自分を輝かせるということ②~【推し】よりも、自分を推せば幸せになれると思う!~

私が本当の意味で執着心から抜け出せた時はいつだったかと思い返してみたが、それは、私が彼の推しから離れて約1年ほどたった、やっと【今】なのではないかと思う。

とはいえ、これまでも少し楽になったタイミングは何度もあった。例えば、彼からTwitterへのリプライがあったとき、いいねボタンが押されていたとき、Instagramのストーリーに足跡が残っていたとき...

(中高生くらいの女子が喜ぶようなことで、大の大人が浮足立っていたのだから、我ながらとても恥ずかしい...)

初めは、【憧れの彼】からSNSで反応があるだけで、純粋に嬉しかったのだが、次第にそれだけでは満足できなくなっていった。SNSでは、他の人にも同じようにファンサービスをしているだけで、結局自分は大人数の中の一人に過ぎない。もっと彼に認知してもらいたい、周りの囲いの人たちよりも頭一つ抜けたい、あわよくば実際に会いたいし、ファン以上の関係になれないものかなどと思うようになっていった。(怖)

彼に対して、もっと、もっとと心の中で求めてしまうのだが、一向に期待するような結果を手に入れることができない。彼はネット上の有名人、そんなの当たり前だと頭ではよく分かっている。最終的には、渇望感が心一杯に埋め尽くされ、私は完全に執着に飲み込まれていた。執着は底なし沼だ。手に入れても手に入れても、満足できずに次から次へと欲してしまう。

この苦しさを紛らわせたくて、流れてくる彼のSNSを見ることを辞めたりするのだが、また執着心に負けていつもの通りに戻ってしまう...この繰り返し。

なぜ私はこんなに苦しいんだろう....?もうこんな心の状態から脱却したいと強く思った時、自分の気持ちを一つ一つ噛み砕いて考えてみると、ある結論に達した。

私が本当に求めているのは、【彼自身】ではなかった。本当は、【誰かに認められて自信が持てた自分】が欲しかったのだ。

最初は純粋だった彼への恋心が、執着に変わった頃からこうなってしまったような気がする。自分に対する、人として女性としての自信のなさを、彼からの好意(SNSの反応など)で埋めようと必死になっていたのだ。

…執着からの脱却は③へ!長い!笑








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