![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/61298041/rectangle_large_type_2_bb91057b0f03eea895ee9fbe4ccbbd44.png?width=800)
ラッコを目指して|悲しい歴史
おはようございます、
なちこ…ではなく カピバラッコです。
こちらの記事、もう読んでくれましたか?
(なちこ加筆・おもしろいから読んで……!)
さて、何と私の提供でお送りしておりました、
『ラッコを目指して』のお時間を
お借りして特別に記事を書いております✨
第3回は、
ラッコの悲しい歴史について
学んでいきましょう!
✽.。.:*・゚ ✽.。.:*・゚ ✽.。.:*・゚ ✽.。.:*・゚ ✽
◎ラッコって実は…
ラッコって実は…
絶滅危惧種
なんです。
皆さんご存知でしたか?
ラッコは絶滅危惧IA類に分類されています。
これがどの程度深刻かというと
ごく近い将来における野生での絶滅の危険性が
極めて高いもの
環境省ホームページより引用
だそうです。
こちらの絶滅危惧IA類にはラッコの他に
イリオモテヤマネコやジュゴンなどが
分類されているといえば
イメージしやすいでしょうか?
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/61369644/picture_pc_3b3a2b6fbe46c027c0411becef75d867.png?width=800)
ではなぜラッコが絶滅の危惧に
瀕することになったのでしょうか?
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/61301429/picture_pc_326500e60652ee732b1f052f58604321.png?width=800)
◎なぜ絶滅危惧種に?
近年多くの生き物たちが
地球温暖化や外来種の影響で
絶滅の危機に直面していると言われています。
ではラッコも同じような理由なのでしょうか?
例えばホッキョクグマやアザラシは
温暖化の影響で氷が溶けて
住む場所がなくなってしまうという
お話を聞いたことがないでしょうか?
でもラッコはそもそも水の上に住んでいるので
氷が溶けてもあまり関係は無さそうですよね?
では外来種の影響でしょうか?
2回目のラッコの暮らし編でも勉強した通り
ラッコは上位捕食者に位置づけされます。
しかも1回目の基礎知識の回にある通り
海の上に浮かぶ体長1m以上もある哺乳類を
捕食する生き物はそうそういません。
ではエサが無くなってしまったのでしょうか?
ラッコの食事については
2回目の記事に書かれていましたね。
主な食性は貝類や甲殻類、ウニなどです。
これらは人も食べるようなものばかりなので
無くなったりしたら大変なことです。
きっとラッコの分も沢山あるに違いありません。
ではなぜ絶滅危惧種になるほどに
数を減らしてしまったのでしょうか?
その答えは
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/61298954/picture_pc_75f91560df05febc196c390eb67dcd95.png?width=800)
です。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/61301395/picture_pc_d922311e1c6339a235f1c7a09ab3ab70.png?width=800)
◎乱獲された理由
一体どう言う意図でラッコは
乱獲されたのでしょうか?
実はこれまでの記事に理由が書かれています。
ラッコの生息地は主に寒い海の上でしたね。
そんな寒い海で哺乳類のラッコは
どのように寒さに耐えているのか。
アザラシなどは厚い皮下脂肪に守られていますが
海で暮らすようになってから歴史が浅いラッコは
まだ脂肪を貯める体になっていません。
代わりに「大量の食事」と「大量の毛」で
厳しい寒さを耐えています。
この大量の毛こそが乱獲の理由です。
ラッコの毛は哺乳類でもトップクラスの密度で
およそ8億本もあります。
毛は皮膚との間に空気の層を作って
冷たい空気や水が直接触れないように
守ってくれるのです。
そのためラッコの毛皮は
最高級の防寒具として注目され、
世界中で乱獲をされました。
本来であればラッコの体を守るための機能を
人間が横取りしたことで数を減らし、
絶滅危惧種となってしまったのです。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/61301511/picture_pc_df98d0912665796c9149b5b59f2b37d4.png?width=800)
◎ エトピリカ基金
現在ではアメリカなどの国々で
保護活動が行われ、個体数も増加しています。
日本でも北海道浜中町の霧多布岬で
「エトピリカ基金」というNPO法人が
保護活動を行なっています。
「ラッコ・霧多布で生まれたA子の物語」の販売のご案内です。
— NPO法人エトピリカ基金 (@gmF65cxXrQN3jDd) May 18, 2021
一冊税込み1540円で送料は無料です。
支払いは郵便振替になり振り込み手数料はご負担ください。
まずはメールでお名前住所記入しお申込みください。
返信メールで振込先をお知らせいたします。
etopirika@mpd.biglobe.ne.jp pic.twitter.com/9kNvLLziKo
私の夢の一つでもある
「ラッコと握手する」を叶えるためにも
是非とも完全復活を果たしていただきたいです。
そんなところで、
今日はここまで(((o( ˙꒳˙ )o)))
かぴばらっこ
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/61302736/picture_pc_20b2b579d88bb84d258954848ff435f5.png?width=800)
サポートお願い致します!皆様のお気持ちを無駄にしないように、精進致します(*_ _)♡