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MLB全30球場30日連続観戦 12.SF移動

5/30(火)、前日シアトルからの、次はサンフランシスコに移動。
※すいませんが今回は主に電車の話ばっかりです。

飛行機で到着

シアトルから飛んでサンフランシスコ空港に到着。シアトルの宿から空港までも電車1本で、単に来たときの経路を戻るだけだったので、今回の移動はとてもイージーだった。

搭乗口がデルタ航空専用だった

サンフランシスコの空港アクセスを含む都市鉄道はBARTと言うんですが、これの旧型車両

A/B型というそうです

が、日本の東京メトロ千代田線の先代車両

6000系(フリー素材を拝借)

のモデルになったんだとかで。確かに何となく似ている。しかもこれ、日本ではもう引退しているが、今は輸出されてインドネシアを走っているという。

ジャカルタ・コタ駅にて(これは自分で撮りました)

妙なところで世界のつながりが感じられておもしろい。早速、これに乗り、街中へ。

路面電車

サンフランシスコ最大の目当てです。
世界中の路面電車の古典的な車両を集めて走らせている路線がある。PCCカーと言って、日本含め世界の路面電車の基礎になったと言える型式の車両で、主にペンシルベニア州フィラデルフィアから来た車両がほとんどだが、それぞれが全米各地の都市の路面電車の色に塗り替えられて、とてもカラフルになっている。

右上から順に、サンフランシスコ、フィラデルフィア、セントルイス、シカゴ
ロサンゼルス、エルパソ、ワシントンDC、ニュージャージー

なお、イタリアのミラノや広島電鉄、阪堺(大阪)の車両もあるそうだが、保守に苦労しているのか今回はアメリカ型しか見れなかったのが残念。

参考:本家ミラノで見た同型車(これもわたくし自身の撮影)

ケーブルカー

サンフランシスコは街全体が丘になっていて、ケーブルカーが多数走っている。

車体はなんと木造、っていうレトロ感

日本の全ての例を含め世界中ほぼ全てのケーブルカーは、ケーブルが直接車両に結び付けられていて、それに引っ張られて坂を登っていく。

参考例:奈良県の近鉄生駒ケーブル

一方、ここはケーブルが地下に埋め込まれていて、常時回り続けている。そのケーブルに車両を引っ掛けて進む、外せば停まる、という仕組みになっている。複雑な機構ではあるが、各車両が自由に運転できる、車の邪魔にならず路面電車のように路上を通れる、などその分メリットも大きい。

坂をぐんぐん登っていき、上から見て斜面の街の先に海が広がっている光景がとても良い。

ちょっとうまく撮れませんでしたが

こんな感じで、ハコ乗り?も全然OK

このあと自分でもやってみました。

もちろん落ちて怪我してもすべて自己責任。日本みたいに、わざわざ禁止するお節介とも言えるようなことはしないお国柄。

なお、この後行った球場の中にも、このケーブルカーの車両が展示してあった。やはり街の象徴的な存在のようです。

電車の中から観戦も可

電車ばっかり追いかけてたらもう夕方、観戦前に荷物を置くため宿にチェックインしにいくわけですが、ここサンフランシスコもメインの通りからちょっと外れると治安がクソ悪くて、商店はガラス割られ対策で鉄格子が付いてたりします。

いかつい。結構落書きとかもされてるし

毎度ながら安宿に泊まってるのでどうしても治安の悪いエリアになりがちで、あまり気分は良くはないけど、まぁいい勉強にはなります。

大失敗

ところで、サンフランシスコには、個人的にも一番使ってるSNSであるTwitterの本社がある。

・・・ということを後から知りました。

(画像はGoogleStreetから)

現在は変な名前に変わってしまってこの看板も交換されたので、せっかく行ってしかも路面電車で目の前を通っていたし、見て撮っておきたかった。やってしまった、後の祭り。

では球場へ。


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