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ギャンブル依存克服ガイド:ついやりすぎてしまう人へ

こんにちは、心理士のなべたです。

「ギャンブルがやめられない」
「負けた日に取り返したいと思う」
そんな日々を過ごしていませんか。

この記事ではギャンブル依存の改善法を解説します。
ギャンブル依存とうまく付き合うためのステップを踏み出しましょう。

参考にした書籍はこちらです。


ギャンブルとは

パチンコや競馬、オンラインカジノなどのギャンブルは、短期的にはお金を増やす可能性があるし、ストレス解消の一つの手段となるかもしれません。

しかし、ギャンブルが度を越してしまうと、様々な問題が生じます。
具体的には、借金などの経済的な損失を招く可能性があります。
また、家族からの信頼を失ったり、仕事や学業に影響を及ぼすことも考えられます。

このような問題が出た場合は、自分のギャンブルを見直す必要があります。

ギャンブル行動のきっかけを探る

一週間から一か月の間、自分のギャンブル行動に関する情報を集め、その中からギャンブルを始める「きっかけ」となる状況を見つけ出します。

ここで大切なことは、「きっかけ」にはギャンブルに直接つながる場面(パチンコ店の前を通る、休日前、ストレスなど)だけでなく、ギャンブルを可能にする状況、つまり「金銭的な余裕」がある状況も含まれます。
例えば、臨時収入が得られたときなどが該当します。

きっかけを見つけられたら、避けることができる「きっかけ」は避け、避けられない「きっかけ」には対処する策を考えてみましょう。

たどり着く方法を面倒にする

インターネットでの情報検索がギャンブルのきっかけになっている場合を考えてみましょう。

現在のネット広告は、利用者の検索履歴に基づいて関連情報を自動的に表示するようにプログラムされています。

それなら、ネット検索を少し手間に感じるようにすると良いでしょう。
つまり、自分が検索したいものを見つけるまでの時間を長くしたり、それを面倒に感じるようにすることが狙いです。

具体的な方法としては、スマホのデータ通信量を最小限にする、アプリやブラウザにロックをかけたり、アプリをホーム画面から非表示にしてアプリストアから開くように設定するなど、可能な限り手間がかかるステップを増やすことが重要です。

ギャンブルの代わりになる行動

ギャンブルの問題に直面している人たちは、自身の好きなギャンブル以外には興奮しませんし、喜怒哀楽の感情も抱きづらいです。

しかし、ギャンブルに没頭する日々から脱却し、ギャンブルをしない生活が増えるにつれて、さまざまな感情を感じるようになります。

こうした変化が見られ始めたら、運動や食事、以前楽しんでいた趣味など、ギャンブルの代わりとなる活動を増やしていってみましょう。

「感情を感じることができた」という経験がギャンブルの代わりにとられる行動に伴っているか観察してみてください。
感情的な体験の復活は、ギャンブルのやり過ぎからの回復の一つのサインかもしれません。

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