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群馬 谷川岳の冠雪と紅葉


2021年10月25日(月)

紅葉日帰り休暇を取っていたのですが、天気予報は全国的に曇り模様。どうしようかと悩みましたが、冠雪と紅葉が見れるかもということで、日本100名山のひとつである群馬の谷川岳に行ってみることにしました。

早朝5:00に自宅の茅ケ崎を出発、ロープウェイ乗車8:00、13:30には帰路の車中。茅ケ崎からはなんと2時間30分程度。天神尾根ウォーキング、一ノ倉沢トレッキングと楽しみましたが、こんなにも近いところに素晴らしい絶景があったとはねえ...。関東圏の方は車でのアクセスも良く、絶賛、お勧めします!

谷川岳 天神峠

天神峠からは、谷川岳、近くの朝日岳はじめ、遠くは尾瀬の至仏山まで一望できます。ここから見る谷川岳は圧巻です。頂上のオキノ耳、トマノ耳、肩ノ小屋までよく見えます。私たちは尾根の途中から下りましたが、尾根を登っていくと山頂まで行くことができます。
面白いところでは、天満宮、弁財天があったります。また、峠付近はミズバショウが群生しているらしく、立入禁止の場所もありました。5月頃が見頃がそうです。緑の季節にも来てみたいですねえ。

谷川岳ロープウェイ

ロープウェイからの紅葉は見ごろ、天神平駅はすでに落葉していました。平日の朝8:00だったせいか、あまり人もおらず、ロープウェイ車内には私たちだけ。自由に撮影できると喜んでいたのですが、残念なことが...。窓ガラスが結構汚い。紅葉を見に来ている人にとってはもう少しきれいにしておいてほしいですねえ。それとガラスの映り込みがやはり写真撮影には邪魔。PLフィルターではどうにもならず...。映り込みを防止するグッズもいろいろとあるようで、ちょっと買ってみるかな。

ガラスがなければなあ...
谷川岳の山頂が見えてきました…ガラスの汚れが...


天神峠

天神平から更に上の天神峠までは二人乗りリフトがあります。若かかりしころ、スキーを楽しんでいたころを思い出します。懐かしい。
リフトから谷川岳や周辺の山が見ることだできます。動いているリフトからの撮影はドタバタします。二人乗りのため、隣の妻が撮影の邪魔になったりして...。

リフトからの谷川岳(妻撮影)
リフトからの朝日岳

天神峠のリフト小屋の屋上からの360度の眺めが素晴らしいです。谷川岳の山頂が間近に見えます。近くには朝日岳、遠くには尾瀬の至仏山など、山々の景観が広がります。雄大です。天気は曇りでしたが、気分はすっきり晴天です。

谷川岳の全景
谷川岳山頂、左の頂上がトマノ耳、右がオキノ耳
谷川岳の隣に見える朝日岳、グレーの色彩が美しい


天神尾根ウォーキング

天神峠からは尾根を歩くコースの途中から天神平に下ることにしました。天神峠からの尾根は意外と急な岩の下り道です。ぬかるんでいるところも多く、登山用シューズを用意したほうがいいでしょう。途中、かっこいい岩場もあり、片道だけでも歩かれることをお勧めします。

天神尾根ウォーキングコースからの眺め
岩場からの谷川岳
空と山のグレーと紅葉の赤の対比が美しい
雲に煙る谷川岳山頂、神々しい渋さ


一ノ倉沢

谷川岳と言ったら、忘れてはならないのが一ノ倉沢。絶対に行きましょう。感動は谷川岳以上かもしれません。一ノ倉沢は日本三大岩壁の一つと言われており、それは見ごたえがあります。谷川岳には4つの沢があり、これらは氷河の浸食でできた谷だそうです。マチガ沢、一ノ倉沢、幽ノ沢、芝倉沢と続いています。
谷川岳ロープウェイ土合口駅から一ノ倉沢までガイドつき電気バスがありますが、乗車人数8人、1時間に1本ですので、あきらめたほうがいいです。一ノ倉沢まで片道3km程度ですので、歩きましょう。舗装された平坦な道なので、お散歩感覚で歩けます。

マチガ沢

一ノ倉沢までの中間地点にマチガ沢があります。正面に冠雪の谷川岳、谷を埋め尽くす紅葉。あまり期待していなかったのですが、失礼しました、素晴らしい紅葉です。紅葉としてなら、一ノ倉沢以上かもしれません。紅葉ピークにはもう少しといった感じでしたが、十分美しいです。
ここから第一見晴展望台に向かう登山道があります。1時間の登山らしいですが、谷川岳が眼前に迫る絶景が待っているそうです。次回、チャレンジしてみたいですねえ。


マチガ沢の全景
谷川岳から続く一面の紅葉が素晴らしい
マチガ沢からの谷川岳


一ノ倉沢

突如、目の前に巨大な岸壁が現れます。その大きさ、迫力に息をのみます。ウオーッ!スゴイ!絶句です。暫く立ち止まって見入ってしまうことでしょう。近づくにつれ、冠雪、岩肌、紅葉が醸し出す美しさを感じます。曇り空ではありましたが、冠雪と岸壁の荘厳な雰囲気にはピッタリなのかもしれません。望遠レンズでアップで見ると驚きの迫力です。写真を撮るのが楽しくなります。ここは超オススメ。絶対に来たほうがいいでしょう。
ここから幽ノ沢までの道は舗装されていないようですが、平坦な道だそうです。次回の楽しみとしましょう。

目の前に現れた巨大な岸壁、伝わるかな?(妻撮影≒妻グッジョブ!)
一ノ倉沢の全景
一ノ倉沢の麓から
岸壁のアップ、ゴツゴツ感がたまらない!



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