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自己紹介 NachuRaについて


パティシエは、世界で一番しあわせな職業です。
常々そう思いながら、日々お菓子を作っています。

はじめまして。
僕のnoteにご興味を持ってくださり、ありがとうございます。
グルテンフリーのケーキ店「NachuRa」のパティシエ、
羽佐田雄飛(はさだゆうひ)と申します。

◯これまでの来歴

18歳でパティシエの世界に飛び込んでから、14年目。
ひたすら走り続けてきました。

16歳 早くパティシエになりたくて高校を中退
1年かけて、入学資金を貯める
17歳 大阪 辻製菓専門学校へ入学
18歳 卒業後、地元愛知の洋菓子店へ
19歳 福岡・博多から北海道・小樽まで、洋菓子店を巡る2ヶ月間の日本縦断の旅に出る
各地の洋菓子店を巡った結果、一番入って学びたいと感じた、広島「pâtisserie MATILDA」へ入れて頂き、中野元之シェフに師事。
23歳 「pâtisserie MATILDA」で学んだのち、東京へ上京。
24歳 祖師ヶ谷大蔵「Limevert pâtisserie-café」へオープニングより参加
2019年の閉店まで髙山浩二シェフに師事。
28歳 「Limevert pâtisserie-café」閉店を期に独立。
「NachuRa」を立ち上げる。
29歳 西日暮里のレンタルスペースでカフェ営業やビュッフェイベントなどを行いつつ、調布市にてお菓子作りのアトリエをスタート。
30歳 素敵なご縁から、渋谷区神宮前にアトリエを移転。
31歳 南青山へ、カフェ併設で拡大移転。

とにかく甘いものが好きで、お菓子作りが好きで、お菓子とともに歩んできました。
そんな僕が、NachuRaに込めた想い、NachuRaのお菓子について。
noteを通じてお伝えできたらと思っています。

◯きっかけ

祖師ヶ谷大蔵のLimevert pâtisserie-caféの閉店が決まってから、これからどうしようか、と考えました。
選択肢は二つ。
新しい修行先で研鑽を重ねるか、一人で始めるか。
それまでは兎に角、次、次、次、と、突き進んで来たところを、28歳という年齢になって初めて立ち止まって、パティシエとしてだけでなく、人生全体を考えたきっかけでした。

それには、奥さんの存在が大きかったように思います。
次の修行先を見つけたとして、それから独立するのは30代半ば。
その時期に子供がいたとしたら、一番可愛くて、側にいてあげたい、お金も必要で、奥さんを一人にできない時期。
そんな時に、お金も時間も必要な独立をする…?
全くイメージが沸きませんでした。

なら、今だろう

そう思い、次の修行先へ行くという選択肢ではなく、一人で始めるという選択肢を選んだことが、NachuRaを始めたきっかけでした。

◯NachuRaの由来

屋号は何にしようか。

Limevert pâtisserie-caféの閉店前、休日を使ってのビュッフェイベントの企画を奥さんと立てている時でした。

イメージは自然の中、ナチュラル。
軽井沢や那須塩原のような自然に囲まれたガーデンで提供されるスイーツ。
将来の自分達を想像しながら、どうしたいか、どうなりたいか。

ナチュラが良いんじゃない?

そう奥さんが言い、最初はもう少し捻るべきかも、と思いました。
理由は、同名のお店が業種を問わず沢山あって埋もれる可能性から。
ですが、親しみやすさがあったのです。
お客様にも覚えてもらいやすくて、発音もしやすい。
テイストも直で伝わる。
埋もれるから、変えるんじゃなくて、
ナチュラといえばウチ、になればいいじゃないか。
そう思い、ナチュラに決めました。

最初のNachuRaのロゴ


表記は英字表記で「NachuRa」
chuは可愛さ。
Rが大文字なのは、文字全体のバランスと、ほんの少しの個性。

作り手も、お菓子も、お客様も、よりナチュラルに自然体で。

そんな想いを込めて、2019年の秋にNachuRaが生まれました。

◯なぜグルテンフリーなのか

NachuRaでは、全商品をグルテンフリーでお作りしています。
グルテンフリーにすることで、より多くの方に手に取って頂きやすいと考えたからです。
自分の周りにも、健康を気遣う方が増えてきたことを肌で感じますし、インバウンドなどで外国の方も増えてきました。
様々な健康意識が広がる中で、罪悪感を感じつつ、
お菓子を食べて欲しくなかったのです。
お菓子を食べる時間を、最高に幸せな時間と感じて欲しい。
そう思い、グルテンフリーのお菓子をお作りしています。

グルテンフリー=美味しくない

そういった認識の方も少なからずいると感じています。
修行時代は、自分もそういった先入観が少なからずありましたが、それは単なる思い込みでした。
工夫次第で、他のケーキに負けない、最高に美味しいケーキになるのです。
僕自身、修行時代は自分が最高に美味しいと、学びたいと思った修行先に、頼み込んで入れてもらい、学んできました。
そこで師事してきた方々に、そして自分自身に、恥じることのない最高に美味しいケーキを、NachuRaを通じてお届けしていきます。

NachuRa
pâtissier 羽佐田雄飛


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