#最近の学び
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【読書コラム】ハマったゲームの世界に住んでいた記憶って、存在しないはずだけど、たしかに覚えているんだよね問題 - 『かつてそのゲームの世界に住んでいたという記憶はどこから来るのか』郡司ペギオ幸夫(著)
ゲームが好きだ。熱中すると時間が嘘のように溶けていくというか、もはや、ゲームの世界で生きているに等しくなってくる。 最近だとSwitchの『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』がヤバかった。あまりに面白過ぎて、休日は朝から晩まで、ノンストップでプレイしてしまった。さすがに仕事はサボらなかったが、頭の中はハイラルのことでいっぱい。あらゆる業務が疎かになっていた。 どちらが現実かわからなくなっていた。特にゲームの中でご飯を作ったり、労働したり、いろいろな人たちとコ
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【読書コラム】保守的になったのは年齢のせいだと思ってたけど、実は死ぬのが怖いからだった - 『なぜ保守化し、感情的な選択をしてしまうのか』シェルドン・ソロモン、ジェフ・グリーンバーグ、トム・ピジンスキー(著), 大田直子(訳)
いま、わたしは三十歳。ずっと新しいものが好きだと思っていた。でも、気づけば、なにをするのも定番ばかり。会う友だちも、食べるものも、見るものも、着るものも、出かける場所も……。すっかり保守的な人間になっていた。 なるほど、着実に歳をとっているのだろう。そう思った。というのも、人は年齢を重ねるにつれて保守化するものだから。 うちの親も他人の意見に耳を貸さなくなってきた。近所のスーパーではおばあちゃんがセルフレジに悪態をついていた。仕事で関わっていた九十代のおじいさんなん