何がオタク文化?
※ここはオタク文化をアートの切り口から見ようとする学生の備忘録である。
前回の投稿でオタクとはなんたるかを述べた。
では「オタク文化」とはなんだろうか?
言葉通りならばオタクの文化である。メディアでは漫画やゲームなどのコンテンツや、コミケやニコニコ超会議などのイベントがよく取り上げられる。また、サブカルチャーの一つとして数えられる。
しかし前回の投稿で述べたように、オタクはなにもアニメや漫画など、社会がイメージするような対象ばかりにのめり込むわけではない。鉄道や自動車、切手など、日常的なものを興味対象とする場合もある。
そのため、オタク文化をアートに関連しようとした時に個人的に違和感をおぼえてしまうのだ。
そこで、今日メディアで取り上げられるオタク文化の事例を主観的にまとめてみた。
・「萌え」や「推し」などのオタクが趣味対象に抱く感情
・コミックマーケット、コミティアの同人誌即売会
・ニコニコ超会議、ワンダーフェスティバルなどアニメやゲーム、フィギュアを取り上げたイベント
・二次創作
・オタクが発展の一助を担ったアニメや漫画などのコンテンツ
以上の項目は前半3点が身体・精神的活動、後半2点が作品となる。
アート部門のメインカルチャーである美術工芸と対をなすようなサブカルチャーと言えば、後者なのであろうか。
(この2つを比較研究して今後の日本のアート界を考察するか、検討すべき内容だなあ…)
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