて、そういうパワーはたぶん、
全然3人より著しく低いと思う。だって、職をみつけたり、さあ、
これをやろうってさあ、すごいパワーってすごいことじゃない?
ヒ: 1つめちゃくちゃ気になることをいいですか?
なぜ、七之助さんのお弟子さんになりたいって?
七: さあ、どう答えるかで、今後が決まるぞ。笑。
仲弥: いやいや、ちょっと。これ。
ヒ: すごい質問を投げちゃいました、わたし。
仲弥: これ、きっかけになるんですけれど、その大学に行ってて、
歌舞伎をみるようになって。2007年のシアターコクーン歌舞伎の
『三人吉三』っていうのを、みたんですよね。
七: おお、はいはい。
仲弥: で、それを見て、ああ中村屋の人になりたいなと思って。
で、そこから、中村屋に入るっていう…きっかけになりましたね。
七: 女形。で、自分はやっぱり、女形になりたいと思ってたんでしょ?
仲弥: はい、思ってました。
七: だからじゃない?中村屋で、女形、こいつか、まあ
仲弥: いやいやいや。(;'∀')そんな、消去法ではない…。
七: っていう感じ。
仲弥: ちょっとその。
七: 今、入れば、一番弟子だし。イエイ!v( ̄▽ ̄)v イエイ
ヒ: そういうのもあるんですか?。
仲弥: ちょっと、策士じゃないですから…。(;'∀')。はい。
七: けど、入ってみたら、案外、一番下で大変な思いをしているっていう。笑。
まだこれから、錦秋特別公演にも彼はね、出ます。仲四郎さんも出ますけども。
応援してあげてください。
仲弥: よろしくお願いします。
ヒ: 裏方談義。裏談、お弟子さん、中村仲弥さんでした。ありがとうございました。
仲弥: ありがとうございました。
ヒ: あっという間にお別れのお時間がきてしまいました。
七: この間のね、トレンド先生はeスポーツ。本当に学ぶというか。
トレンド+学びみたいな。
ヒ: そうですね。SNSもそうですし、なんかこう、バズる文章っていうのを学び
ましたね。
七: なんか大変だけどね。やっぱいろんなこと、考えているんだ。
若い人って。今、大変だね。
ヒ: ねえ。
七: そのイイねのそれだけじゃないよね、やっぱり、工夫とか、
自分なりのものを試行錯誤していって、彼ら彼女たちは、やっているわけですね。
ヒ: で、思いがけないものがバズっていく世の中。
七: これが難しいよね。思いがけないっていうのが。
ヒ: で、ここらへんを意識しながら我々の番組、Instagram、Twitterも
七: Twitterね。フォローしていただいて、いろいろと、少しずつ
ですけれども、変えていきたいと思います。
ヒ: 色とりどりになっていくと、思います。
七: そうね。色とりどりね。いろいろと。
ヒ: がんばりましょう。七之助さん、何かお知らせございますか?
七: 錦秋特別公演が開催中でございます。
2021/10/24(日)までですね。全国15か所をまわっております。
それこそ、Instagram、載せましょうね。
ヒ: お願いします。
七: いろんな地域で、写真撮って。
ヒ: それ、見たい。
七: で、どんなような、あまりにはいけないかもしれないけれども、
どういう状況かということを、皆様に裏のところを見ていただきたい
と思っております。
そして、赤坂大歌舞伎が2021/11/11(木)からですね。
11/26(金)までのアクトシアター。TBS赤坂アクトシアターで
やらせていただきます。え、笑福亭鶴瓶師匠の落語を歌舞伎化した、
演目の再演でございます。ぜひぜひ、足をお運びくださいませ。
よろしくお願いします。
ヒ: さて番組では、質問や感想、しゃべってみてほしいこと、
お悩み相談など募集しています。
メールアドレスは
radinosuke@abc1008.com
採用された方にはもれなく、番組ステッカーをお送りいたします。
住所、氏名、電話番号などもお忘れなく。また、番組ハッシュタグは、
#ラジのすけ
となっています。
TwitterやInstagram、など、SNSでも、番組を盛り上げてください。
ヒ: 番組公式のInstagram、もございます。
どちらもフォローよろしくお願いします。
ヒ: さらに、番組HPでは特別動画であったり、過去のオンエアの聞き逃し配信も
行っています。ぜひ、こちらも、チェックしてみて下さい。
七: 中村七之助のラジのすけ、それではまた来週。
お相手は、中村七之助と、
ヒ: ABCアナウンサーのヒロド歩美でした。