テレビが光った日
沼に落ちた日
もう10年以上も前の話。
高校入学直後、友達なりたてホヤホヤのときに、関ジャニ∞のDVD(8UPPERS)を貸してくれた女神がいました。
初めてみた〝かっこいい関ジャニ∞〟に衝撃を受け、そこから自分でいろいろ調べていくうちに気づいてしまったのです。
「この曲に辿り着いてるわたしって、もうエイター(関ジャニ∞のファン)なんだ😳」と、完全に沼落ちしました。
推しは、すばるくんと錦戸くん。
幼馴染のような7人の関係性にハマりました。
当時は嵐の一強で、関ジャニ∞はこれからという時期。
メンバー全員ハングリー精神が強く、どんなことにも泥臭く全力で取り組んでいました。
初24時間TVパーソナリティ→初ドームツアー→初ゴールデン番組という成長ステップを一緒に登っていくことが本当に楽しかった🥺
彼らが特に力を入れていたのは音楽活動です。
デビュー前から取り組んでいたバンドに対して、強い想いを持っていました。
飛躍したのは『関ジャム』がスタートした2015年。
他アーティストとのセッションや楽曲提供により、広がりが生まれました。
成功した理由は、コラボ相手の方々が関ジャニ∞の音楽を心から面白がってくれたからこそだと思います。
そして、2017年メトロックの出演。
関ジャニ∞のバンドスタイルが確立されていき、わたしの熱もますます高まりました。
景色が歪んだ日
青春時代を関ジャニ∞と歩んできたわたし。
社会人になってもその熱が冷めることはありませんでした。
2018年4月、とんでもないニュースが飛び込んできます。
「関ジャニ∞渋谷すばる、脱退」
週刊誌からの報道で信じていなかったのですが、その翌日に緊急会見が開かれることになったのです。
忘れもしない。
日曜出勤のランチ中、鳴り止まない友だちからのLINE通知。
恐る恐る、ネットニュースを開きました。
メンバー揃ってでの記者会見。
渋谷すばる本人の口から「退所」の言葉。
…ぜんぜん頭に入ってこない。
村上くんの言葉、ちょっと理解できた。
ここで抑えていた涙がポロポロ。
この日は頭痛が止まらず、ずっと見える景色が歪んでいて。
帰宅後も暗い部屋でシクシク泣いていました。
テレビが光った日
2018年7月8日。
この日、テレビが光りました。
脱退会見から約3ヶ月。
「関ジャニ∞渋谷すばる」最後の夜でした。
これ、本当に凄かったんですよ。
23:10〜24:00 深夜の生放送。
7人最後のセッションは
『LIFE〜目の前の向こうへ〜』
涙を溜めながら
声を震わせながら
でも瞳はまっすぐで
歌で訴えてくる感じ。
わたし一人のために歌ってくれているんじゃないか、と錯覚するほどの熱でした。
音楽のパワーを実感。
テレビでこんなに「LIVE」を感じることは、後にも先にもないと思います。
もう、めちゃくちゃかっこよくて、関ジャニ∞を応援してきたことを誇らしく思いました。
まるで映画のように、歌詞と現実がリンクして。
何年経っても、あの放送を思い出します。
大事なこと教えてくれてありがとう。
たくさん笑わせてくれてありがとう。
関ジャニ∞を応援していた日々は宝物です。
「テレビが光った日」
わたしと関ジャニ∞の話でした。
長くなりましたが、最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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