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チームPerfumeの功績は、"遠い存在"のテクノロジーを"身近"に変換したことではないか

2/1(土)、2/2(日)とPerfumeライブに参加してきました。ネタバレになるので、感想はまた後日。

今日は、「チームPerfumeって、小難しいテクノロジーをエンタメ表現で身近に変換させたところがすごくない?」について書こうと思います。

※このnoteは「答え」を提示するような内容ではありません。私も551を食べながら書いてるくらいなので、おやすみの前、朝の電車のなか、帰り道などのスキマ時間のお供にどうぞ。

Perfumeライブが楽しみな理由

Perfumeは、大学生の時にハマって以来の大ファン。1個上の彼女たちがあらゆることに挑戦する姿を見るたびに勇気をもらっています。いつもありがとう。

なかでもPerfumeライブは、全日程参加するくらい毎回楽しみにしています。なにが楽しみって、「チームPerfume」に会えるからです。

ライブのステージ上に立つのは、かしゆか・あ〜ちゃん・のっちの3人ですが、彼女たちのパフォーマンスや中田ヤスタカさんの曲を最大限に表現するため、大勢のスタッフが関わっています。Rhizomatiks(ライゾマティクス)を中心としたクリエイター集団が舞台演出のテクニカルサポートをおこなっていたり、ステージの裏では数多のスタッフが走り回っていたり。そのようなスタッフ全員を合わせて、「チームPerfume」と言います。

ライブに行くと伝わると思いますが、すごいんですよ。チームの一体感が。

どの曲も渾身の演出が施される分、1秒でも狂うと、3人のパフォーマンスと映像やライティングがずれてしまうことがあると思うんです。ただ、それがほとんどない。

きっと、Perfume3人とその他スタッフが阿吽の呼吸で成り立つほど信頼関係があるからではないでしょうか。見ていて気持ちよくなるほどの一体感なので、ぜひともライブを観てほしいです。

チームPerfumeの功績とは

ライブに行くと、チームPerfumeが生み出す演出にいつも驚かされます。「そのスクリーンどうなってんの?網戸...?」「え、リアルタイム映像にAR?しかも3人の動きを追っかけている...」「これ事前収録された映像...じゃない!?リアルタイムで3Dになっている...」などなど、「どうなってんの」づくし。

しかし、「演出が凄すぎて、なにが凄いのか分からないけど、楽しいからいいや。」とライブを楽しむことに集中させてくれるのが、チームPerfumeのすごいところです。

そう。チームPerfumeの功績は、最先端テクノロジーをエンタメ表現に変換し、その仕組みを理解できなくても誰でも楽しめるようにしたことではないか、と思いました。

紅白でのパフォーマンスも毎年話題になり、演出に使われたテクノロジーの解説記事が出るほどです。

ダイナミックVRディスプレイなんて知らなくても、チームPerfumeが作りあげる演出表現に集中して楽しめちゃうんですよね。

「とっつきにくい・小難しい」を感じさせることなく楽しませるチカラ

「とっつきにくい、難しい」が障壁となり、一般人から遠い存在になってしまうのは、最先端技術に限った話ではないと思います。たとえば、古文や百人一首、哲学や政治もそれに当たるかもしれません。

仕組みを理解させることよりも、仕組みを理解できなくても楽しんでもらえるようにする。物事を発展させるには、興味の入り口を作るために「どう楽しんでもらうか」というエンタメ思考・遊び心が大切かもしれないと思ったのでした。

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