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はじめまして。altoと申します。 仕事はIT系研究職。プライベートでは、アラフォーで…

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はじめまして。altoと申します。 仕事はIT系研究職。プライベートでは、アラフォーで結婚、子供を二人授かり、現在アラフィフおっさん。妻のほうが社会的地位が高い「格差婚」家庭です。発達障害の息子育児を中心に、あとは気ままに。ACミランとヤクルトのファン。

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双方向コミュ #1 人に関心を持つ

第一回は、自閉症だった息子を、他人に意識を持ってもらうようにしたトレーニングです。 自閉症の人は、積極的な関心を他人に持つことはありません。そのため、服がチクチクするいから変えてもらいたいなど、自分のやってほしいことを誰に伝えてよいかわかりません。その結果、イライラが高まり、感情に応じて泣くなどのパニックにも似た態度が出やすくなります。そこで、双方向のコミュニケーションの第一歩として、まずは他人に関心を持ってもらい、「誰にアピールするか」の「誰に」ができるようにトレーニング

    • 双方向コミュニケーションに向けて

      今日から6回にわたり、これまでに行った息子のコミュニケーションスキルのトレーニングについて投稿します。 むかしは自閉症+知的障害の息子との会話はままならず、意図した要求が通らずにヒステリックに暴れる息子を前に呆然としていました。これではいけない、と私たちなりの「息子との双方向コミュニケーション」を目指し、療育などに通い試行錯誤しながら2016年からトレーニングを継続し、2021年末では以下のように成長しました。 ●2016年: ・お腹がすいたときに泣く、以外の意思表示はほぼ

      • 育児の座右の銘は、"Dum spiro spero"

        私は、自閉症と知的障害を合わせ持つ小学生の男の子の父です。 息子は、とても育てやすい赤ちゃんでした。少量でも光を感じると寝つきが悪くなる日はありましたが、入眠すると朝まで夜泣きなどもほとんどなく、育てやすい子でした。 ただ、哺乳瓶からの授乳がなかなかできなかったり、寝返りもハイハイもできるようになるまで時間がかかってました。さらに、一歳半の健診時には、歯磨きや指差しができず、発語はありませんでした。のんびり屋の私は、不安を感じ始めつつも、「いつか他のお子さんと同じことがで

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