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安穏していられる市場など無い(交通系ICカードが盤石でないかもしれない)

■使わなくなった現金

ここ1,2年のことなのかもしれないが財布を開けるということが減った気がする。
 外食するにしても、クレジット(電子決済)、電子マネーでほとんど済ます。ちょっとした少額の買い物、交通費なども電子決済だ。
 交通系電子マネーなどは事情があってまだカードだが、すでに一部はスマホで処理している。

まだ現金しか扱っていない店に出くわすと、慌てて財布を探す羽目になる。

■先入観念

こうした電子決済を当たり前の様になると、思わぬ先入観念にとらわれる。例えばJRの構内では、SUICAしか使えない、あるいはセブンイレブンではnanacoしか使えないなどである。そんなことはなく、いろいろな電子決済が使えるようになり、いろいろな決済方法を持っていることが煩わしくなってきている。

クレジットカート、DEBITカード、プリペイドカード、交通系IC協会カード、QR決済サービスなど乱立しているがこれが当然なことにはならないかもしれない。

○JRグループ初!!
JR九州にて Visa のタッチ決済による実証実験
~2022 年7月 22 日より開始~
2022 年7月7日
https://www.jrkyushu.co.jp/common/inc/news/newtopics/__icsFiles/afieldfile/2022/07/07/20220707_jrkyushu_visa.pdf

■昨日と同じことをしていては危ない

それぞれの関連する機器を作っている会社は悩ましいかもしれない。
 赤の女王仮説がある。
 「その場にとどまるためには全力で走り続けなければならない」

昨日と同じことを今日していては明日を迎えることができない。というように理解している。SUICAだけに頼っていた企業はリスクを考えるべきである。

今のメインの事業が無くなった時にどうするのか。考えておかないと本当に危ないなと感じた記事だった。

<閑話休題

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