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MLB全30球場30日連続観戦 28.BAL観戦

6/15(木)、夜行バスの運休を食らい急遽飛行機で飛んで来てからの観戦。
28球場目、ボルチモア・オリオールズ(BAL)のOriole Park at Camden Yardsです。相手はブルージェイズ。

到着

荷物を預けに行った関係で歩いて来たけど、空港にもつながっているライトレールや、郊外鉄道MARCのCamden駅が球場の目の前にある。

鉄道アクセスが充実しているのは、ここが鉄道の操車場の跡地だったこともある。球場名に入っている「カムデンヤーズ」が操車場の名前だった。正面に映っているレンガの倉庫など街に調和するように造られたデザイン、左右非対称なグラウンド、天然芝の野球専用施設、など90年代前半としては画期的でその後の多くの球場設計に影響を与えた「新古典主義」(Retro-classic ballparks)のさきがけとなった。

ところで、鉄道操車場跡地の野球場と言えばここもそうなんですが

実際、その新古典主義の考え方などこの球場を参考にしたとされている。

球場見物

象徴的な倉庫の裏まで回り込むと、バックスクリーン裏にゲートがある。

倉庫はライトスタンドと平行

ライトスタンドの後ろにある鉄格子のドア、たまに大谷など左の強打者がここまで飛ばすことがあり印象的だった。

さすがにボールがすり抜けることは無いっぽい

バックスクリーン裏の公園?もちろん球場内。当然試合は見えない。BBQとかできそう。サンディエゴのペトコパークもこんな感じの公園あったけど、あっちはバックスクリーンの裏側が巨大ビジョンになってて試合を映してたが、ここにはそんなものも無い。

謎の公園

ブルペンはレフトにあり、ホーム・ビジターの2段式。にしても広い。

上がビジター、下がホーム
てっきり猿かと思ってた

オリオールズのこのキャラ、鳥だったのね…

Oriole、和名ボルチモアムクドリモドキ

試合

ブルージェイズ戦なのでカナダ国旗も掲揚

さて、全くノーマークだったんだが、ブルージェイズの先発がまさかの

YUSEI KIKUCHI

日本にいる頃はホークスに負けまくったが最後の最後に初勝利して西武久々のリーグ優勝を置き土産に渡米した、あの菊池雄星さん。大谷やダルビッシュの先発が見れなかった「日本人投手運」がここに回ってきたか?w

菊池さん早速初回に先制を許すが1点に食い止める。すると、ジャンセンが2本のソロで逆転。ビジター選手のHRなので、2本ともホームのファンがHRボールをグラウンドに投げ返してしまったのだが、そこに周りが大拍手。日本とは全然違う。

投げ込まれたHRボールを回収中

2-1とブルージェイズリードだったが、菊池さんも5回先頭ラッチマンに被弾して同点になり、その後エラーのランナーが出たところで降板させられてしまう。いくら勝利の権利はないとは言え5回2死で交代は酷いだろ…前回も不本意に降板させられてたらしく、だいぶ大丈夫じゃなさそう。

代わったY.ガルシアも回跨ぎで失点しオリオールズ逆転。8回にはヘイズのソロでリードを広げる。HRのどさくさに紛れて、ボールガールが最前列の客にハイタッチして回ってた。

そんなことやっていいのかwww

結局オリオールズが4-2で勝った。

日差し強くてビジョンがなかなか上手く写せなかった

期待通りなかなか楽しい球場だった。また来たい度が高い。
なお、試合後は球場で会った日本人の方と意気投合して晩飯食いに行った。で、次に向かいます

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