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2021年連珠関連振り返りと2022年に向けて~世界選手権はあるのかないのか?~

2021年公式戦戦績は17勝1敗でした。出場大会は全てオンラインで、肝心なところで負けてしまったのは悔やまれます。

今年一年は現実のイベントに全く関与しなかった分、オンラインでの活動や海外連珠関連の状況把握に努めていました。大会ではエストニア主導の大会の告知、中国主導のCJSC杯の運営およびプレイヤーとしての参加、台湾とも個別に交流戦を企画したりと、ある意味現実で動いているときより行動の幅は広がったような気がします。

2021年の話はこんなところにして、2022年の話をしましょう。未だコロナが猛威を振るっており決して安心できる状況ではないですが、国外の色々な人に話を伺っていると連珠ではみんな一様に世界選手権へと意識が向かっているようでした。来年の暫定予定地はロシアということになっており、個人的に本当に実現可能なのか不安な面はありますが、それでも「できたらいいよね」「なんとかして開催/参加したい」という気持ちを持っている人が、私の想像するよりだいぶ多いと感じました。

ここからは本当に私個人の気持ちになります。もし世界選手権が開催されるようであれば私は多少無理しても参加したいと考えています。コロナ禍になるまで自覚がありませんでしたが、世界選手権に行きあの空間で全力を尽くすというのが自分の中で連珠においてかなり大きな割合を占めた目標であり楽しみだったということに気づきました。それがなくなって過ごしてみると、どことなく魂が抜けたようというか、日々を生きるのにいまいち活力が沸かないというか、とにかくどうも腑抜けてしまった感覚がずっと強いままでした。この話をある別の人にしたところ、ものすごく乗り気で意気投合されたので、このように感じている人は少なくとも自分以外にもいるのだと安心しました笑。

なぜそこまでして自分の気持ちが世界戦に向いているかは明確にはわかりません。もちろんプレイヤーとして勝ちたいというのはありますが、私はあの場の独特の空気感が好きなのだと思います。ちょうど一年ほど前に話題になったクイーンズギャンビットという作品があります。私は映像作品としての良しあしや、この俳優さんの演技がどうとかいうのには極めて疎いですが、あの作品を見た時に自分がかつて打っていたときのピリピリとした緊張感やその他の記憶が鮮明に思い出されて、自分が求めているものは間違いなくこれなんだと確信しました。この話も先ほどの件の人にしたところ全く同じトーンで同調されたので、人は自分に似ている人に惹かれるのでしょうか笑。

まとまりなく書き連ねてしまいましたが、そういった経緯で2022年はひとまず世界選手権があるという前提に基づいて行動していきます。もし中止された場合はそのときにまた何をしようか考えます。コロナ禍の状況にもよりますが、中止の際はふらっと台湾にでもいきたいな。何より開催されることが決定したときには全力で参加の方向に舵を切りたい。以前は全然ダメでもまた次頑張ればいいと大きく構えていましたが、今回いまこのときを逃すともう一生行けないんじゃないかという不安があります。最後の世界選手権と思って悔いのないように打ち、また後から振り返れるように記録にも残したいと考えています。

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