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今までもこれからも楽しくバイクに乗りたいから心がけていること

その立場になってみないと
分からないことはたくさんある。

どんなに想像しても
本人にしか分からないことはあるし、
価値観は人それぞれだから
100%理解を得ることはできない。

バイク乗りになって
気が付いたことがある。

バイクの免許を取る前は、
車の運転中にバイクやスクーターが
走行中や信号待ちですり抜けしてきて
ヒヤッとすることや、
何台も連なって道路を占領するような
走り方にモヤモヤすることはあった。

そのような行為を
「危ないな、邪魔だな」
と思っていたから、
私もバイクに乗るときは
そういう走り方はしないようにしている。

それでも、バイクに乗っていると、
突然幅寄せをされたり、
車道の真ん中を法定速度で走っているのに
猛スピードで追い越して前に入り込まれ、
慌てて急ブレーキを踏んだりする場面がある。

バイクが車道にいること自体を
邪魔だと思っているのか、
速度が出ない乗り物だと
思っているのだろうか。

ヘルメットや
プロテクターをしてるとはいえ、
生身で乗っているわけだから
車と接触して転倒すれば
人間は怪我をするし、
バイクは確実に壊れる。
下手をしたら命を落とすことだってある。

バイクに乗るからには
ある程度覚悟はしているものの、
できればそんな事故には遭いたくない。

ライダー自身が
交通ルールを守るのは大前提だが、
車の運転手さんたちにも
仮にバイクが邪魔者に感じたとしても
無理な追い越しや幅寄せは
ときに人の命を奪うことを
知っておいてほしい。

SDGsという言葉が
盛んに使われるようになり
LGBTQなどの
いわゆる社会的マイノリティにも
注目が集まる世の中になってきた。

誤解を恐れずに言うと、
バイクも車社会でのマイノリティと考えれば
なぜ同様に許容されないのかと思う。

身近なところで考えてみてほしい。

あなたの手元にとどく郵便物や新聞、
フードデリバリーサービス

それらの多くは働くバイクが運んでくる。

バイクは小回りが効いて、燃費が良くて、
いいところもたくさんあるのだ。

ただ、残念だけど、全てのライダーが
ルールやマナーを守れているわけじゃない。

私はただのバイクが好きなライダーだから
大きな影響力は持っていないが、
ルールやマナーを守る
ライダーのひとりであることはできるし、
こうして文字で発信することもできる。

小さなことからコツコツと。

100年以上も前から
日本の道路を走っているバイクが、
これから先も便利な乗り物で
あり続けますようにと願いながら
今日もバイクを走らせる。

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