サッカーにおけるサッカーコートについて
みなさんこんにちわ!
今回は「サッカーにおけるサッカーコート」というお話です。
突然ですが、みなさんサッカーコートの大きさ知ってますか?
サッカーコート内でサッカー選手はどのぐらいの距離感で相手選手に対峙してるんでしょうか。ちょっと確認してみましょう。
サッカーコートのサイズは、国際サッカー評議会(IFAB)というものよって決められています。
それによると、ルール上の国際試合用サッカーコートは、
タッチライン(サッカーコートの長い方。縦の長さ)は最大110m〜最小100m。
ゴールライン(サッカーコートの短い方。横の長さ)は最大75m〜最小64m。
と、幅を持たせてるんです。きっちり決めないなんて以外ですよね。いろいろな開催場所の都合を考慮してちょっと幅を持たせているらしいです。
しかし、国際試合および全国規模の大会では縦105m×横68mと決められていて、ワールドカップもこの大きさで試合をしています。
確かにワールドカップでサッカーコートのサイズが試合によって違いがあったら問題ですよね。
なのでTVで日本代表のサッカー中継を観る時は、このサイズのサッカーコートで試合をしているんだなと思って良さそうですね。
次にサッカーボールがラインを割って、サッカーコートからでた、でないの判定はどういう基準なんでしょうか。
これは、2022年11月に行われたカタールワールドカップで「三苫の1ミリ」が話題になったので知っている方が多いかと思います。サッカー競技規則ではこんな感じです。
・すべてのラインの幅は12cm(5インチ)を超えてはならない。ゴールラインの幅はゴールポストおよびクロスバーの厚さと同じでなければならない。
・エリアの境界線を示すラインは、そのエリアの一部である。
そうなんです。サッカーコートのラインはコート内(エリア内)になんです。だから、サッカーボールがサッカーコートの一部であるラインから完全に外へ外れた時に、「ボールがでた」と判定することができるんです。
ちなみに、バスケットボールはどうでしょうか?
バスケットボールは、白い線の上はコートの外になります。
ですので、バスケットは、外枠の白線を除いたコートサイズがバスケットコートになるんです。
競技によって変わりますね。
では、サッカーコートに話を戻しましょう。
サッカーコートのサイズがわかったところで、「選手はどのぐらいの距離感で相手選手に対峙してるか」を確認する方法があります。
テレビでよくみるサッカーコートはこんな感じですよね。
カタールワールドカップではゴールラインと並行に20分割、タッチラインと並行に14分割したラインで芝が刈られていました。
均一に刈られていると仮定すると、芝一マスは
縦105m÷20=5.25m
横68m÷14=4.85…m
ーーーーーーーーーーー
縦5.25m×横4.85m=25.46㎡
となります。
芝刈りで区切られた一マスの端と端で選手が対峙しているときは、大体4〜5mサイズの中にいるということです。
約25㎡とすると、14〜15畳の広めのワンルームで敵と戦っているということになります。
思ったより結構広い広大なスペースですよね。その中で守備をしたり、攻撃をしたりしてるんです。
広いとはいえサッカー選手がトップスピードで走ってドリブルまたはプレスを掛けるとなると、ボールを受けてから1秒の余裕すら与えてもらえない状況ではあります。
今後テレビで芝刈りの区画を観ながらどのぐらいの距離感で、選手がプレーしたか観るとプレーの凄さや、練習に活かせるかもしれません。
PS
芝の刈り方は、昔はエンブレムを描いたりデザインされたものがありましたが、サッカーで走行距離のデータなどを取るようになってからは、ほぼスタジアムでも同じような刈り方になっている様です。
プレミアリーグなんかは芝のデザインは禁止になっていますね。
今後は芝を刈ったラインをみて、距離感を感じて観戦すると、より選手の凄さがわかるかもしれませんね。
では、また
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