練習の大切さ

現代ではたくさんの意見が戦っています。
なぜでしょう。ヒマだからです。
便利になりすぎた世の中で身体を動かさず、情報あ溢れ、
できた余白を思考活動とイデオロギーのぶつけあいに使っています。

私たちは皆、力を持ちたい、豊かになりたいという欲求を持っています。
生まれてきたのも「生きたい！」という強い欲求です。
それがマインド、ヨガの言葉でいうマナスの働きです。
全ての人が生まれつき持っていて、生きていくうえで必要なものですが、
あなたがマインドに使われないよう注意する必要があります。

そのためのヨガ的な方法は、朝起きたら練習をする。

マントラを唱え、短くて良いから瞑想し、太陽礼拝だけでも良いから行いましょう。
その練習を自分自身に課すことができたら、
マインドを落ち着かせ、生きていく道具としてマインドを上手に使うことが
できるようになります。
「今日は特別に休もう」はありません。（厳しい！）
マインドを律せず、身体を動かさない怠惰な生活の中に内なる神を見ることはありません。

もちろん、できない日があるかもしれない。
それでもそこにひきづられ過ぎないことが大切です。
（そもそも、できなかった自分を責める自分も”やらなければ”の執着も
マインドの仕業でそれは本当のあなたではない。
最大限努力するけど、できなかったとしても責めない、けど諦めない。）

毎朝太陽が必ず昇るように、毎朝起きたら必ず練習をする。
あなたの身体とマインドを神に捧げる習慣をつけましょう。

自然だらけの環境に身を置くと、人間が一番ではないことに気が付きます。
私が一番ではないことが身体でわかる。
するとエゴイスティックな考えは自ずと小さくなります。
そんな環境にいると、自分の内側と、自然と、宇宙とつながっていきます。
自然と切り離され、マインドが暴れだすと病になります。

ですから。
与えられた最も身近な自然であるあなたの身体と毎朝繋がり、
身体とマインドを外との戦いではなく
内なる平和を打ち立てるために使いましょう。
完全なる平和を自分の中に打ち立てるその日まで、
できなかった日があったとしても諦めず、あなた自身を捧げましょう。
そうすれば、本当の力、本当の豊かさを感じながら生きるという
ヨガの恩恵を受け取ることができるでしょう。

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